A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

DIAL JJ5 / J.J. Johnson Quintet

2006-11-03 | MY FAVORITE ALBUM
ジャズを聴き始めて3年目、まだ高校生の頃、まだJAZZ喫茶通いもしていなかった。
スイングジャーナルを見ながら、ジャズのラジオ番組を聴き漁り、少ない小遣いをやりくりしてレコードを買っていた。その頃は、買った後での当たり外れも許されないし、間違いなさそうなものを吟味するのが楽しみでもあった。
そのころ、スイングジャーナルで、ゴールドディスク選定なるものが行われた。スイングジャーナル誌お墨付きの、過去の名盤の発掘シリーズだった。その後は、だんだん幻の名盤ブームになっていったが。
このゴールドディスク、入門者にとっては選ぶにあたってまずは品質保証マーク付きの安心感があった。

そして一方では、アメリカのダウンビートやスイングジャーナルの人気投票。この上位にくれば、少なくとも有名プレーヤーだという安心感。これも初心者にとっては頼りになった。
トロンボーン部門のトップは、JJジョンソン。その後、若手も現れたが、長年不動の一位を続けていた。

その頃買ったのが、このアルバム、JJジョンソンがリーダーのスイングジャーナルゴールドディスクだ。

JJジョンソンがカイウィンディングと組んだ双頭バンド「J&K」を解消して、新たに編成したのがこのクインテット。トミーフラナガンのピアノにエルビンのドラムがバックにいる。トミーフラナガンのこの頃の録音、あの「オーバーシーズ」と同じトリオだ。
この「オーバーシーズ」が確か、ゴールドディスクの第一号だったような。

演奏はもちろん素晴らしいが、B面のJJのストレートな演奏で軽快に始まるLOVE IS HERE TO STAYから、最後のOLD DEVIL MOONに盛り上がっていくアルバムのプロデュースもなかなかなものだ。

最後のOLD DEVIL MOON(heironさんのブログのタイトル)がやはりこのアルバムの代表曲だろう。

このアルバムが録音された1957年、日本でコカコーラが発売された。

TEA POT
BARBADOS
IN A LITTLE PROVINCIAL TOWN
CETTE CHOSE
BLUE HAZE
LOVE IS HERE TO STAY
SOO SORRY PLEASE
IT COULD HAPPEN TO YOU
BIRD SONG
OLD DEVIL MOON

J.J.JOHNSON (tb)
BOBBY JASPER(ts,fl)
TOMMY FLANAGAN (p)
WILBER LITTLE (b)
ELVIN JONES (ds)

Recorded on January 31,& May 14, 1957


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4 コメント

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Unknown (Sophia)
2006-11-04 04:09:49
今日はゆっくりくつろいでくださいね。
なんてかわいいジャケでしょ♪
ピアノはトミー・フラナガンなのですね。

ひと時はピアノトリオばかり聴いていました。
もちろんヴォーカルが一番多いですが・・・
最近は管、バンジョーなんかがマイブーム♪
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ジャケット (YAN)
2006-11-04 11:23:56
JAZZのアルバムで、ジャケットのデザインって結構重要ですね。LP時代は、お気に入りのジャケット見たさに、壁にかけていたりしましたが、CDだとなかなかそうもいかず。

好みは、その時々変わるも。一時はフュージョン系も聞きました。

バンジョーは”連想”には難しいお題です。
う~ん?
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Unknown (kelly)
2006-11-07 00:12:53
実は旦那が趣味でトロンボーンを吹いているのです^^;そのため、このアルバム…というかJJの演奏は頻繁に家で流れているのでした(笑)
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kellyさん (YAN)
2006-11-07 20:13:26
ご主人が同じ趣味とは羨ましい。
トロンボーンも昔のディキシーではメインの楽器だったのに。スイング時代にもグレンミラーがいたり。新しいJAZZになって、だんだんマイナーに楽器になってしまっているのが残念ですね。
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