カチューシャ&ノンナ
イベント限定品
地吹雪の中をカチューシャを歌いながら驀進する小さな暴君カチューシャと沈着冷静な副将ノンナ、この絶妙な癖のあるコンビが人気を呼びネット界隈でネタが大量に溢れています。最近ではロシア製の“ヨーロッパの解放”映画で宣伝コラボしたりと注目されています。
慢心さから油断した大洗学園をスターリングラード戦を彷彿させる包囲戦法で窮地に追い込みます。この辺りの劇中盤演出もスポ根モノの定番と云えます。
因みにノンナのCV担当の 上坂すみれ 汝は業界屈指のロシア好きで有名ですが、とあるサイトにて実際のロシアの方にその発音を検証してもらうと変な訛のあるカワイイ歌い方だそうで、その“たどたどしさがよい!”とのことで日本アニメの萌文化は世界共通のようです。
これぞ我が国の“バグラチオン!” (ノ`◇´)ノ
しかし、巷の評判ほどこのコンビの完成品公式立体モノは案外少ないのでは?イベント限定キットではありますがブロンズサークルさんの1/9カチューシャとノンナは数ある中では設定画に近い造詣と感じています。
但し、このキットには瞳デカールなる物は付属しません。私は萌人形界隈に最近まで疎かったので瞳はデカール付属が当然と思っていました。むしろそう云った形態の方が特殊らしいとの事です。
その都合から初めてアイペイントをしなくてはなりません。個人的にはこの作業に至福を覚える方々もいらっしゃるようですが私的には地道で完成速度を落とし兼ねない余計な作業のように思えます。その割ける時間は他の作業余裕に廻したいですし、ライトユーザー層に対して敷居を上げているように感じます。
で、私はいつものように行き当たりバッタリでの作業で、今後の課題です。目の書き込みはやはり手作業の限界は感じました。
カチューシャは“むっ”顔と“ドヤっ”顔の選択式が出来るように補助的にマグネットを仕込みました。部分的な勘合は微調整必要ですが決して難しい部類ではありません。お尻周りがすっぽり隠れちゃうのが少々残念であります。
対してノンナは右膝足軸は成形の都合で短めになり、やや高さを調整しないと両足が接地しません。レジンの欠片を詰めて微調整します。ポージングから察するに 6話の終盤ワンカットからポージングのようです。従って手袋装着ではないのが本来は正しい出で立ちですが雪のイメージがあるので手袋装着で完成させます。
両方とも相変わらずのワンパターン準サフレス仕上げにて、2対にして自作した簡単な雪ベースに設置して模型映えを狙います。
T34/85のキットはタミヤの限定生産のラジコンです。キット素性は良い方なので少し手を加えるだけで現行他社製品と遜色ありません。エンジンメッシュを適当な升目のエッチングパーツにて換装、併せて砲塔の鋳造肌、及び溶接跡等の強調加工をしています。プラウダ学園校章はモデルカステンの別売品から添付しています。今回の塗装仕上げは私のガルパン戦車塗装ポリシーと違いセミリアルな汚し塗装となります。キャラモノと考えればやはりリアル系汚しは合わないと思いますが如何なものでしょうか?