鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ガンバ戦レビュー

2012年09月30日 | Weblog
【J1:第27節 G大阪 vs 鹿島】レポート:残留を争う両者の対決は2-2の引き分け(12.09.30)
9月29日(土) 2012 J1リーグ戦 第27節
G大阪 2 - 2 鹿島 (16:03/万博/14,163人)
得点者:9' レナト(鹿島)、25' レアンドロ(G大阪)、38' ドゥトラ(鹿島)、90'+2 レアンドロ(G大阪)


ここ2試合、スタートからハイペースの、先手をとったゲームが続いていたG大阪だが、この日は立ち上がりから鹿島アントラーズの激しいプレスに手こずる展開。その勢いの差が結果に出る形で9分に鹿島FWレナトに先制ゴールを許してしまう。だが、この失点で目が覚めたのか、それ以降は、徐々にポゼッションを高めながらの早いパスまわしで、いつものG大阪らしい攻撃を仕掛け、積極的にゴールを目指す。23分にはG大阪が絶好の同点のチャンス。鹿島のGK曽ヶ端準のパスミスを奪い、そのGK曽ヶ端と1対1の状況を作り上げたFWレアンドロが好機を迎えるが、素早く体制を立て直したGK曽ヶ端を抜ききれずにチャンスをふいにしてしまう。

先制後、やや守勢にまわった鹿島は、G大阪のパスまわしに粘り強く対応しながら堅守を展開。4-2-3-1の布陣もG大阪の中盤に圧力をかけるという意味で効力を発揮し、攻守にバランスのいい形で試合を進める。だが、先に書いたレアンドロの決定的なシーンもなんとかやり過ごし、体制を立て直したかに見えた3分後、同点ゴールを許してしまう。決めたのはG大阪のFWレアンドロ。右サイドのDF加地亮からのスローインを受けたMF二川孝広がペナルティエリア付近でヘディングで後ろにそらしたボールを、FWレアンドロが狙い澄ましたボレーシュート。ボールはきれいにゴールへと吸い込まれ、試合を振り出しに戻す。余談だが、このゴール後には、2日前に誕生したFWレアンドロの長男、レアンドロ・フィリオくんの誕生を祝う“ゆりかごダンス”。その後もお祝いムードにも後押しされるかのように、G大阪の攻撃が加速し、追加点を狙いにかかる。だが、なかなかゴールがこじ開けられない。31分にはFWレアンドロがドリブルによる突破から抜け出し左足でシュートを放つも、鹿島守備陣にクリアされてしまう。それによって得た右コーナーキックのチャンスでも、ファーサイドにつめたDF今野泰幸のヘディングシュートはやや浮いてしまい、ゴールを捉えられない。「畳み掛ける攻撃を仕掛けなければいけない」。試合前、そう話していたのはG大阪のMF家長昭博だが、相手の堅守もあってそれがフィニッシュへと繋がっていかず、G大阪ファンにとっては焦れる時間が続く。

そんな中、均衡を破るゴールをこじ開けたのは鹿島だった。38分、FW大迫勇也のパスを受けたFWレナトがペナルティエリア付近からミドルシュート。一度はGK藤ヶ谷陽介が弾きかえすも、前に大きくこぼれたボールにFWドゥトラがすかさず詰めてゴールを決め、再びリードを奪う。

1-2のビハインドを負って迎えた後半。G大阪はMF阿部浩之に代えてケガから復帰したFW佐藤晃大を投入。前線を1トップから2トップに変えてポイントを増やし、反撃に出る。だが、リードを奪った鹿島の堅守は安定を増すばかり。しかもがっちりと引かれた守備を崩すための攻撃の策も乏しく、なかなか効果的な仕掛けが見られない。それはMF大森晃太郎、MF倉田秋を投入後も変わらずで、どこかちぐはぐで、噛み合ない攻撃が続く。

対する鹿島は、MF遠藤康の投入に始まって、残り15分強となったところでMF本山雅志とDF昌子源を同時に投入。リードを守り切ろうという狙いが感じられる選手交代によって、攻守のバランスを保ちながら安定した試合運びをみせる。そんな鹿島の堅守が光る中で迎えた4分のアディショナルタイム。残り15分を切ってから全くと言っていいほど効果的な攻撃を仕掛けられていなかったG大阪だが、92分を過ぎたところで右サイドでボールを受けたDF加地が、「巻いたボールではなく、伸びるボールを意識した」という狙いをもったクロスボールが、ニアの鹿島DF陣の頭をかすめてファーサイドへ。それを左ゴール前で受けたFWレアンドロが見事なトラップから左足でゴールを決め、土壇場で同点に追いつく。

結果、残留を争う両者の対決は2-2の引き分けで終了。ともに勝点1を積み上げるにとどまったが、今節の結果により『残留争い』はより混戦状態に。今後の戦いにおいて、この日積み上げた両者の『勝点1』がどんな影響を与えるのかも含め、ますます目が離せそうにない。


以上
2012.09.30 Reported by 高村美砂


今節の結果によりJ1残留争いは混戦状態と申すガンバ目線のレポートである。
これに関しては異論がある。
ガンバが勝ち点3を勝ち得ておれば、混戦であったであろう。
しかしながら、ホームの下位チームが勝ち点1を分け合った状況を考慮すれば、ガンバ的には残留に水を差されたと言っても過言ではなかろう。
鹿島としては危険な勝ち点に引き込まれるところを踏ん張り、逆にガンバは降格ゾーンに取り残されたという結果である。
それはさておき、鹿島としてはほぼ手中に収めておった勝利がアディショナルタイムの失点でこぼれ落ち、悔しい引き分けとなった。
とはいえ、中盤の守備を修正した結果、ガンバの攻撃を抑えることに成功した。
ピンチらしいピンチは遠藤ヤットのミドルくらいではなかろうか。
確かに2失点は喫したものの、それは不用意な事故であったように見える。
そして、前節は機能不全であった攻撃が、大迫の連動性が2得点を奪い取ることに繋がった。
この布陣を突き詰め、負けない戦いを今季は続けて欲しいところ。
ヒゲくんが90分持つようになり、中田コが戻る時を待てば、守備は更に安定するであろう。
今は耐える時。
それを実感した試合であった。

