ヤーコンで出会った人々  vol 296 土井が浜農園社長 松田利之さんのこと

2017年05月18日 | Weblog
松田社長に初めてお出会いしたのは平成6年だったと思います。私が会社を興した翌年でした。
山口県豊北町にある広大な畑で、無臭ニンニクの栽培、加工をしておられました。
ヤーコンの仕事と良く似ているとの思いから、松田社長を訪ねました。

松田さんはレイテ海戦の数少ない生存者の一人で、町議会議長も勤められた人望厚い方でした。
ニンニクを栽培し、これを粉末加工したり葉や茎の乾燥、酒粕漬など加工場をお持ちでした。
当時、5,6千万円の売上をしておられ、販売先も大手の製薬会社などで経営も安定していました。

初対面ながらヤーコンにも興味を持たれ、すぐに栽培をしてもらいました。
ヤーコン栽培が容易なことから、ジュースへの加工、ヤーコン葉の乾燥など引き受けると言われました。
何しろ見渡す限り農場が開け、すでに加工場もあり、設備も共通して使えるものもありました。

私は松田社長にお出会いしたことで、ヤーコン事業の展望が一気に開けたように思いました。
ニンニクとヤーコンは秋と春に植える作物で、これで1年中仕事あると大変喜ばれたことでした。
それが一変、松田社長はトラクター事故で一瞬にして命を落とされました。

誠に惜しい大事な人を失ってしまいました。社長が生きておられれば、農場の確保も加工場上の
心配もせずに済んだことでしょう。レイテ海戦を生き抜く強靭な体と強運に恵まれた方がなぜ。
今も私の脳裏から離れることはありません。残念至極です。
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