A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

2013年11月8日(金)マイク・プライス・ジャズオ-ケストラ @ 新宿 SOMEDAY!

2013-11-06 | JAZZ LIFE
今週末のマイクプライスジャズオーケストラのプログラムの案内が来ました。
今回もなかなか充実していて楽しみです。



皆様こんにちは! 

マイク・プライス・ジャズオ-ケストラは
新宿サムデイで 11月8日 (金)に演奏します! 

レパ-トリ-の数々より、今回は最近入手したエリントンの美しい楽曲をフィ-チャ-します。
又、私の楽曲・アレンジ曲も演奏します。

皆さんの心に残るビッグバンドジャズとなりますように。

是非聴きにいらしてください。

どうぞよろしくお願いします。

マイク・プライス

http://www.mikepricejazz.com

日時  11月8日(金)
    19:45~、21:15~
場所  サムデイ (新宿)
    Tel 03-3359-6777
    新宿1-34-8 新宿御苑前ビルB1(やよい軒の地下)
    地図 http://someday.net/shinjyuku.html
Music Charge 3,990円

THE PROGRAM
1ST SET
SUCH SWEET THUNDER (Duke Ellington)

WHIRLYBIRDS (Hefti/ Count Basie)

MEAN WHAT YOU SAY (Thad Jones)

FRUSTRATION (Duke Ellington)

AIREGIN (Rollins / Bill Holman

JUICER IS WILD (Roger Neumann / Buddy Rich)

GONE (Miles Davis/Gil Evans -Porgy & Bess)

2ND SET
ZOOT & AL (Bill Holman)

CARLOS (Gerald Wilson)

WOODROW (Bill Holman)

FRAME FOR THE BLUES (Slide Hampton/Maynard Ferguson)

SECOND LINE (Duke Ellington)

ALFIE (Don Piestrup / Buddy Rich)

INTRO TO AN ENDING (Bill Holman)

DRUM SQUAD (Bob Florence/ Louie Bellson)

メンバ- 
土井徳浩、(as, clar)
八巻 綾一、(as, clar)
岡崎正典(ts)
川村裕司(ts)
宮本大路(bs)

佐久間勲(tp)
田中哲也 (tp)
高橋一光(tp)
今里通夫(tp)

西山健治(tb)
内田光昭 (tb)
橋本佳明(tb)
堂本雅樹(btb)

井上祐一 (p)
佐瀬正(b)
稲垣貴庸(d)
マイク・プライス

Mike Price 舞空

y y y y y y y y y y y y y y y yy y y y y y y y y y y y y y y y
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジェラルド・ウィルソン」というとあまり話題にはならないが・・・・

2013-05-11 | MY FAVORITE ALBUM
Gerald Wilson Orchestra of The 80’s / “Lomelin”

連休中の新宿SomedayのBig band weekはマイク・プライスのビッグバンドで幕を開けた。
マイクのビッグバンドは昨年エリントンの大作と取組んだが、「今回はジェラルド・ウィルソンのアレンジを取り上げる」と以下のようなメールが届いた。

4月26日(金)マイク・プライス・ジャズ・オ-ケストラ と ジェラルド ウィルソンの音楽
スミソニアンジャズ ライブのお知らせ

ジェラルド ウィルソン について

ジェラルド・ウィルソンはアメリカのジャズ作曲家・バンドリ-ダ-の中で現在最も年長者であり敬意を表されている人であろう。
95歳の誕生日を半年後にひかえた今でもなお、『将来』の演奏へむけて新たな曲を書き進めている。1939年ジミー・ランスフォードバンドで活動を開始してからジェラルドはジャズの歴史とレガシーと共に歩み今その頂点に鎮座する者となる。
ジャズオーケストラの作曲はジミー・ランスフォード時代に始まり、特に“Yard-dog Mazurka.”の制作に大きく関わる。
長年に渡りベニ-・カ-タ-、デューク・エリントン、カウント・ベイシー、ディジー・ガレスピー、ライオネル・ハンプトンのバンドに貢献。
そしてサラ・ヴォ-ン、レイ・チヤールズ、ジュリー・ロンドン、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、ダイナ・ワシントン、ナンシー・ウィルソン他多くのジャズシンガーが彼の編曲を求めその才能を高く評価している。