シャルケ・篤人、不出場

2012年09月30日 | Weblog
親友”移籍を寂しがる内田「あいつがいなくなってマジで動かない」
ブンデスリーガ シャルケ2-2デュッセルドルフ (9月28日)


デュッセルドルフ戦でベンチ入りしたが、出場機会はなかったシャルケの内田
Photo By 共同


 シャルケのDF内田篤人は28日、敵地のデュッセルドルフ戦でベンチ入りしたものの出場機会がなかった。

 2試合ぶりに出番がなかった理由は「戦術的なこと。納得している」とステフェンス監督から直接説明を受けたという。仲がいいサウサンプトンDF吉田が結婚。「素直にうれしいですよ」と祝福しながらも「俺、あいつがいなくなってマジで動かない。ソファーの座っているところがへこんできたもん」と毎週のように会っていた親友の移籍を寂しがった。

[ 2012年9月30日 07:53 ]

不出場に終えたシャルケの篤人である。
監督から戦術的な理由で外されたと説明を受けておるとのことで、体調に問題は無い様子。
また、仲の良かった吉田麻也の移籍と結婚で、家で動かなかったと笑い話を披露しており、メンタル面も良さそうである。
今週のCLでは出番があるのであろうか。
ミッドウィークも楽しみである。

植田くん、優勝へ王手

2012年09月30日 | Weblog
[プリンスリーグ]鹿島入り内定の植田V弾!大津がV王手:九州1部第13節延期試合
高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プリンスリーグ九州1部

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プリンスリーグ九州1部は29日、延期されていた佐賀東高(佐賀)対大津高(熊本)戦を行い、首位の大津が2-1で勝利。大津は連勝を11へ伸ばすとともに、2位・筑陽学園高(福岡)との勝ち点差を残り4試合で11へ広げ、優勝へ王手をかけた。

 大津は0-0の後半17分にFW荒木晃大が先制ゴール。さらに3分後の20分には鹿島アントラーズ加入内定のU-19日本代表CB植田直通が加点した。佐賀東は23分にMF{東悠太のゴールで1点を返したが、逃げ切った大津が勝ち点3を加えている。

 残りの5試合は7月16日に行われた。秀岳館高(熊本)はFWパブロ・ヤン・フェレイラの先制ゴールなど4-0で鹿児島実高(鹿児島)に勝利。鹿児島城西高(鹿児島)は後半10分にMF前屋直志が先制PKを決めると、その後も2点を加え、長崎日大高(長崎)に3-0で勝った。

 日章学園高(宮崎)と対戦した筑陽学園高(福岡)はMF片岡勇輔とMF瓜生紘大、MF金森健志のゴールによって前半を3-1で折り返すと、後半にも3点を加えて6-1で勝った。九州国際大付高(福岡)は後半2分に交代出場のFW中野愁が先制ゴールを決めるなど2-0で神村学園高(鹿児島)に勝利。大分トリニータU-18(大分)はFW國分伸太郎の2発によって東海大五高(福岡)に2-1で競り勝った。


自身のゴールで優勝へ大手をかけた大津高校の植田くんである。
これは重畳。
攻撃力も兼ね備えた大型CBの加入は本当に喜ばしい。
CBに負傷者の相次いで折る鹿島で今すぐにでもプレイして欲しいところ。
とはいえ、植田くんには高校時代にしか得られないタイトルを奪い取って欲しい気持ちがある。
このプリンスリーグ九州を獲り、そして冬の高校選手権に挑むのだ。
植田くんの躍動に期待である。

ガンバ戦コメント・報道

2012年09月30日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第27節


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
守備の安定性を求めて戦った。対戦相手のG大阪は中盤の構成力があるので、そこをしっかりとして攻守の早い切り替えを意識させた。それは全員が良くできたと思うし、先制しリードできた。

最後に相手が前に出てくる、ロングボールで来ることは当然のことだし、我々にとって不幸だったのは、G大阪にレアンドロがいたことだと思う。

勝点3を持って帰られる状況だったのが、勝点1で帰らざるを得なくなったことで敗戦のような気分だが、守備面で全員が気持ちを統一できたことなど収穫は多い試合だった。

次節はホームでの試合だが、今季4試合ほどホームゲームを落としている。これは鹿島にしてはあり得ないことだし、残りのホームゲームはしっかり勝って、できるだけ順位を上げ、ナビスコカップ、天皇杯とタイトルを狙っていきたい。





【本山 雅志】
勝っていた試合だから、引き分けは納得できない。もっと上手く時間を使えば良かった。反省している。サコに負担がかかるけどボールも収まるし、4-2-3-1は手応えを感じている。自分たちは自力で上にいけるので切り替えたい。しっかり走って次の試合に備えたい。

【小笠原 満男】
残り時間を守るとか、そんなに割り切ったわけではないが、作戦上のことは言えない。勝ち点3を取りたかった。


2012年09月29日(土)

本日行われたJ1第27節 G大阪戦は2-2のドローに終わりました。

【J1:第27節 G大阪 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.09.29)
9月29日(土) 2012 J1リーグ戦 第27節
G大阪 2 - 2 鹿島 (16:03/万博/14,163人)
得点者:9' レナト(鹿島)、25' レアンドロ(G大阪)、38' ドゥトラ(鹿島)、90'+2 レアンドロ(G大阪)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):


