会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

商船三井 コンテナ物語その2

2008-03-25 07:30:28 | 英語情報
昨日の続きなんですが、
株価がスゴイ下げだ,と書いたんですな。

で、商船三井と,トヨタ自動車の株価比較です

青が商船三井で、赤がトヨタ。

どうです,商船三井の落ちが激しいでしょう、と言うつもりだったんですが、オイオイ。トヨタの株価はなんでっかこれ。去年の春先にピークをつけた後、この1年下げ続けですね。うーん、トヨタは今日のテーマじゃないんですがね。気になりますな、この株価。

気にせずいきましょう、というかトヨタは指標になりませんな。

じゃあ、日経平均と比較するか,と見てみると

緑が日経平均です。ハテ、日経平均そのものが、この1年ずっと下げ続けているんですな。トヨタとはかなりパラレルで、トヨタは指標性があったわけですね。こらあ失礼しました。調べながら書いているもので・・・、。

しかし、こんなに一貫して落ち続けているとは思いませんでした。

そうすると、商船三井の強さが逆に際立ちますね。この秋までずっと上げトレンドを続けてきて、そうですね、毎日のように激騰したころがありましたね。

さて、何が言いたいのか

日経平均を無視するかのように上がり続け、無敵に見えた商船三井が、落っこちたのがいつかといいますと、秋口,ちょうどサブプライム問題でリセッションが心配され始めたころですね。

昨日ご紹介した『コンテナ物語』によると、

60年代後半にコンテナが普及し始めると,輸送コストが安くなったことから業界は値下げ競争に入ります。それまで人為的に決められていた価格を保てなくなりました。業界では,これでは持たんと、料金プール制を作って利益をなんとか確保。

ところが72年あたりから、景気が急上昇。工業生産が増えて貿易も増加。コンテナ輸送料金も高騰。船会社は儲かります。

好調は続かず,74年から再び料金が値下がり。石油ショックで各国中央銀行が金利を上げて不況入り。工業生産、貿易が落ち込む。船会社の業績も急降下して赤字続出。新造船も次々に就航,コンテナがだぶついてますます値段が下がります。

シーランドを買収して傘下におさめていたタバコのレイノルズも、この頃シーランドを見限ってスピンオフ。

アナリストに対し『当社の株式に興味をお持ちの投資家の皆さんは資本集約型で景気循環の影響を受けやすい輸送業には関心がないので』と説明したそうです。

再び何が言いたいのか、ですが、

資本集約型で景気循環の影響を受けやすい、といことですな。

需給や、上海ショックにもびくともせず、上がり続けた株価も、リセッションの香りがした瞬間に落ち始める。外国人がどうした、ニューヨークがどう、バルチック指数が云々はあるかも知れませんが、トヨタや日経平均とは明らかに大きく下げ始めたタイミングが異なり、サブプライム問題が顕在化したあたりからなんですね。

バルチック指数も関係あるかも?

ただ、最近になって指数は上向いていますが、株価は戻ってませんな。

やはり景気に反応したということで、ここは一つ・・・。



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1 コメント

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新井泉さんこそ日本銀行総裁にふさわしい。 (こころ)
2008-04-05 03:53:55
日本銀行総裁には新井泉さんがふさわしい。新井泉さんは日本一の進学校である開成高等学校からなんと東京大学文科一類の前期入試に合格して東京大学法学部に進んだ。そして、東京大学法学部在学中から日本政府による拘束を受けて、強制的に移動するオリに閉じ込められることになった。日本の邪悪な公務員はむりやり、何の罪もない新井泉さんを移動する監獄に押し込めて、昼も夜も二十四時間中毎日虐待し続けたのである。こうして国民に内緒で公務員は強制的に新井泉さんを殺害しようとしたが、新井泉さんは劣悪な環境の中で勉学にはげんだのである。新井泉さんは東京大学法学部を卒業した後も、国家による拘束を受け続けている。食事もとらせずに夜も眠らせないで新井泉さんを虐殺しようとする日本の公務員はてめえだけ栄耀栄華を楽しんでいるのである。強制的にオリの中に閉じ込められても、新井泉さんの名前は世界に鳴り響いているのだ。こんな邪悪すぎる日本という暴力団国家においては、新井泉さんこそ日本銀行総裁にふさわしいのである。

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