春はいろいろな行事が目白押しなのである。
これも大学の使命~能動型授業や地域連携の実践~なのである、とかってに思っている。
〔1〕5月1日(土)三重大学考古学研究室春の遺跡めぐり~纒向遺跡から藤原京へ~
藤原宮朱雀門から耳成山を見る。実際に歩くのはこの逆で、纒向遺跡や箸墓古墳をみた後、藤原京の北東部から南下して大極殿、朱雀門から大官大寺へと行きます。
日時 2010年5月1日(土)
第1集合場所 近鉄津駅7:48発急行の一番前の車両(津からの人はこの電車に乗るのが一番安くて早い!!)
第2集合場所 伊勢中川発8:04の急行一番前の車両 (伊勢方面の人はこの電車で合流して下さい)
第3集合場所 JR桜井駅(近鉄桜井駅と接続)改札口9:30〔関西方面の方はここか、次の巻向駅で会いましょう。私は京都から行きますのでここから学生と合流します。〕
第4集合場所 JR巻向駅(JR桜井線)9:44 〔要するに現地へこの時までに来て下さいね〕
解散予定 近鉄津駅 19:21
主な見学場所(予定コース)
巻向駅9:45→纒向遺跡(邪馬台国の都?)→箸墓古墳(卑弥呼の墓??)→渋谷向山古墳(景行天皇陵???)→巻向駅11:04→11:13JR香久山駅→ 吉備池廃寺(百済大寺)→藤原宮跡大極殿・昼食)13:00→朱雀門・朱雀大路→日高山古墳群・横穴群→大官大寺14:30→15:30本薬師寺→畝傍御陵前駅16:00→大和八木経由津
持参するもの
弁当、水筒、雨具、筆記具、カメラ、タオル(服装や靴は軽装で)
雨天決行
連絡 山中 章 Mail: yaa@human.mie-u.ac.jp
そしてもう17回になりました、壬申の乱ウオーク。毎年欠かさず4回やっていますので、5年目に入ったと言うことですね。目標は50回なんですが命がもつかしら(笑)。
〔2〕 5月8日〔土〕 第17回壬申の乱ウオーク~石占頓宮をめざして~
今回は聖武天皇が740年11月24日に宿泊した朝明頓宮から、翌日に入った桑名郡石占頓宮に至るコースを見学し、歩きます。
石占頓宮の場所は未だに判ってはいませんが、この間の探訪でおおよその見当がついてきました。今回も訪れる予定になっている「尾津」神社!この名称の由来は東海道伊勢国北端の「榎撫(えなつ)駅」ではないかと考えられています。聖武天皇の伊勢行幸は、基本的に国郡レベルの地方官衙が利用されていることが判明してきました。榎撫駅家はまさにそうした施設の一部だったのではないでしょうか。
日本で初めて発見された木簡の出土地、柚井遺跡から多度神社を歩きます。
柚井遺跡の木簡は今から82年も前に地元の熱心な教員・鈴木敏雄氏他によって発見された資料です。発見場所は当時の三重県桑名郡多度町一番割ですが書かれている内容は「v桜樹郷□頭守部穎代籾一石□五百□v」(皇學館大学史料編纂所『皇學館大学史料編纂所蔵 鈴木敏雄氏遺稿・旧蔵資料目録』(1991年)解説)等、かつての美濃国石津郡桜樹郷から守部が穎稲籾1石を送ってきた荷に付けられていた荷札木簡です。石津郡桜樹郷とは現在の大垣市上石津町付近と推定されますから小河川から揖斐川に出て舟運で籾を運んできたものでしょうか。柚井遺跡の南には戸津という地名もあり、榎撫駅の名称などからこの辺りに揖斐川の港(津が置かれていたことが判りますから、まさに水陸交通の要所だったのです。さらに興味深いのはこの地は伊勢国と美濃国の国境にも近いと言うことです。駅家設置のあり方とも一致します。
日時 5月8日8時40分養老鉄道多度駅〔桑名発8時24分→多度着8時37分)集合
主な見学地 尾津神社→ヤマトタケル歌碑→宇賀神社(柚井遺跡説明)→愛宕中世墓群→多度大社→多度駅12時解散予定
案内 桑名市教育委員会石神教親氏 & 山中 章
春の藤原京、日本最初の木簡出土地柚井遺跡、行ってみたいなと思う人はこいつをポチッと押して下さいね→
これも大学の使命~能動型授業や地域連携の実践~なのである、とかってに思っている。
〔1〕5月1日(土)三重大学考古学研究室春の遺跡めぐり~纒向遺跡から藤原京へ~
藤原宮朱雀門から耳成山を見る。実際に歩くのはこの逆で、纒向遺跡や箸墓古墳をみた後、藤原京の北東部から南下して大極殿、朱雀門から大官大寺へと行きます。
日時 2010年5月1日(土)
第1集合場所 近鉄津駅7:48発急行の一番前の車両(津からの人はこの電車に乗るのが一番安くて早い!!)