1960年代以来、彼のロサンジェスを処点としたオーケストラは数々のアルバムをパシフィックジャズレコードより出版し国際的な好評を博す。
そして世界中のジャズファンは彼のビッグバンドジャズの作曲におけるユニークな個性ある音作りを知ることとなる。
また、ウィルソン氏が指摘したように、8音和音(8コの音よりなるハーモニー)を使用しハーモニーの幅を広げるという彼の発想の現代性が注目を集める。
更に、闘牛士ホセ・ラモン・ティラドにより触発されたポピュラーなヒット曲‘ティラド万歳’や彼のジャズに反映されるスペインやメキシコの感性をもって彼の芸術性の新たな側面を見出す。

近年はウィルソン氏にとって引退を吹き飛ばすような数々の良いことに恵まれている。1998年にはモンタレージャズフェスティバル委員会の依頼を受けその年に演奏された‘モンタレーのテーマ’を作曲。
同様な活動が、カーネギィーホールジャズバンド、リンカーンセンタージャズオーケストラ、シカゴジャズアンサンブル、やヨーロッパの多くのラジオ局のジャズオーケストラで継続。モンタレーのテーマは‘モンタレームード’としてマックアベニューレコード レイベルでの最近のレコーディングにて甦った。
2009年9月にはデトロイトジャズフェスティバル委員会より依頼を受け名誉ある30周年記念で彼の8楽章組曲‘デトロイト’を指揮している。

最近のロサンジェルス訪問で、マイク・プライスは、活発に作曲活動を続けその若々しいエネルギーを新曲制作と演奏に向けているジェラルド・ウイルソンを訪れた。しかし残念なことにジェラルド・ウィルソンの日本への演奏旅行は予定されていないのでマイク・プライスは「日本のジャズ・ファンはジェラルド・ウイルソンの生演奏を非常に聴きたがっている」と勧めた。

マイク・プライスは、1970年代と1980年代に、最近では昨年夏ロサンジェルスで、ジェラルド・ウイルソンのバンドで演奏しているので、彼の音楽を熟知している。
ジェラルド・ウイルソンの祝福を受けて、マイク・プライス・ジャズ・オーケストラは、4月26日(金)に新宿「サムデイ」において「ジェラルド・ウイルソン・ジャズ・コンサート」を開催します。


アメリカワシントンDCにあるスミソニアン協会によって催される
広く世に知れた「スミソニアンジャズ感謝・鑑賞月間イベント」において、
「スミソニアンジャズ感謝・鑑賞月間イベント」について
http://www.smithsonianjazz.org/
click on Jazz Appreciation Month (JAM)

UNESCO
国連の教育科学文化機関 ユネスコ本部 が今週を国際ジャズデイとしてスポンサ-になっています。
東京での私たちの演奏もその一つに含まれています! 
どうぞ下記のリンクをご覧ください。(International Jazz Day)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/events/prizes-and-celebrations/celebrations/international-days/international-jazz-day-2013/

日時  4月26日(金)
    19:45~、21:15~
場所  サムデイ (新宿)
    Tel 03-3359-6777
    新宿1-34-8 新宿御苑前ビルB1(やよい軒の地下)
    地図 http://someday.net/shinjyuku.html
Music Charge ¥3465
予約の際は mikejazz@gol.com

メンバ- 
大山日出男(as, clar) 土井徳浩 (as, clar)
川村裕司(ts)ジェ―ムス・マホ―ン(ts)
竹村直哉(bs)
佐久間勲(tp)田中哲也(tp)
高橋一光(tp) 今里通夫(tp)
西山健治(tb)内田光昭 (tb) 鹿討 奏(tb)堂本雅樹(btb)
稲垣 貴庸(d)早川哲也 (b) あびる竜太 (p)
マイク・プライス(trumpet & conductor)

