最近始まった事ではないが、昨今の政官業の癒着は目に余ります。
厚生労働省、防衛省の組織はガタガタです。他の省も同じです。
省のトップに座る大臣の監督責任も殆ど問われません。
学歴は東大、慶応、早大が極めて突出して多いのも特徴です。
私は東大工学部、理学部出身の先輩や後輩と長く仕事をしてきました。
皆さん才長けて、情け深い、金銭欲の少ない面々でした。
文系の人は学問を究めることよりも、遊び上手に育つゆえかと推察します。
元通産官僚の村上世彰氏「金儲けは悪いのですか」と繋がります。
官僚の皆さんは省をまたいで仕事が出来ず、緊張感も薄らぐでしょう。
政治家は2世3世が多く、当選して当たり前となり緊張感はなくなるでしょう。
国ばかりでなく、地方自治体も構造は同じです。
理系の専門職に問題は少なく、文系の教育に問題はないのでしょうか。
今こそ日本全体の行政の仕組みを抜本的に変える時です。
また、学歴よりも人物本位の社会へ変える時だと切実に思います。
これは物づくりという地味な世界で生きている人間の戯言かもしれません。