【和佐又山・大普賢岳方面を臨む】
11月23日(金)夕刻
4時半過ぎに、ようやく駐車場に戻りホッとする。ぐしょぐしょにぬれた衣服をまずは着替える。下山で思いのほか汗をかいて、セーターもジャケットもかなり濡れていた。
山の陽はすぐ暮れる。あたりはもう薄暗くなってきた冷えてきた。風呂に入り、汗を流したい。
宿は予約しておくはずだったが、忙しさにかまけて「当日でもいいだろう。」と見切り発車したため確保できていない。その日の状況により行く場所も直前まで決めていなかったのだから、仕方がないといえば仕方がなかったが。
いざ電話して探そうと思い立ち、携帯を取り出したら、「圏外」のサイン。弥山の頂上でも「圏外」だったから、もしやと思ったが、やっぱりダメ。大峰山は本当に奈良の山奥である。
着替えを済ませ、「行者還トンネル」をくぐり大台方面に向かうことにする。明日、大台ヶ原に行くなら駐車場まで行って、宿をあたるのも方法と思ったが温泉は無いはずだ。だったら温泉のあるところにしようと国道309号線から169号線の合流点にきた場所で左に曲がれば伯母峰トンネルを経て大台方面に向かう道だが、右に折れ、上北山に向かう。日帰り温泉とホテルがある。
フロントで空きを確認するが空いていなかった。なんて言っても連休の最初の晩である。紅葉の時期が過ぎた山奥の村といえども、少し読みが甘かった。仕方がないので、とりあえず「日帰り温泉」に浸かり汗を流す。
「上北山温泉」は町営の温泉で地元民は250円、外来者は500円で公衆浴場という感じだったが、泉質はヌメッとして温泉らしく意外と良かった。
さっぱりした体で、近くの食堂で定食とビールをたのむ。
時間は8時すぎ、真っ暗ですることがない。車に戻り、シートを倒して、それぞれ寝袋に身を押し込み、寝ることにする。午後9時。
(つづく)
『近畿最高峰の「大峰山」と「大台ヶ原」を訪ねる-その3(最終回)』へジャンプ
11月23日(金)夕刻
4時半過ぎに、ようやく駐車場に戻りホッとする。ぐしょぐしょにぬれた衣服をまずは着替える。下山で思いのほか汗をかいて、セーターもジャケットもかなり濡れていた。
山の陽はすぐ暮れる。あたりはもう薄暗くなってきた冷えてきた。風呂に入り、汗を流したい。
宿は予約しておくはずだったが、忙しさにかまけて「当日でもいいだろう。」と見切り発車したため確保できていない。その日の状況により行く場所も直前まで決めていなかったのだから、仕方がないといえば仕方がなかったが。
いざ電話して探そうと思い立ち、携帯を取り出したら、「圏外」のサイン。弥山の頂上でも「圏外」だったから、もしやと思ったが、やっぱりダメ。大峰山は本当に奈良の山奥である。
着替えを済ませ、「行者還トンネル」をくぐり大台方面に向かうことにする。明日、大台ヶ原に行くなら駐車場まで行って、宿をあたるのも方法と思ったが温泉は無いはずだ。だったら温泉のあるところにしようと国道309号線から169号線の合流点にきた場所で左に曲がれば伯母峰トンネルを経て大台方面に向かう道だが、右に折れ、上北山に向かう。日帰り温泉とホテルがある。
フロントで空きを確認するが空いていなかった。なんて言っても連休の最初の晩である。紅葉の時期が過ぎた山奥の村といえども、少し読みが甘かった。仕方がないので、とりあえず「日帰り温泉」に浸かり汗を流す。
「上北山温泉」は町営の温泉で地元民は250円、外来者は500円で公衆浴場という感じだったが、泉質はヌメッとして温泉らしく意外と良かった。
さっぱりした体で、近くの食堂で定食とビールをたのむ。
時間は8時すぎ、真っ暗ですることがない。車に戻り、シートを倒して、それぞれ寝袋に身を押し込み、寝ることにする。午後9時。
(つづく)
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