yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

怒濤の2ヶ月の条

2007-11-20 06:34:55 | 歴史・考古情報《日本》-1 宮都
ここをクリックしてランキング登録にご協力下さいよろしくお願いします。


今日19日は妹の誕生日であった。

生きていれば57歳だ。
8年前に49歳で亡くなった妹の存在は大きかった。
そのことを今ひしひしと感じている。
母が原因不明の病に倒れ、もう1ヶ月ほど食事が取れず、点滴で過ごしている。
見舞いに行っても辛そうで、時には「もう・・・」とまで言う。
83歳になる母が、それでなくても少し足が不自由になりつつあったのに、この1ヶ月で歩くことはもう不可能だろう。
妻が一生懸命看病し、母もそれに応えようとしているのだが、最も頼りにしていた妹を早くになくし、気力が失せかかっているように思える。

悲しい。


(11月18日(日)東京の東商ホールで今回の歴博展示に関するフォーラムが開催された。朧谷寿先生のお陰で作家の永井路子さんをお呼びすることができ、お二人に桓武朝から嵯峨朝を語っていただいた。会場は事前の申し込みで680人が一杯となり超満員のはずだったが、事務局の判断ミスで、後方に空席が目立った。どれだけ入るかよりもいざなんかあったときの責任が気になるのが事務屋さん。悲しい性。でも楽しいトークのお陰で午前中は大盛り上がりだった。)


とうとう空白の1ヶ月ができてしまった。
おそるおそる自分のブログを開いてみて、その最終記載日を見てみるとなんと9月21日とあった。59歳になってからブログが止まっていたのだ。

丁度2ヶ月である。この2ヶ月が余りに多忙であった。
9月18日 亀山市分布調査に伴う笹ヶ平古墳の墳丘発掘調査と滑り石古墳の確認調査の開始(28日終了予定が予定より早く、25日には終了)
9月22日 木津川市で講演会
10月1日 後期授業開始
10月5日から7日 愛媛大学にて研究発表
10月9日 国立歴史民俗博物館にてオープンする「長岡京遷都~桓武と激動の時代展」内覧会
10月13日 国立歴史民俗博物館「長岡京遷都~桓武と激動の時代展」講演会
10月14日 同上ギャラリートーク
10月18/19日 大宰府史蹟指導委員会
10月20/21日 放送大学三重学習センター面接授業
10月22日 木簡学会委員会
10月23日 伊勢湾・熊野地域研究センターにて洛陽調査成果の報告
10月27日 姪の結婚式
10月28日 大阪府埋文センター講演会
11月3/4日 広島での会合出席
11月5日 大学祭後の休み日を利用して学生を正倉院展・平城宮跡発掘現場、平城宮跡資料館に案内
11月10日 第9回壬申の乱ウオークバス2台100人で伊賀・信楽へ
11月11日 三大学学生交流会で報告


(フォーラムの会場はなんと皇居のすぐ前だった。当日は東京国際マラソンが実施される日で、朝早くからパトカーが走り回っていた。)
11月18日 国立歴史民俗博物館「長岡京遷都~桓武と激動の時代展」関連歴史フォーラム

来週の連休も科学研究費の分担研究者として、恭仁京・紫香楽宮・保良宮を踏査しなければならない。その上23日には奈文研でのシンポジウムで発言を求められた。
 それもこれも重要なことばかりなのでお断りすることはできないし、とても勉強になった。
 もちろんこんなの秋にはよくあることだから、そんなに大袈裟に言うことではないのかも知れない。
 ただ大半が発表がらみなんのでその前後の準備などに相当な時間を取られ、緊張のしっぱなしだった。例の病が再発しないか心配したが、頑強な肉体はそれを跳ね返してくれた。早く冬休み、お正月と言いたいところだが、沢山の原稿が待っている。頑張らねば!!
 
 そんなわけで、この間の情報をお伝えするため、少しづつブログを復活させようと思う。またよろしく。

ランキング登録もよろしくね