Q:4-2-3-1というシステムで臨んだ試合。途中、遠藤選手を入れるなど守備を重視した試合に見えた。監督が思う機能は果たしましたか?
「チームとしてやろうとした狙いは、しっかり全員が意識して出来たと思います。その狙いとしては、2トップでやると守備がおろそかになり、そこから相手に主導権を握られたり展開される試合が多かったので、中盤の人数を増やして前の人数を減らすという選択をしました。それによって選手たちに、まずは守備の安定を求めました。
ガンバは平均年齢も高く、経験豊富なチームでしたし、中盤の構成力が非常に高いので、中盤の選手を自由にするといろんな形を作られてしまう。うちはまずはそこをしっかり抑えて背後のスペースをうまく使って行くということを考えました。それがうまく形には繋がっていたんですけど、最後は相手のホームですし、ロングボールを蹴ってそのセカンドボールを狙ってくるのはわかっていました。ただ、フリーにさせたらいけたらいけない、得点の嗅覚を持っているレアンドロ選手を2度もフリーにさせてしまうということから失点するという、残念な結果になりました。ただチームとして同じ意識で、同じ連動性の下でやれたのは非常に良かったんじゃないかと思います」


以上

【J1:第27節 G大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.09.29)
●本田拓也選手(鹿島)
「交代は足をつったからお願いしました。ゲームプランとしては良かったけど1点目の獲られ方が悪かった。全体的に守備も良かったし、スライドも出来ていた。ただ苦しい時間帯で集中力が切れてしまった」

[ J1:第27節 G大阪 vs 鹿島 ]

前半開始から間もない9分、大迫勇也の突破からレナトがテクニカルなシュートを決めて鹿島が先制した。レナトは今季2ゴール目。

[ J1:第27節 G大阪 vs 鹿島 ]

レアンドロ(G大阪)のゴールで同点に追いつかれた鹿島は38分、レナトの強烈なミドルシュートを藤ヶ谷陽介がこぼしたところにドゥトラがつめて勝ち越しゴールを決めた。ドゥトラは今季3ゴール目。


鹿島・ジョルジーニョ監督「レアンドロを2度もフリーにしてしまった」
 J1第27節が29日に行われ、敵地に乗り込んだ鹿島アントラーズは、ガンバ大阪と2-2で引き分けた。前半9分にレナトが決めて先制した鹿島だったが、同25分にレアンドロに同点ゴールを許す。同38分にドゥトラが決めて勝ち越すが、試合終了間際にレアンドロに再び同点ゴールを決められた。鹿島はリードを守りきれず、リーグ戦3試合ぶりの白星はならなかった。

以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。

――4-2-3-1というシステムで臨み、守備を重視した試合に見えた。監督の狙い通りだったのか?

 チームとしてやろうとした狙いは、しっかり全員が意識してできたと思います。その狙いとしては、2トップでやると守備がおろそかになり、そこから相手に主導権を握られたり展開される試合が多かったので、中盤の人数を増やして前の人数を減らすという選択をしました。それによって選手たちに、まずは守備の安定を求めました。

 ガンバは平均年齢も高く、経験豊富なチームでしたし、中盤の構成力が非常に高いので、中盤の選手を自由にするといろんな形を作られてしまう。うちはまずはそこをしっかり抑えて背後のスペースをうまく使っていくということを考えました。それがうまく形には繋がっていた。最後は相手のホームですし、ロングボールを蹴ってそのセカンドボールを狙ってくるのはわかっていました。ただ、フリーにさせたらいけない、得点の嗅覚(きゅうかく)を持っているレアンドロを2度もフリーにさせてしまい、失点するという、残念な結果になりました。ただチームとして同じ意識で、同じ連動性の下でやれたのは非常に良かったんじゃないかと思います。


取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年9月29日 20:20 ]


レアンドロ2発のG大阪、終了間際に追いつき鹿島とドロー
[9.29 J1第27節 G大阪2-2鹿島 万博]

 12位鹿島アントラーズは敵地で勝ち点5差の16位ガンバ大阪と対戦し、2-2で引き分けた。2度リードするもその度に追いつかれ、勝ち点1を手にするに留まった。降格圏の16位G大阪とは勝ち点5差のまま、13位へ順位を落とした。一方のG大阪は、救世主・FWレアンドロが2得点の活躍。終了間際のロスタイム2分には劇的な同点弾を決めた。8戦11得点と結果を残しているレアンドロが出場した試合は、4勝4分と無敗を誇っているものの、降格圏の16位から脱出できずにいる。

 前半9分、先手を取ったのは鹿島だった。ゴール正面でのパス交換から敵陣へ仕掛ける。FW大迫勇也がMFドゥトラとワンツーで切れ込み、右サイドへ横パス。PA手前右でこれを受けたMFレナトが左足シュート。ゴールへパスをするような柔らかなボールはゴール左へ吸い込まれた。鹿島が1-0と先制に成功した。

 その後は相手のミスを突き、G大阪が仕掛ける。GK曽ヶ端準からDFラインへのパスをFWレアンドロがカット。PA内へドリブルで持ち込み、シュートを放つが必死に戻った曽ヶ端がクリア。得点にはつながらなかった。それでも前半25分に同点弾。DF加地亮の右サイドスローインをニアサイドのMF二川孝広が頭で落とす。拾ったレアンドロがゴール正面から右足ボレーを叩き込んだ。1-1に追いついた。

 しかし前半38分に鹿島が2度目の勝ち越しゴール。左サイドから放ったMFレナトのシュートをGK藤ヶ谷陽介が弾いたものの、前へこぼしてしまう。走り込んできたドゥトラが右足で流し込んだ。鹿島が2-1とリードに成功。G大阪はDF岩下敬輔のシュートがポストを叩くなど、惜しいシーンがあったものの、追いつくことはできずに前半を折り返した。

