1992年アメリカ
海兵隊、というと思い浮かぶのは、ハートマン軍曹とか刈り上げ頭とか袖をまくった迷彩服とか。
映画のオープニングは海兵隊のイメージ通りの、ドリルやランニングシーンが流されてサービス満点です。
悪玉にジャック・ニコルソンを持ってくるのは反則技のような気もする……。
弁護側が物証ゼロで証人尋問のみで無罪を勝ち取ろうなんて、あまりにも無茶筋。
尋問で感情的になって自白しちゃうなんて、海千山千の海兵隊大佐とも思えぬおバカです。
でも、そのおバカ大佐を狂気をはらんだニコルソンがすごい顔で熱演するものだから、ああ逝っちゃってる大佐だからあり得るかもな、と変な納得をしてしまう。
ニコルソンの狂気に説得力があるんで、お話自体には説得力はあまりない、そこんところが反則かなと。
前半のトムクルーズ弁護士のちゃらけぶりにうんざり、熱血デミムーア弁護士も型どおりでつまんない。
証人になってくれるはずの副司令が自殺したのが意味わからん。
だいたい副司令の中佐が基地を飛び出して行方不明って、そっちのほうがセンセーショナルじゃないの?
結局朝一番の飛行機の記録がどう関係していたのかわからん。
テレビ放映の短縮版だから、いろいろカットされてわけわかんなくなっていると思うんですが、なんかいろいろやかんの頭の中に未消化クエスチョンが残ってしまいました。
……ニコルソンはもはや妖怪。
海兵隊、というと思い浮かぶのは、ハートマン軍曹とか刈り上げ頭とか袖をまくった迷彩服とか。
映画のオープニングは海兵隊のイメージ通りの、ドリルやランニングシーンが流されてサービス満点です。
悪玉にジャック・ニコルソンを持ってくるのは反則技のような気もする……。
弁護側が物証ゼロで証人尋問のみで無罪を勝ち取ろうなんて、あまりにも無茶筋。
尋問で感情的になって自白しちゃうなんて、海千山千の海兵隊大佐とも思えぬおバカです。
でも、そのおバカ大佐を狂気をはらんだニコルソンがすごい顔で熱演するものだから、ああ逝っちゃってる大佐だからあり得るかもな、と変な納得をしてしまう。
ニコルソンの狂気に説得力があるんで、お話自体には説得力はあまりない、そこんところが反則かなと。
前半のトムクルーズ弁護士のちゃらけぶりにうんざり、熱血デミムーア弁護士も型どおりでつまんない。
証人になってくれるはずの副司令が自殺したのが意味わからん。
だいたい副司令の中佐が基地を飛び出して行方不明って、そっちのほうがセンセーショナルじゃないの?
結局朝一番の飛行機の記録がどう関係していたのかわからん。
テレビ放映の短縮版だから、いろいろカットされてわけわかんなくなっていると思うんですが、なんかいろいろやかんの頭の中に未消化クエスチョンが残ってしまいました。
……ニコルソンはもはや妖怪。