第2集合場所 伊勢中川発8:04の急行一番前の車両 (伊勢方面の人はこの電車で合流して下さい)
第3集合場所 JR桜井駅(近鉄桜井駅と接続)改札口9:30〔関西方面の方はここか、次の巻向駅で会いましょう。私は京都から行きますのでここから学生と合流します。〕
第4集合場所 JR巻向駅(JR桜井線)9:44 〔要するに現地へこの時までに来て下さいね〕
解散予定 近鉄津駅 19:21
主な見学場所(予定コース)
巻向駅9:45→纒向遺跡(邪馬台国の都?)→箸墓古墳(卑弥呼の墓??)→渋谷向山古墳(景行天皇陵???)→巻向駅11:04→11:13JR香久山駅→ 吉備池廃寺(百済大寺)→藤原宮跡大極殿・昼食)13:00→朱雀門・朱雀大路→日高山古墳群・横穴群→大官大寺14:30→15:30本薬師寺→畝傍御陵前駅16:00→大和八木経由津
持参するもの
弁当、水筒、雨具、筆記具、カメラ、タオル(服装や靴は軽装で)
雨天決行
連絡 山中 章 Mail: yaa@human.mie-u.ac.jp
そしてもう17回になりました、壬申の乱ウオーク。毎年欠かさず4回やっていますので、5年目に入ったと言うことですね。目標は50回なんですが命がもつかしら(笑)。
〔2〕 5月8日〔土〕 第17回壬申の乱ウオーク~石占頓宮をめざして~
今回は聖武天皇が740年11月24日に宿泊した朝明頓宮から、翌日に入った桑名郡石占頓宮に至るコースを見学し、歩きます。
石占頓宮の場所は未だに判ってはいませんが、この間の探訪でおおよその見当がついてきました。今回も訪れる予定になっている「尾津」神社!この名称の由来は東海道伊勢国北端の「榎撫(えなつ)駅」ではないかと考えられています。聖武天皇の伊勢行幸は、基本的に国郡レベルの地方官衙が利用されていることが判明してきました。榎撫駅家はまさにそうした施設の一部だったのではないでしょうか。
日本で初めて発見された木簡の出土地、柚井遺跡から多度神社を歩きます。
柚井遺跡の木簡は今から82年も前に地元の熱心な教員・鈴木敏雄氏他によって発見された資料です。発見場所は当時の三重県桑名郡多度町一番割ですが書かれている内容は「v桜樹郷□頭守部穎代籾一石□五百□v」(皇學館大学史料編纂所『皇學館大学史料編纂所蔵 鈴木敏雄氏遺稿・旧蔵資料目録』(1991年)解説)等、かつての美濃国石津郡桜樹郷から守部が穎稲籾1石を送ってきた荷に付けられていた荷札木簡です。石津郡桜樹郷とは現在の大垣市上石津町付近と推定されますから小河川から揖斐川に出て舟運で籾を運んできたものでしょうか。柚井遺跡の南には戸津という地名もあり、榎撫駅の名称などからこの辺りに揖斐川の港(津が置かれていたことが判りますから、まさに水陸交通の要所だったのです。さらに興味深いのはこの地は伊勢国と美濃国の国境にも近いと言うことです。駅家設置のあり方とも一致します。
日時 5月8日8時40分養老鉄道多度駅〔桑名発8時24分→多度着8時37分)集合
主な見学地 尾津神社→ヤマトタケル歌碑→宇賀神社(柚井遺跡説明)→愛宕中世墓群→多度大社→多度駅12時解散予定
案内 桑名市教育委員会石神教親氏 & 山中 章
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