 後半に入り、G大阪は選手交代。MF阿部浩之に代わって、FW佐藤晃大を送った。同3分にはFW家長昭博が右サイドから仕掛ける。パスを受けた二川が落とすと、最後はMF遠藤保仁がシュート。枠を捉えるも曽ヶ端が好セーブ。同9分には鹿島が決定機。PA右へ仕掛けた大迫のシュートはポスト右を叩いた。一進一退の攻防が続く。

 後半11分に鹿島はドゥトラに代えて、MF遠藤康を投入。同14分にはG大阪が2人目を交代し、二川に代わって、MF大森晃太郎が出場した。後半17分にはG大阪に決定機。正面から突破を仕掛けた家長がDF岩政大樹に倒される。PAわずかに手前の位置でFKを獲得した。キッカーを務めたのは遠藤。しかしクロスバー上へ大きく外れた。同28分には最後の交代カードを切り、家長に代わってMF倉田秋をピッチへ送った。

 1点のリードを守り切りたい鹿島はG大阪の攻撃をしのぐ。後半29分には2選手を同時に交代。MF本田拓也とレナトに代えて、DF昌子源とMF本山雅志をピッチへ送った。全員で守備に奮闘する。相手のサイド攻撃をことごとく跳ね返し、昌子は果敢なスライディングでストップするなど守備に駆け回った。

 しかし後半終了間際のロスタイム2分、G大阪を“救世主”が救った。加地の右クロスはゴール正面のDFがクリア。こぼれを拾ったファーサイドのレアンドロが胸トラップから素早く右足を振り抜いた。これがゴール左上へ突き刺さり、G大阪が2-2に追いついた。これまで7戦9発の活躍をみせているレアンドロが出場した試合は、4勝3分と無敗を誇っていたが、この日も“不敗神話”を継続。G大阪が土壇場で追いつき、2-2の引き分けで試合は終了した。

 試合後、G大阪の松波正信監督は「勝たなきゃいけないゲームだった。そんななかで最後の最後で追いついたというのはポジティブに捉えたいと思う」とコメント。「1試合1試合気持ちを込めたゲームをすれば結果はついてくると思うので頑張っていきたい」と力を込めた。

【鹿島】残り1分…同点弾許す/J1
<J1:G大阪2-2鹿島>◇第27節◇29日◇万博

 鹿島が残り1分で勝利を逃した。今季初めて4-5-1の新システムで臨んだ一戦。前半9分にMFレナト(28)が絶妙のミドルシュートで先制。一時は同点に追いつかれたものの、前半38分に相手GKのミスを見逃さずに、MFドゥトラ(24)が勝ち越しゴール。その後は落ち着いた試合運びで、勝利はあとわずかだった。

 しかし後半47分に、G大阪の点取り屋レアンドロを一瞬だけフリーにしてしまい、同点弾を与えてしまった。ジョルジーニョ監督は「全員が連動性をもってやれたことは良かったが。レアンドロを2度もフリーにしてしまった」とガックリ。
 [2012年9月29日20時2分]

鹿島「G大阪対策」は奏功もJ1残留争いに

サポーターに挨拶する小笠原ら鹿島イレブン=万博記念競技場(撮影・山田喜貴)

 J1第27節(29日、G大阪2-2鹿島、万博)終了間際に追い付かれた鹿島だが、ジョルジーニョ監督の講じた「G大阪対策」は効果を発揮した。小笠原、本田を守備的MFに据えた「4-2-3-1布陣」で中盤を厚くし、相手の強みである遠藤、二川らMFに目立った仕事をさせなかった。

 ただし、これで3戦白星がなく、J1残留争いに巻き込まれることは必至だ。それでも指揮官は「チームでやろうとしていたことに対して、全員が同じ意識でやれたことは非常に良かった」と収穫を強調した。(共同)


前半、鹿島・ドゥトラのゴールで1-2とする=万博記念競技場(撮影・山田喜貴)

鹿島 2度のリードを守れずドロー…13位に転落
J1第27節 鹿島2―2G大阪 (9月29日 万博)


<G大阪―鹿島>前半、先制ゴールを決める鹿島・レナト(中央)
Photo By 共同


 鹿島は終了間際の失点で勝利を逃し、13位に転落した。2―1の後半ロスタイムに左クロスから痛恨の失点。システムを従来の4―4―2から4―2―3―1に変更したが、守備重視の布陣も実らなかった。

 2度のリードを守れず、本山は「最後はサイドでボールをキープして時間を使うとか、はっきりしたプレーをすれば良かった」と唇をかんだ。あす10月1日に親会社の住友金属が新日鉄と経営統合。住友グループ伝統の井桁マークをユニホームに着けて臨む最後の一戦を白星で飾れなかった。
[ 2012年9月30日 06:00 ]

後半ロスタイム被弾で引き分け!未知の残留争い…鹿島
 ◆J1第27節 G大阪2―2鹿島(29日・万博記念競技場) クラブ史上初のJ1残留争いが現実味を帯びてきた。鹿島は1点リードで迎えた後半ロスタイム、G大阪FWレアンドロに同点弾を食らい、痛恨のドロー。J2降格圏となる16位G大阪までの勝ち点差5は変わらないが、3試合連続未勝利(1敗2分け)で順位は13位に後退した。主将のMF小笠原は「勝ち点3を持って帰りたかった」と苦渋の表情で明かした。

 この日は、従来の4―4―2から「守備の安定を求めて」(ジョルジーニョ監督)4―2―3―1に変更した。国内最多の主要タイトル15個を奪ってきた主導権を握るサッカーから、守備重視のなりふり構わない姿勢で臨んだが、2失点。MF本山は「まだ自力で残留できる。(勝ち点を)取り返したい」と闘志。残り7試合。常勝軍団に、経験したことのない重圧が降りかかってくる。

