Paradox Box

意味は持たないが韻を持つ題名を持つブログ。

記憶の旅

2005年02月17日 | Weblog
あのアニメを見た瞬間、あの歌を聴いた瞬間、そしてあの絵本を見た瞬間、幼児期の自分にトリップしたような気分になったりしませんか?

幼い時に大好きで何度も何度も見たアニメ、聞いた歌、そして「読んで」とねだった絵本。そういうものに触れた瞬間、その頃の情景や思い出が頭の中にぽっかりと浮かんでくる、そんな感じ。

例えば、テレビで言えばアンパンマンや、ドラえもん、サザエさんとか。自分の場合、アンパンマンは確かに好きでよく見ていたけど、ストーリーの展開が結構ワンパターンだから、あの天丼マンの「♪テンテン ドンドン テン ドンドン♪」という耳に残るやつ位しか記憶にないっすねえ。もちろん、アンパーンチとかバイバイキーンとかは抜かしてですよ。

そしてドラえもんは漫画が図書館にあったのでよく読んでいて大好きだったけれど、アニメは母親が「有り得ない」の一言で片付けてしまい、見る事はなかったっすね。

しかし、うちの親は分かってないですね、漫画なのだから有り得なくて全然いいんです。ドラえもんにリアリティーを求めてしまった時点で、ドラえもんを否定するしかなくなります。だって、なんかで聞いた事あるけど、あのドラえもんの道具の中でかなり有名な“タケコプター”をもし現実世界に置き換えて考えたら、頭だけが飛んで行ってしまうらしいですよ。

・・・・・こわっ!!頭だけが空を飛んでいってしまうんですよ!まるで恐怖映画だよ・・・。
こんな風に夢を壊してしまうんだから、いて欲しいっていう願望だけで止めておかないと!!


さて、では自分の中で一番幼い頃に戻してくれるモノの一つあげると、それはズバリ「ウゴウゴ・ルーガ」です!知ってますか?もう随分前に終了してしまったけど、あれは自分の中でかなり印象に残っているテレビ番組ですね。男の子と女の子が曜日ごとに違うキャラクターがいる部屋に訪れて、お話したりするんだけど、そのそれぞれのキャラクターや途中にあるミニコーナーとかが大好きでした。

それで一年位前に街角の小さな古本屋に「ウゴウゴルーガ」の本があったんで、パラパラ見てみたら、あの毎日時間になるとテレビの前でじっと座ってみていた小学生の頃の自分が目に浮かびました。その自分を思い出して、その店を出た時にはなんかとても新鮮な気持ちになりました。

みなさんも子供の時の自分に戻る記憶の旅を、幼い自分が夢中になったモノを通してしてみるのもいいと思いますよ。