2001年。
オチがすべて、な映画。
このオチがあればこそ、それまでの描写がすべて生きてくる。
降霊術のシーンで、ああそうか!こりゃまいった!となりました。
これってポルターガイスト側から描いた幽霊屋敷騒動だった、と気がつくと、いままでの描写にすべて納得がいって、あーそうかいレベルから、おおすごい!レベルに、この映画に対する評価が一気にひっくり返りました、脱帽。
普通にこの世側から見ると、
・ビクター少年に少女の霊が話しかけてくる。
・カーテンが勝手に閉められる。
・ドアにカギがかかってしまう。
・乱暴なドアの開け閉め音がしたり、足音がする。
・階段に白い服の女の子が座って本を読んでいる。
・物置部屋が荒らされている。
・霊媒女史が霊に首を絞められる。
などなどという、いかにもな心霊現象になっているという……。
1945年の話という設定なので、ポルターガイストたちは、わりあい最近の新仏さんなわけですね。
ビクター君の両親、よくそんな館を買ったなぁ。
つい最近、母親が子供二人を殺して自分もライフル自殺した家なんて、もろに事故物件ですよ。
……格安だったんですかね。
「私たちは死んでない!」「ここから出ていけ!」なんて文字が自動書記で出てきて、テーブルガタガタ、紙が空中てビリビリ、そこへ泣き喚く子供の幽霊にヒステリックな母親の幽霊までが出現したら……これはもう即引っ越ししかない。
死んだことをようやく受け入れたグレース夫人ですが、「子供たちとこの家を守る!」という決意は揺るがない。
今後も霊感体質の住人が来るたびに、夫人は幽霊屋敷騒動を起こすだろう――でエンド。
母子を閉じ込める「霧」はいつになったら晴れるのでしょうか。
オチがすべて、な映画。
このオチがあればこそ、それまでの描写がすべて生きてくる。
降霊術のシーンで、ああそうか!こりゃまいった!となりました。
これってポルターガイスト側から描いた幽霊屋敷騒動だった、と気がつくと、いままでの描写にすべて納得がいって、あーそうかいレベルから、おおすごい!レベルに、この映画に対する評価が一気にひっくり返りました、脱帽。
普通にこの世側から見ると、
・ビクター少年に少女の霊が話しかけてくる。
・カーテンが勝手に閉められる。
・ドアにカギがかかってしまう。
・乱暴なドアの開け閉め音がしたり、足音がする。
・階段に白い服の女の子が座って本を読んでいる。
・物置部屋が荒らされている。
・霊媒女史が霊に首を絞められる。
などなどという、いかにもな心霊現象になっているという……。
1945年の話という設定なので、ポルターガイストたちは、わりあい最近の新仏さんなわけですね。
ビクター君の両親、よくそんな館を買ったなぁ。
つい最近、母親が子供二人を殺して自分もライフル自殺した家なんて、もろに事故物件ですよ。
……格安だったんですかね。
「私たちは死んでない!」「ここから出ていけ!」なんて文字が自動書記で出てきて、テーブルガタガタ、紙が空中てビリビリ、そこへ泣き喚く子供の幽霊にヒステリックな母親の幽霊までが出現したら……これはもう即引っ越ししかない。
死んだことをようやく受け入れたグレース夫人ですが、「子供たちとこの家を守る!」という決意は揺るがない。
今後も霊感体質の住人が来るたびに、夫人は幽霊屋敷騒動を起こすだろう――でエンド。
母子を閉じ込める「霧」はいつになったら晴れるのでしょうか。