(2012年9月30日06時01分 スポーツ報知)

誰もが疑問に思ったヒゲくんの交代は本人が足を攣ったため直訴したとのこと。
ここで、守備のコマが経験の浅い源だけだったのは痛かったが、源は良くやっていたように思える。
本山の申すように、残り時間の少なくなったところで、もう少し老練に時間稼ぎをするプレイを選択することも有りだったようには思える。
とはいえ、前節で攻撃力が爆発した相手に対し、敵地にてのドローを良しと考える以外になかろう。
何でも無いロングボールのこぼれ球の先に決定的する助っ人が待っていた運の悪さについて述べても仕方が無い。
中盤を抑えるという意図は成功したし、1TOPの大迫も2得点共に絡んでおった。
この方針を貫くことは悪くない選択だと思う。
ホームで戦う次節こそが重要である。

神戸・野沢、無念の逆転負け

2012年09月30日 | Weblog
【J1:第27節 神戸 vs C大阪】試合終了後の各選手コメント(12.09.29) 9月29日(土) 2012 J1リーグ戦 第27節
神戸 2 - 3 C大阪 (14:03/ホームズ/12,868人)
得点者:7' 小川慶治朗(神戸)、17' 相馬崇人(神戸)、22' シンプリシオ(C大阪)、73' シンプリシオ(C大阪)、81' 枝村匠馬(C大阪)

●野沢拓也選手(神戸)
「ここ何試合かは先制点を取れても、本当に自分たちの責任で逆転されて。本当に反省しないといけない部分でもありますし、前半あれだけみんながハードワークしてやった中で2点取れたけど、結局、後半になって相手が人数1人少ない中で逆転されてしまったというのは強く反省しなくてはいけない部分でもある。サポーターに申し訳ないと思います。
(Q:ハードワークが続かないのはスタミナの問題か?)
そういう訳ではないです。みんな本当にハードワークする選手が揃っているチームですし、いい選手がいる中で結果が出ないのは悔しい面もある。勝っている中で自分たちがゲームをコントロールできればという場面もありましたし、後半に相手が1人少なくなった時に相手に足を使わせられる時間があった中で、自分たちが受けて立ったせいでああいう形になってしまったと思う。もっと選手1人1人が前からもっといけば、相手のミスも誘えましたし。同じことを繰り返してしまったことは反省しないといけない」


2点先行も逆転負けを悔やむ神戸の野沢である。
相手に退場者が出た状態から、ホームで2失点しては、無念の気持ちは大きいであろう。
とはいえ、2点目のアシストを記録しており、野沢本人としては調子は悪くない様子。
野沢の攻撃力を活かすチーム作りを重ね、上昇気流に乗って欲しいところ。
気持ちを折らさず頑張って欲しい。

山村、日常生活は問題ない

2012年09月29日 | Weblog
離脱中の鹿島・山村が練習を開始「早く復帰したい」
 約1カ月前となる8月25日のJ1アルビレックス新潟戦で、相手選手ともつれながら倒れた際に鎖骨を骨折し戦線を離脱していた鹿島アントラーズの山村和也が、今週からボールを使った練習に取り組んでいる。

 24日の月曜日に精密検査を行い「骨は全然付いていなかった」という状態だったが、すでに日常生活にはほぼ問題がないとのこと。「そんなに激しい運動はできない」ながらも、軽いランニングやトレーナーと2人でボールを蹴るなど、順調な回復ぶりをうかがわせた。本人も「なるべく早く復帰したい」と、年内のリーグ戦での復帰を目標とする。

 同じく戦列を離れていた中田浩二も予想以上の回復を見せている。2人のけがによって、センターバックの層が薄くなった。チームの成績も落ち込んでいるいま、彼らの早期復帰が望まれている。


取材・文:田中滋
[ スポーツナビ 2012年9月29日 11:11 ]


順調な回復を見せる山村である。
山村と中田コの負傷離脱が、守備の不安定の一因であることは否めまい。
一日も早い復帰をお願いしたいところ。
とはいえ、山村はまだ若きプレイヤーである。
プレイすることも重要であるが、精神的成長もまた重要である。
この負傷を乗り越えることにより、大きく成長するのではなかろうか。
一回り大きくなって、戻ってくるであろう山村に期待である。

伝説のスカウトマン・平野勝哉氏

2012年09月29日 | Weblog
サッカー秘話満載!“原石”発掘しJリーグへ…伝説スカウトマン平野勝哉さんのキャリアつづる
2012.9.29 18:00


サッカーのスカウトについて語る平野勝哉さん=鹿嶋市粟生

 サッカーJ1鹿島アントラーズで長年、スカウトとして活躍し、獲得に関わった多くの選手が日本代表(年代別を含む)に選ばれるなど、その実績から「伝説のスカウトマン」と呼ばれている平野勝哉さん(69)。今年6月、選手獲得競争の最前線についてつづった「サッカースカウトマン」(出版芸術社)を出版した。日本のサッカーを裏で支えるスカウトの仕事とは。平野さんに聞いた。(水戸支局 田坂定康)

 ◇日本サッカーの発展支えた35年

 昭和36年に住友金属工業に入社し、35年のスカウトキャリアのうち30年以上を鹿島と前身の住友蹴球団で過ごしてきた平野さん。

 「スカウトはその子の人生を預かると同時にクラブの人生預かる。両方の将来を預かっている立場で責任は重大」

 全国を飛び回り、年間300試合以上観戦。長い時間をかけて選手を追いかけ、見極め、学校の教員や両親と交渉する。その結果、選手から「お願いします」と言われたときの喜びは格別だ。

 一方で、獲得した選手がけがで出場できなくなったり、さらに多くの試合出場を求めて移籍したりしたときには「寂しいという思いと、誘わなければよかったのかもしれない、この子の人生を狂わせてしまったのかもしれないとの思いに駆られる」。中には能力は高いが、精神面が弱く、実力を発揮できず、ほとんど試合に出られないまま退団してしまった選手も。「性格を見抜けなかった。やはり見極めは難しい」

 また、「補強が補充になってしまったらそのスカウトは失敗」とも。補強によりチームは活性化しないといけない。鹿島では年度の初めに補強のポジションを決め、その中でナンバーワンの選手を勧誘する。対象の選手に来てもらえなかったらそのポジションは諦める。

 オール・オア・ナッシング。自分の仕事でチーム力が決まってしまう。「相当なプレッシャーがあった」と振り返る。

 ◇小野獲得断念…10年間悩む

 専任スカウトになった平成9年、小笠原満男選手や本山雅志選手らとともに小野伸二選手(現清水エスパルス)も獲得候補に挙がっていた。だが、「静岡の選手だから静岡以外のクラブは難しいのではないか」と判断し、断念した。結局、小野は浦和レッズに入団。後で聞いた話だと「ジーコの下で一度やってみたかった」と話していたという。「もっと頑張るべきだったかな」と当時を思い出す。

 「いい選手が他のチームに行くと10年は悩まされる。敵に回したらやっかいだよ」

 一方、「スカウトの仕事は正直大変。家に帰ってきたら犬にほえられ、子供に泣かれ、妻には文句を言われる」とぼやくが、「やりがいのある面白い仕事なのは間違いない」。

 そこにはスカウトがクラブにとって重要なポジションであり、日本サッカーの発展の要であるという確固たる思いがある。スカウトを引退した今も、若手へこう激励する。

 「いかなる努力も怠ってはいけない。一つでも多くの才能に出会うために」

 ■ひらの・かつや 大阪府出身。高校卒業後、住友金属工業に入社。鹿島アントラーズFC設立後は球団次長、球団部長を歴任。平成9年にスカウト担当部長に就任し、小笠原満男選手や岩政大樹選手らを獲得。18年に定年退職。19年、モンテディオ山形の強化育成アドバイザーとしてスカウト業務復帰。22年退任。69歳。


伝説のスカウトマン・平野氏がニュースになっておる。
彼のプロ意識・責任感が若き選手を鹿島に誘い、成長させ、そして強くなっていった。
そんな平野氏も小野を諦めたことだけは無念と思っておる様子。
後に小野には苦汁を飲まされ続けただけに、彼を引き入れることが叶っておれば歴史は異なっておったであろう。
とはいえ、どのような偉人にも失敗はある。
小野一人の失敗以上に多くの選手が鹿島の門戸を叩いてくれた。
それだけで十分であろう。
これから、多くの才能を持つ若者が鹿島へ加入してくれよう。
それは、平野氏が道を切り開いてくれたからに他ならぬ。
改めて感謝の意を述べよう。
本当にありがとう。

住金マーク最終試合に結果を

2012年09月29日 | Weblog
鹿島「住金」最後の一戦 地元・大阪で有終の美を 小笠原「結果で応えたい」
 鹿島が節目の一戦で必勝を期す。来月1日に親会社の住友金属が新日鉄と経営統合するため、29日のアウェーG大阪戦は住友グループ伝統の井桁マークをユニホームに着けて臨む最後の一戦となる。

 前身の住友金属蹴球団が発足した47年から55年間もの間、左袖に刻まれてきた社章は国内15冠の全タイトルを見届けてきた。

 10月からは新会社・新日鉄住金の青を基調とした社章に変更されることが内定。くしくもG大阪戦は住友金属蹴球団が生まれた大阪が舞台となる。現在12位に低迷しており、負ければクラブ史上初のJ1残留争いに巻き込まれる崖っ縁の大一番。小笠原主将は「今の順位は不本意。親会社やサポーターの支えがあってサッカーができている。それを感じながらプレーして、結果で応えたい」と力を込めた。

[ 2012年9月29日 08:27 ]

小笠原、住金の最終戦必勝「結果で応えたい」…鹿島
 鹿島のMF小笠原が28日、G大阪戦(29日・万博)で必勝を期した。10月1日から親会社の住友金属が新日鉄と経営統合するため、鹿島の前身・住友金属蹴球団時代から、55年間ユニホーム左袖につけられた住金グループの井桁(いげた)マークをつけて臨む最後の試合。負ければJ1残留争いに巻き込まれる。「(親会社、サポーターに)結果で応えたい」と誓っていた。
(2012年9月29日06時01分 スポーツ報知)

慣れ親しんだ住友金属のマークを付けての最後の試合に挑む満男である。
時代の移り変わりは鉄鋼業界にも影響を及ぼす。
何もかも変わらずにいることは不可能と言えよう。
鹿島も時代の移り変わりに喘いでおる。
この試合もその一つと言って良かろう。
厳しい戦いとなろうが、小笠原主将を中心に強い気持ちで勝利を目指したい。
住金マーク最後の試合をその記念試合となるような素晴らしい結果を期待する。
期待しておる。

誓志、4-2-3-1と対戦して

2012年09月28日 | Weblog
[鹿島]新システム4-2-3-1は機能するか。
 29日、鹿島はG大阪と対戦します。このカード、本紙でも大々的に扱われていますが、鹿島は守備にメスを入れるため、どうやら新システム4-2-3-1で万博に乗り込みそうです。このシステムは今週火曜日と木曜日の紅白戦で行なっていましたが、その肝は「相手のボランチの消し方だと思う」と本田選手。G大阪の遠藤選手を中心としたパスワーク、そして、バイタルエリアのスペースを封殺するための守備に時間を割いていました。

 そこで、“あえて”、サブ組のボランチとしてプレーした増田選手にお話をうかがいました。増田選手は、主力組の4-2-3-1に対してどう感じていたのでしょうか。「主力組の4-2-3-1と対峙してみて?」と率直な感想を問うと、「まだまだ、急にやってうまく100パーセントでできるわけじゃない。すぐに結果が出るか分からないけど、監督が守備の約束事を決めてくれるというのはチームとしても意思統一しやすいもの。うまくやる、やらないは別として、大事なことだと思う」と前置きした上で、具体的に話してくれました。「あのフォーメーションは相手のボランチを抑えるのが1つの焦点だと思いますが、実際、相手のボランチとしてプレーして攻撃しにくかった部分はあったのでしょうか?」と質問。

「全然フリーでボールは持てるけど、高い位置でパスが出せなかった。ハーフウェーラインを越えたあたりの高い位置からパスが出しにくかったイメージが強いですね。そこからはサイドしか(パスの出しどころが)無かった印象ですね」

 短期間ながら着手した守備の改善は少なからず進んでいる様子。また、そもそも調子の良さそうな増田選手です。自身についても「まずはチームのやり方に慣れた部分が大きい。いろいろ考えさせられた分、それが生きているのかなとは思う。ただ、(小笠原)満男さんと(柴崎)岳とポジションを争う中で、あの2人にはまだ追いつけていない。あの2人の連動性とチームとしてのプレーは、自分はまだまだできていない」と話していました。変化のあるチームの中で、自身もスタメンを奪い返すために「チャンスで結果を出し続けること」を強調していました。

相手の攻撃を煮詰まらせることができれば、“良い攻撃”にもつながるはず。静かにチラつく「残留争い」の文字を一掃するため、伝統の4-4-2から4-2-3-1へシフトする今節は要注目です。

(鹿島担当 村本裕太)

新システムに紅白戦で対戦した誓志である。
ボランチにはフリーで持たせながらも、効果的なパスを出させない守備の約束事の様子。
誓志自身は好調を維持しておる模様で、出場機会を狙っておるとのこと。
満男と岳に追いつくため日夜努力しておるが、連動性に問題があると分析しておる。
強い気持ちで練習に挑み、是非とも再びピッチで活躍する誓志を拝みたい。
楽しみにしておる。

中田コ、ミニゲームで復帰

2012年09月28日 | Weblog
2012年09月28日(金)

明日のJ1第27節 vsG大阪に向けて、9時からスタッフをまじえてミニゲームを行いました。ミニゲームでは中田選手が久々にプレーをしています。また、一部の選手は攻守のトレーニングも実施しました。

ミニゲームで練習に合流した中田コである。
本山のシュートをブロックしにいっており、相変わらずの守備能力を発揮しておる。
復帰もそう遠くないのではなかろうか。
出来ることならば、10月13日のナビスコ杯準決勝第2戦にはピッチに立って欲しいところ。
この試合、小笠原主将が出場停止となっており、リーダーシップを発揮できる中田コがおることで上手な試合運びが期待できよう。
とはいえ、負傷の癒えというものは、理屈でどうにかなるものではない。
じっくりと治し、完全な状態で戦力となってくれればそれだけで十分である。
復帰を楽しみにしておる。

ガンバ戦プレビュー

2012年09月28日 | Weblog
【J1:第27節 G大阪 vs 鹿島】プレビュー:勝点差は5。残留を争う両者が万博で激突(12.09.28)
前節、アウェイでの浦和レッズ戦を5-0と圧勝。内容、結果ともに理想的な戦いで白星を引き寄せたガンバ大阪は、今節、ホームに鹿島アントラーズを迎える。その浦和戦は、今季のリーグ戦でチーム最多ゴールを挙げているFW佐藤晃大が負傷のため欠場。代わってMF家長昭博が今季リーグ戦で初先発、MF阿部浩之がリーグ戦では8試合ぶりとなる先発出場を果たしたが、指揮官の期待に応えるべく、その二人を含めた攻撃陣が躍動。リズムよくボールを動かし浦和を圧倒すると、19分のMF阿部のゴールを皮切りに5得点を挙げるゴールラッシュで勝利を挙げた。その攻撃力もさることながら、特筆すべきは5試合ぶりに戦列復帰を果たしたDF加地亮をはじめ、リーグ戦では初めてセンターバックを組んだDF今野泰幸、DF岩下敬輔、そして2アシストの活躍を見せた左サイドバックのDF藤春廣輝らが築いたDFラインだ。この組み合わせでの公式戦は今季初だったが、個々が役割を理解しながらラインを高く敷くことで、コンパクトな陣形を形成。それを90分にわたって保持できたことが結果的にG大阪らしい攻撃力に繋がったと言える。ただ「サッカーで大事なのは継続性だ」とFWレアンドロが言うように、現在の順位を踏まえても、大事なのは、浦和戦のような内容の伴った試合を続けること。DF今野もまたそこを強調する。
「新潟戦ではどこか自分たちらしさを出し切っていない中で相手にあわせてしまい、勝点2を失ってしまった。ですが、浦和戦のように、本来、うちは攻撃でリズムをとるチームですから。浦和戦ではそれを再確認できましたが、そういった戦いを今後も安定して続けていければと思う。鹿島にはアウェイで大敗した悔しさもあるし、1つ勝ったからといって僕らが負けられない、勝ち続けなければいけない状況にあることに変わりはない。そのことを全員がしっかり意識して試合に向かいたい」