Mike Price 舞空




確かにジェラルド ウィルソンは現役では最長老のアレンジャーだと思うが、まだまだ元気に活躍中とは驚いた。にも関わらず、日本ではあまり取り上げられることはないし、人気も今ひとつだ。
自分もウィルソンのアルバムとなるとそれ程持っている訳ではない。来日したことが無いのもひとつの要因だとは思うが、どうも西海岸で活躍しているアレンジャーやミュージシャンは、日本での認知や人気は今ひとつのようだ。だが、実際に聴いてみるとビックリするような人が多い。一昨年に来日したカールサンダースがそうであったように。

丁度、この日はゴルフで群馬に泊まりであったが、これは聴き逃すわけには行かず、トンボ帰りで東京へ戻った次第である。
昨年の「エリントン特集」は寂しいライブであったが、今回はまずますの入り。本来であれば、めったに聴けないライブなので満員になっても不思議ではないのだが。
ネットでの情報流通が活発になっているのでその気になれば情報を得やすくなったものの、なかなか普段から情報を探していないと見つからないものだ。聴き逃して残念な思いをしている人も多いと思う。


ウィルソンのアレンジは正統派だが、新しいものを取り入れ進化してきた。という意味では、根っからの伝統的な4ビートというより、8ビートやラテン(特にメキシコ)のリズムも積極的に取り入れたモダンビッグバンドの先駆者でもある。サウンドはどちらかというと、シャープで堅めの印象を受ける。

40年代から今まで活躍し続けているので、各時代の作品が残されているが、60年代の後半、サドメルを始めてとして東海岸でビッグバンドが元気を取り戻し始めた時、ウィルソンも西海岸で頑張っていた。以前その時のアルバム“Live and Swinging”は紹介したことがある。

今回は、少し後、80年代のアルバムを久々に聴きなおしてみた。記録を見ると、これは12年ぶりのアルバムだそうだ。ということは、‘67年のライブを含めてPacific Jazzに残されているアルバム以降は無かったということになる。その間活動を中止していたかというとそうではない。大学で教鞭をとり、ラジオの番組も持っていたという。単にアレンジャーとしてではなく、オールラウンドでジャズ界には貢献している。モンタレージャズフェスティバルのプロデューサーとしても活躍していた。

久々のレコーディングのメンバーを見渡すと、ハロルドランドなどウェストコーストを拠点とするミュージシャンに、サドメルのメンバーであったジェロームリチャードソンやガーネットブラウンなどの顔も見受けられる。70年代にニューヨークのスタジオミュージシャンの大移動があったが、彼らも西海岸に移っていたのか。

曲はすべてウィルソンのオリジナル。タイトル曲の闘牛士Lomelinに捧げた曲は、お得意のメキシカンタッチ。オスカーブラッシャーのトランペットが光る。フルートやピッコロを攻撃的に使ったアレンジも光るが、ジェロームリチャードソンのお得意のフルートやソプラノのソロも聴ける。この時すでに60歳を過ぎていたジェラルド・ウィルソンの若々しさが衰えないアレンジはさすがだ。その意欲が今の活躍に繫がっているのだろう。
60歳を過ぎてからの人生、自分も見習いたいものだ。

1. Lomelin
2. Ay-ee-en
3. See You Later
4. You Know
5. Triple Chase
6. Blues For Zubin

Gerald Wilson (Composer,Arranger,Conductor),
Bobby Bryant (tp,flh)
Rick Boptist (tp,flh)
Eugene “Snooky” Young (tp,flh)
Oscar Brashear (tp,flh)
Jimmy Cleveland (tb)
Garnet Brown (tb)
Thurman Green (tb)
Mourice Spears (btb)
Jerome Richardson (as,ss,ts,fl,piccolo)
Buddy Collette (as,fl piccolo)
Henri De Vego (as,fl,piccolo)
Jack Nimitz (bs)
Roger Hogen (as,fl Piccolo)
Harold Land (ts,fl)
Ernie Watts (ts,fl)
Mike Wofford (Mason Homlin BB ,p)
Harold Land Jr. (ep)
John B.Williams (b)
Paul Humphrey (ds,per)
Bob Conti (g)
John “Shuggle” Otis (g)
Jo Villasenor Wilson (Copyist)

