会計スキル・USCPA

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ギングリッッジの失言

2011-06-03 07:21:37 | 政治
ポールライアンのメディケアつぶしが、老人を怒らせているというハナシでしたが、ちょっと前に、ニュート・ギングリッジがミートザプレスに出て、ポールライアン案を、"Right-Wing Social Engineering"と呼んでしまって、物議をかもしたんですね。

Gingrich: GOP Budget Plan Is "Right-Wing Social Engineering"


こらびっくり。わしもビールを飲みながらテキトーに見てたんですが、このくだりはぐさっと飛び込んできて、

こんなこと言って大丈夫なんかいな、とか、
右に寄り過ぎた共和党を、中道に戻すんだな、とか
だとしたら勇敢だな、とか

この動画の後で、センターライト、中道右派じゃないと勝てない、みたいなことも言ってるんで、戦略的に発言しているんだ、と思ったんですが、

でも、そもそも、そんな人だったっけ、とか、



そしたら、予想通り共和党シンパからひどい反発があって、あまりの批判のスゴサに、その後、すぐに、自分の発言を誤りだ認めて否定してしまってます。

Newt Gingrich Responds to Controversy Surrounding His Comments on GOP Medicare Plan


こらアカン。

選挙運動一週間目でもう終わった、みたいな言われ方をされてるようで、


ABCジョージウィルに、言うことがコロコロ変わるし、マトモな候補者じゃない、と言われてしまってます。


George Will: Newt Gingrich "is not a serious candidate" for president



姥捨てだと言われるような案でも、共和党では批判したら追放されそうになるくらいの主流の位置づけだということにまず驚きますな。

それと、リーダー選出過程についてなんですが、

こうやって、ギングリッジのように、発言が軽くて、テキトーに発言しちゃうと、厳しいキャンペーンを勝ち抜けない。厳しい選挙戦が候補者を鍛え抜き、選びぬいて、よい大統領が生まれる、ということには共通認識があるようですね。

日本では、首相になってから、なんやねん、みたいな感じがつづいてますが、こうやって、テレビの前で、徹底的にこまかな政策について何年にも渡って、何回も何回も吟味されるようになれば、そういうこともなくなるかもですな。

そういう吟味が当然になれば、

準備の仕方や必要な体制というものも変わってくるし、
政策議論のレベルも、もっと上がってくるんでしょうな。









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