右太もも裏に違和感を訴え戦列を離れていたFW佐藤も今週水曜日にチームに合流。今節でのメンバー入りは間違いなさそうだが、前節の安定した戦い、結果を踏まえ、G大阪の先発メンバーは前節と同じ顔ぶれが飾ることになりそう。ただ、当然ながらチームきっての『高さ』というストロングを持つFW佐藤や、前節はベンチスタートになったものの抜群のテクニックを備えるMF倉田秋らも、攻撃を変化させる重要なキーマンになるはず。そうした控え選手の起用法も含めて、G大阪が鹿島の堅守に対してどんな攻撃を仕掛け、こじ開けるのか。現在J1リーグ得点数ではトップを走る攻撃力が、ホームのピッチで存分に発揮されることになれば、間違いなく白星は引き寄せられるに違いない。

対する鹿島は前節の横浜F・マリノス戦に敗戦。後半を10人で戦った横浜FMを相手に数的優位な状況を活かせず、順位を12位に落としてしまった。これにより、降格圏の16位にいるG大阪との勝点差は5に。その数字からも、残留争いに巻き込まれ始めている感は否めず、選手たちもかなりの危機感を持って万博へと乗り込んでくるはずだ。しかも、前節の横浜FM戦は、鹿島にとって「今シーズンで一番醜い試合だったのではないかと思う」と振り返ったジョルジーニョ監督。そうした悪い流れを出来るだけ早く断ち切るには、言うまでもなく『勝利』が一番の薬となる。それを全員で追求する90分を期待したい。キーマンは心身両面の支柱であるMF小笠原満男。「鹿島はゲームのリズムを変えるのが巧い。立ち上がりの入りもいいし、ゲーム巧者に立った試合運びもうまい」と話したのはG大阪のDF今野だが、まさにそのゲームのリズムを自在に操れるMF小笠原の存在は、鹿島の結果を左右するポイントの1つになることだろう。


以上
2012.09.28 Reported by 高村美砂


キーマンに小笠原満男を上げるプレビューである。
今季の満男はかなり高いパフォーマンスを維持しておる。
昨季は震災の影響もあり、レギュラーを譲る試合も多かった。
しかしながら、ジョルジーニョ監督の下、完全復活を果たしておる。
このガンバ戦でも光るプレイを魅せて欲しい。
ヒゲくんとのコンビネーションを確立するのだ。
期待しておる。

4-2-3-1で勝利を掴め

2012年09月28日 | Weblog
鹿島 3試合ぶり勝利へシステム変更へ
 鹿島がリーグ戦3試合ぶりの勝利に向け、29日のG大阪戦でシステム変更に踏み切ることが濃厚になった。

 紅白戦で従来の4―4―2ではない、4―2―3―1を採用。26日の練習では4―3―3をテストするなど模索を続けたが、大迫を1トップに置く布陣で戦う方針が固まった。ダブルボランチの一角で3試合ぶりに先発する本田は「試合通して主導権を握るのは難しいと思うので、状況に応じたプレーをしたい」と意気込んだ。

[ 2012年9月28日 06:00 ]

昨日は4-3-2-1が試されたと報じられたが、結局のところ4-2-3-1で落ち着く模様。
3ボランチは一日やそこらの練習ではハマらなかったというところか。
それはそれとして、ヒゲくんと満男の組み合わせは非常にバランスが良く、神戸戦にて完封したコンビである。
ここで、守備を安定させ、岳を前に上げ攻撃的センスを活かすのは良い布陣と言えよう。
そこに大迫・レナト・ドゥトラの絡む攻撃陣でガンバの守備を崩したい。
エース・大迫が爆発すれば、チームも勢いに乗る。
9月最後の試合で、アウェイながら勝利を掴みたい。
新布陣に期待しておる。

攻撃の中心はレナト・カジャ

2012年09月27日 | Weblog
2012年09月27日(木)

15時からミーティングを行い、その後、グラウンドで紅白戦を実施しました。

ドリブルするレナトである。
前節のFマリノス戦では前半で交代させられ、さぞかし無念であったであろう。
その悔しさを、次節のガンバ戦にてぶつけて欲しい。
新システムに於いても攻撃の中心はレナトということとなる。
ヒゲくんや満男からパスを受け、大迫に当てるのか、自ら突破するのか、素速い判断で相手の守備陣を切り裂くのだ。
鹿島にレナトあり。
その呼び声を多くの民から引き出すためにも、ピッチを縦横無尽に疾走せよ。
期待しておる。

布陣変更で反撃へ

2012年09月27日 | Weblog
不振の鹿島、布陣変更で反撃を試みる
 不振にあえぐJ1の鹿島アントラーズが布陣変更で反撃を試みるようだ。前節、ホームで横浜F・マリノスに敗れ12位に後退し、次節は16位のガンバ大阪との対戦を控えている。しかし、両者の勝ち点差は5。もし、この試合で鹿島が敗れれば残留争いに巻き込まれかねない。

 そこでジョルジーニョ監督は、25日、26日とさまざまなフォーメーションを試し、守備バランスを整えることを目指していた。なかなか守備がはまらず、練習後には近くのポジションの選手たちの輪があちこちにできて、守備の連係を深めるための話し合いが持たれていた。ただ、FWの大迫勇也は「昨日より今日の方が良いし、今日より明日の方が良くなる」と前向き。前節、浦和レッズから5点を奪った相手だけに、その攻撃力を封じることが勝利への最善策となる。


取材・文:田中滋
[ スポーツナビ 2012年9月27日 12:55 ]


守備のバランスを整えるため様々なフォーメーションを試しておるとのこと。
確かに、川崎戦、Fマリノス戦と2失点し、勝利を掴むことが叶わなかった。
データだけ見ると守備に問題があるようにも受け取れる。
とはいえ、失点も攻撃に迫力が無いのもミスによるところが大きい。
ここは、連携を深め、チームとしての連動が重要と言えよう。
大迫も毎日一歩ずつ良くなっておると前向きな発言をしておる。
一歩一歩チームを熟成させ、勝利に近付きたい。