Recording Engineer : Ami Hadani
Recorded at T.T.G. Studio 1,Los Angels March 13&14 1981


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西海岸を本拠地にしていたGERALD WILSONもカリフォルニアの味付けで

2007-04-06 | MY FAVORITE ALBUM
LIVE and SWINGING / The Gerald Wilson Orchestra plays Standards and Blues

先日あるBIG BANDファンの方のブログを見ていたら、GERALD WILSONのオーケストラの記事があった。それも比較的最近の録音のものが。
名前は知っていたしアルバムも数枚持っていたが、ほとんど忘却の彼方に消えてしまっていたWILSONオーケストラ。
早速取り出してみると、奇しくもこのアルバムも1967年の録音。
彼のBANDもこの時期、西海岸で頑張っていたようだ。

西海岸、Hollywoodsの郊外にある、“Marty’s”でのlive録音だ。
先日紹介した“JAZZ FOR A SUNDAY AFTERNOON "の3作目もここでのライブ。
時期的には、こちらが一年弱前だがほぼ同時期。このオーケストラに加わっているHarold Landは、翌年のこのジャムセッションにも加わっている。

WILSONは、1918年生まれ。90歳近くになった今でも現役で活躍しているということだ。
したがって活動暦も長い。戦前からJimmy luncefordオーケストラに加わり、40年代後半は、BasieやGillespieのオーケストラに加わったこともある。
そして、61年に、このオーケストラを西海岸で編成し、Pacific Jazzに毎年のようにアルバムを残している。

タイトルは「LIVEでSWING」する。そして曲は、「StandardとBlues」。
SWING系のBIG BANDを想像すると少し趣が違う。
1曲目から、8ビートでチャールストリバーのモダンなサウンドが鳴り響く。
これはオリジナルなのでいいが、スタンダード曲、それも他のBANDで名演があったり、イメージが固まっているものはどうするのか気になるものだ。
Basieの十八番、「Li’l Darlin’」。これは名前を聞いただけでイメージが固まっているが、さて果たしてどう料理しているのか。次の「Misty」も同様だが、ここではJack Wilsonのオルガンをフィーチャーして仕上げている。
Big Bandでオルガンが入るのは珍しいが、この音が入ると俄然ソウルフルな感じになるから不思議だ。日本では一時、前田憲男がBig Bandでオルガンをよく使っていた。
一転、「Viva Tirado」ではラテン調で。数年後、ラテンロックグループ「El Chicano」がヒットさせた。
WILSONの一味違った味付けのBig Band演奏が楽しめる一枚だ。

メンバーを見ると、トランペットにはCharles Triver、サックスセクションには、Anthony Ortega、Harold Land、そして、Haward Johnsonと、要所にはキープレーヤが見受けられる。

Paper Man
I Should Care
I’ve Got It Bad(And That Ain’t Good)
The “IT’s” Where It’s At
Blues For A Scorpio
Li’l Darlin’
Misty
Viva Tirado

Gary Barone, Dick Forest, Larry McGuire, Alex Rodriguez, Charles Triver (tp)
Lester Robertson, Mike Barone, Thurman green, Don Switzer (tb)
Anthony Ortega, Ray Bojorquez (as)
Harold Land, Hadley Caliman (ts)
Haward Johnson (bs&tuba)
Phill Moor Ⅲ(p)
Jack Wilson (org)
Buddy Woodson (b)
Carl Loff(ds)

Live at “the Marty’s” on the hill, March 31,April 1.2 ,1967
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする