F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 18 ABU DHABI GP

2011年11月18日 23時25分16秒 | Weblog
ROUND 18 ABU DHABI GP

1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
4位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
5位 F.マッサ フェラーリ
6位 N.ロズベルグ メルセデスGP
7位 M.シューマッハ メルセデスGP
8位 A.スーティル フォースインディア・メルセデス
9位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
10位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ

 アブダビGPです。ポールシッターのベッテル、何とオープニングラップでリタイアです。ポールポジションのベッテル、先頭をキープしたままスタートに成功しましたが2コーナーでスピンオフ。右リアタイヤのパンクが原因です。そして、タイヤがパンクしたままピットへ戻りますが、パンクした状態で無理に走行した為サスペンションに深刻なダメージを与えてしまい、そのままレース終了となりました。ここ最近、好調が続くのベッテルにしては、あっけない形で終わってしまったこのレース。本人にとってはいたく不満だったことでしょう。何しろ1周もせずに終わってしまったのですからね。まあ、リタイアの原因がドライバーのミスでなかったのがせめてもの救いでしょうか。さて、そんなベッテルに代わって優勝をかっさらったのがハミルトン。ここのところマッサとの接触が続き、不評を喫していましたが復活Vとなりました。ベッテルが舞台裏に消えた後、先頭に立ったハミルトン、アロンソとのマッチレースが続きます。最後のピットストップでアロンソが絶好の位置で作業を迎えますがしかし、作業に時間がかかってしまいタイムロス。更にピットロードでヒスパニアのマシンの後ろについてしまい大幅なタイムロス。これで、ピットストップによる逆転の目は完全に消えてしまいました。そしてハミルトンはそのまま逃げ切ってフィニッシュ。久々に王者らしい走りを見せたハミルトン、今季3勝目を挙げました。さて、今週の可夢偉です。予選16番グリッドスタートながら、オープニングラップで5台を抜いて大きくジャンプアップ。しかし、スタート時に履いていたミディアムタイヤはすぐにグリップが落ちてしまい早々にピットインすることに。この早目のピットインが功を奏したのか終盤には入賞圏内にまでポジションを上げることが出来ました。そして、チームメイトのペレスをオーバーテイク、見事10位入賞で1ポイント獲得です。ドイツGP以来続いていた連続ノーポイントですが、8戦ぶりにその悪い流れを断ち切ることができました。さて、次はいよいよ最終戦のブラジルGPです。ドライバーズ、コンストラクターズの両タイトルも決定し既に消化レースとなっていますが、ドライバーの気持ちとしてはここで勝って気分良く来シーズンオフを迎えたいところ。ベッテルのシーズン勝利数記録は達成不可能となりましたが、マシントラブルさえ無ければブラジルGPもド本命と言えそうですね。

ROUND 17 INDIAN GP

2011年11月06日 00時56分10秒 | Weblog
ROUND 17 INDIAN GP

1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
3位 F.アロンソ フェラーリ
4位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
5位 M.シューマッハ メルセデスGP
6位 N.ロズベルグ メルセデスGP
7位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
8位 J.アルゲルスアリ トロッソ・フェラーリ
9位 A.スーティル フォースインディア・メルセデス
10位 S.ペレス ザウバー・フェラーリ

 インドGPです。初開催となるこのレースを制したのはまたもベッテル!しかもファイナル・ラップにファステスト・ラップを出すというオマケ付きです。序盤につばぜり合いを演じていたバトンとは大差が付いていたので、そんなムキになって飛ばす必要は無かったんですけどね(汗)。もう今シーズン11勝目です。このままいくと、ミハエル・シューマッハのシーズン優勝記録13回に届きそうな勢いですね。さて、今週の可夢偉です。予選は18番手と振るわず、決勝でもスタート直後の混乱に巻き込まれて0周リタイアという残念な結果に終わっています。17番グリッドのペレスが10位に入賞しているだけに悔しいところです。さて、このペレスですがフェラーリに対してラブコールを度々送っています。ま、ペレスはフェラーリの育成プログラムに参加しているというのもあるのですが、本当に移籍したとしたらそれはそれで、可夢偉にとっても可夢偉ファンにとっても非常に悔しいことになるでしょう。何しろ以前は、可夢偉にこそトップチーム移籍の噂があったのですから。可夢偉にはここ最近の悪い流れを断ち切って、以前の生きのイイ走りを見せてもらいたいところです。さて、ここのところ険悪な雰囲気のマッサとハミルトンですが、またも接触が起きてしまいました。水戸黄門が印籠を出すくらい、お約束になっているこの二人の接触(爆)、何と今回はトンデモ判定が出ています。状況は例によってマッサをオーバーテイクしようとしたハミルトンが、無理なアタックを仕掛けた為に起きたものです。十分にマッサの前に出ていないにも関わらず、鼻先をねじ込もうとしたハミルトンのマクラーレンがマッサのフェラーに接触。通常ならば、無理なアタックを仕掛けたハミルトンにペナルティが科されそうなものですが、あろうことかスチュワードはマッサにペナルティを科したのです。スチュワードの言い分は、マッサはハミルトンがどこにいたかを判っていたのだから、接触を避けられた筈だというものです。これはもう何だか、サッカーW杯で起こった地元ジャッジ並みの衝撃ですね(汗)。こういった接触の場合、後ろにいる方に過失があるのが普通な訳ですが、何故か前にいたマッサにペナルティが。もし、後ろにいたハミルトンにペナルティを科さないのであれば、単なるレーシングアクシデントとして双方お咎め無しにするのが筋ってもんでしょう。それにしても判らないのがハミルトンの行動ですね。ワールドチャンピオンにもなったドライバーが、こんな単純なアクシデントを毎回の様に繰り返しているのです。ひょっとすると、チーム内での主導権をバトンに奪われつつあることに対して焦りを感じているのかも知れませんね。こんなことを繰り返していると、チームからも見限られることになりかねません。デビュー当時の輝きがすっかり色褪せてしまったハミルトン、かつての走りが戻る日は来るのでしょうか?