福州市連江の沖に、台湾が台湾領土と主張し、中華民国(台北政府)福建省連江県に属する諸島がある。一方、中華人民共和国は福建省連江県馬祖郷に属すると主張している。←馬祖島(ウィキペディア)
地理的には、台湾から約210㎞離れており、福州市連江からはその10分の1程で、圧倒的に大陸に近い。
中華民国政府はこの島を長く軍事拠点としてきたが、台湾海峡間の軍事的緊張の緩和により、現在は中華人民共和国側の国民も渡航を許可されている。
また、小三通政策により、中華人民共和国との交易が活発化した。現在も中華民国の施政下に置かれ、馬祖島の連江県政府は観光事業を展開している。
歴史的には、航海・漁業の守護神「媽祖」の発祥の島で、福州市連江の黄岐半島からもよく見える。黄岐半島は馬祖島へ渡る拠点として観光地となっている。昨年暮れから、今年9月までにすでに4万人が渡ったそうです。
また、福州市連江から、黄岐半島に向かう途中の官岭漁村から眺める海岸も美しいです。
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