こんにちは。
野菜デモの鈴木です。
秋晴れですね。
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半年ぐらい前に慰安婦問題を題材にした「主戦場」という映画が話題になりましたよね。
これは慰安婦問題についてですけど
これと同じようなことをネトウヨさん達は仕掛けていると思うのです。
最近、ネット上で話題なのは
森ゆうこさん質問通告漏洩問題です。
知らない人が多いと思うので
時系列にするとこんな具合です。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
森ゆうこさんが国家戦略特区について質問するために
国家戦略特区ワーキンググループ座長代理の原英史さんに参考人招致依頼
↓
参議院の議事懇談会で原英史さんを参考人招致を決定
↓
内閣府が原英史さんに出席するか確認。そのために森ゆうこさんの資料を原英史さんに渡す
↓
原英史さんから、高橋洋一さんや池田信夫さんに森ゆうこさんの資料を漏洩
(但し、原英史さんに渡していない情報を高橋洋一さん発言)
↓
高橋洋一さんや池田信夫さんがネットで拡散。
↓
物凄い「森ゆうこさん叩き」が始まる
「森ゆうこさんは事実に基づかない質問を国会で取り上げようとしている」と一斉に攻撃
↓
原英史さんから、「出席できない」との連絡
↓
台風19号の被害のため、野党は予算委員会の延期を提案したが、与党は受け入れず
↓
森ゆうこさんの質問当日は時間の関係で予定していた一部の質問ができず
↓
森ゆうこさんの質問通告が漏洩していたことが問題に。(ネットで森ゆうこさんが質問していないことを高橋洋一さんや池田信夫さんが書いていたため)
↓
松井孝治さんがツイッターで省庁からの内部漏洩（ろうえい）した情報「質問バッター表」をツイッターでツイートをして問題に。松井さんは「官僚の相当数が連休中に働いていることがうかがわれる。きちんと正規の情報を開示した方が健全だ」とのコメントとともに期間限定で公開、すでに削除されている。内閣府の聞き取り調査に対し、松井氏は「匿名アカウントから送られてきた」。
↓
「森ゆうこさん叩き」の内容が変化
「森ゆうこさんの質問通告が遅れたから、台風だったのに官僚の人たちは帰ることが出来なかった」と一斉に攻撃
↓
森ゆうこさんの質問通告は、時間が遅れなかったことを与野党で確認される
↓
原英史さんが「自分は一般人なのに国家戦略特区で不正があったかのように名指しで批判された(野党合同ヒアリングなどで)」として森ゆうこさんに対する弾劾署名を始める
↓
国会で地方創生相「問題あれば責任取る」と答弁
国家戦略特区ワーキンググループ座長代理の原英史さんに参考人招致依頼
↓
参議院の議事懇談会で原英史さんを参考人招致を決定
↓
内閣府が原英史さんに出席するか確認。そのために森ゆうこさんの資料を原英史さんに渡す
↓
原英史さんから、高橋洋一さんや池田信夫さんに森ゆうこさんの資料を漏洩
(但し、原英史さんに渡していない情報を高橋洋一さん発言)
↓
高橋洋一さんや池田信夫さんがネットで拡散。
↓
物凄い「森ゆうこさん叩き」が始まる
「森ゆうこさんは事実に基づかない質問を国会で取り上げようとしている」と一斉に攻撃
↓
原英史さんから、「出席できない」との連絡
↓
台風19号の被害のため、野党は予算委員会の延期を提案したが、与党は受け入れず
↓
森ゆうこさんの質問当日は時間の関係で予定していた一部の質問ができず
↓
森ゆうこさんの質問通告が漏洩していたことが問題に。(ネットで森ゆうこさんが質問していないことを高橋洋一さんや池田信夫さんが書いていたため)
↓
松井孝治さんがツイッターで省庁からの内部漏洩（ろうえい）した情報「質問バッター表」をツイッターでツイートをして問題に。松井さんは「官僚の相当数が連休中に働いていることがうかがわれる。きちんと正規の情報を開示した方が健全だ」とのコメントとともに期間限定で公開、すでに削除されている。内閣府の聞き取り調査に対し、松井氏は「匿名アカウントから送られてきた」。
↓
「森ゆうこさん叩き」の内容が変化
「森ゆうこさんの質問通告が遅れたから、台風だったのに官僚の人たちは帰ることが出来なかった」と一斉に攻撃
↓
森ゆうこさんの質問通告は、時間が遅れなかったことを与野党で確認される
↓
原英史さんが「自分は一般人なのに国家戦略特区で不正があったかのように名指しで批判された(野党合同ヒアリングなどで)」として森ゆうこさんに対する弾劾署名を始める
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国会で地方創生相「問題あれば責任取る」と答弁
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いまも森ゆうこさんはガンガンと批判されています。
本来の問題は「国家戦略特区はいかに恣意的に運用されていたか」ということです。
安倍さんは「オープンの場で議論している。議事録を公開している」
と、答弁していましたが、実態はそんなことははまったくなく
議事録は公開したり公開されなかったり
それより以前に議事録自体を作成していないケースも多々あり
その場合は「打ち合わせ」だと称しているのだけど
「打ち合わせ」と「ヒアリング」を都合よく使い分けているのです。
もっと言えば、審査する側に竹中平蔵さん達がいるのに
申請も竹中平蔵さん達が出来る仕組みになっているのです。
そういうケースは提案者の名前が伏せられているのです。
なぜかと内閣府に問うと、
「岩盤規制を壊すためには妨害される可能性があるから非公開する」
と答えます。
こんなの、どう考えてもオカシイでしょ？
提案者も、決定するプロセスも、いまや誰が承認したかも曖昧…。
だから、森ゆうこさんは国家戦略特区ワーキンググループの
座長代理の原英史さんを参考人招致しました。
今もネトウヨさん達は森ゆうこさんを猛攻撃しています。
もしかしたらその中には「小さなホント」があるのかも知れません。
それを誇張して、拡散することによって
まるで「国家戦略特区の追及」そのものが
インチキだというイメージを植えつけようとしています。
論理のすり替えで、もう一つ巧妙なのは
身近な問題にすり替えていく手法です。
野党は、質問通告の漏洩問題を
「国会の質問権の侵害だ」と訴えました。
対して、ネトウヨさん達は
「森ゆうこさんの質問通告が遅れた。
だから台風が来ていたのに官僚の人たちは変えられなかった」
と攻撃しました。
参議院で「遅れていない」ことは確認されていますし、
強引に予算委員会を開いのは与党と言うか
安倍内閣なので
全くのデタラメなわけですが
ネトウヨさん達の方がイメージしやすいです。
テレビでは台風被害の映像が流れているので
それなのに帰らなかった官僚の人たちが可愛そうと
共感するが人が多い気がします。
これはネットの世界だけではなく
実社会に影響を与えているのではないでしょうか。
例えば、野党の審議拒否です。
与党が何ヶ月も国会を開かないことはスルーするのに
野党が審議拒否をすると
「野党は審議拒否して税金の無駄使いしている」
とものすごい勢いで叩き出します。
審議拒否を野党側にとっては一つの作戦なわけですが
これによって「審議拒否イコール野党のズル休み」
というイメージが出来上がってしまっているために
なかなか審議拒否出来ない状況になっていると見えます。
こういうことは自然発生的なものとは思えないのです。
末端の人たちはオッサンだったりするんでしょうけど
司令塔のようなものがあるのではないでしょうか。
電通や、自民党ネットサポーターズクラブとか。
今回の質問通告漏洩問題で表に出ているのは
虎ノ門ニュースや原英史さん、高橋洋一さん、池田信夫さんなどですが
その後ろにはちゃんとした組織があって
その人達が
世論形成をするたに仕事をしていると思えるのです。
いま、ネトウヨさんのツイートをみると
ほぼほぼ安倍さんを応援するツイートは見かけません。もっぱら
・野党叩き
・韓国叩き
・表現の不自由展叩き
です。
安倍内閣を支持する理由に
「他にいない」
というが大抵1位なわけですが
この戦略が成功いるからではないでしょうか。
話は少し変わりますが
韓国のホワイト国から除外したのは
参議院選挙前に決定したということがありました。
これによって、自民党の負けが少なくなった
という分析もあります。
野党叩きや韓国叩きをして
「他にいない」という世論形成に対して
カウンターしていくことが大切だと思うのです。
もちろんリベラル側の人達も
すごく頑張っていて拡散もとてもされているのだけど
結果から見ると
他の工夫が必要ではないでしょうか。
