のほほん中国滞在記

シュンマオが中国に滞在して思った事をつれづれと。

夜に公安へ

2008年06月30日 | 中国でのほほん
仕事の後、さわやか上司とのお食事中に鳴り響く携帯。
相手は大家。どうせろくな事ではないんだろうと苦い顔をして電話に出れば、案の定、めんどうな知らせが。

「外国人は派出所に行って居住登録をしなければならない。もう期限は過ぎている。今日中に派出所に行かなければならない」

時間は20時半の開発区。市内へ戻れば22時は過ぎるだろう。

オリンピック前の事もあり、今回に関わらず、色んな所で規制が厳しくなっている。

が、そこは中国に住まわせてもらっている身。規制は守りましょう、やらなければならない事は、やりましょう。

家に着いたのが22時過ぎ。大家と一緒に派出所に向かう。夜にも関わらず、他にも外国人が数人いた。留学生かな。

思えば大家も外国人を住まわせたばかりに、こんな夜に迷惑をかけているなあ・・・。
こうやって今まで何度も、大家と問題に直面し、なんとか解決してきた。まあ、今回の事ももう慣れっこと言えば慣れっこ。

無事に派出所で手続きを済ませ、家まで送ってもらう車の中で、いつものように大家と世間話をする。家に着き、車を降りる時、私はありがとうと言い、大家はゆっくりね(慢点児)と言う。大家は私がちゃんと門に入るまで、見届けてくれていた。


このおんぼろアパートに住み続けてもうすぐ4年。住めば都。もう、引っ越そうとは思わない。

週末卓球大会・・・??

2008年06月28日 | 中国でのほほん
金曜日に「明日の14時半に国際会館に集合。みんなで卓球をします」との電話が入る。

そうして土曜日にも関わらず、チングイにゆられて開発区まで向かう。

合計9人の会社の日本人で、卓球大会をした。個室を借りたので、ゆったり楽しめた。

卓球、好きなんだけどね。下手だべさ。9人の中でも、びりっけつぐらいの下手さだった。最後にびり決定戦で、上司と対決。上司はシュンマオには勝てるだろう、と思っていたのに、負けてしまったので、リベンジ。それでも私が勝ったので、かなり悔しそうだった・・・。そこは変に盛り上がっていた。。

さ、卓球の後はご飯かね、と思ったら、次はボーリング大会。私、とりあえず集合しただけで、スケジュールは全然聞いていなかった。ボーリングはあんまり好きじゃないし、下手だ。ハンデを100もらった。今度は私に負けた上司がまさかのストライクを連発。あんなにストライクを出す人も初めて見たよ・・・。200を軽く越えるスコアをはじき出す。すごーい。私は80ちょっと。それほどガーターをださなかったので、こんなもんかね。。

その後は麻雀。何の大会だ~。この人たち、14時半の前に、ゴルフをしてきてるんだよ??そこまで付き合えない半分が、こりあんで夕食。飲み物は烏龍茶。さすがに土曜日だった事もあってか、仕事の話は出なかった。

ご飯を食べ終わったらすぐに解散。まだ時間も早かったし、チングイの駅まで歩いた。

会社の人と過ごすこんな休日。日本だったらないだろうなあ・・・。でも、うちの会社でもこんな大会そうそうないよ。。最後までコンセプトがわからなかった。

がんばれ!会議通訳

2008年06月19日 | 仕事でのほほん
今日、うちの課主催の検証会があった。
地味~なうちの課にしてみれば、めずらしい晴れ舞台。シュンマオはまだ部門移動したばかりなので、今回は何も準備せず、どんな検証会なんだろうと、他人事のようにのぞんだ。

が、上司の隣に座ったものだから、当然の如く私が通訳をする事に。他にも日本語ができる中国人が何人かいたのだけれど、みんな通訳をするのを嫌がるんだよね。よっしゃ、やったろうやないか!と、難しい通訳の一つである、会議通訳に挑戦。

毎日のミーティングに出て、部門の状況をなんとか垣間見ているので、かろうじて対応はできた。ただ、やはりあまり話した事のない人との通訳はなかなか通じず、私の中国語に慣れている課長が、中国語→中国語の通訳をしてくれた・・・。課長だけじゃなくて、同じ課のしょうちゃんも助け舟を出してくれた。

そうやってみんなに助けられ、なんとか進めていった検証会。トップは日本人なので、中国人としても、問題点を上に打ち明けようと必死にアピール。その中間にシュンマオがいるので、まずはシュンマオにわかりやすく説明する。

この橋渡し役こそが通訳の醍醐味であり、重要な役割!こちらも全身を耳にして、何を伝えたいのか聞き取ろうとする。ところで、シュンマオの職位は、課長でもなく、係長でもなく、普通の職員。そのため話しやすいのか、向こうはオーバーアクションで声高に訴えてくる。最後にはホワイトボードに説明を書き出す。こっちはそれを理解しようと必死なんだけど、周りの中国人としては、そのオーバーアクションっぷりがおかしいようで、会議室の中は苦笑の声があちらこちらからもれ出す。

それは1人の主張だったんだけど、他にもみんながこの状況はトップに知っていてほしい!という時は、みんながシュンマオコールを。
「シュンマオ、シュンマオ!これを日本人に伝えて!」
いや、もうこういう状況が続いているので、何をためらう事なく、直訳している。そして苦笑する日本人。

私の課題点が見えた検証会でもあった。うちの課の仕事の全体像が見えて、ためになった。
そんなこんなで、だんだん製造部になじんでいっているなあ・・・。

お食事会におよばれ

2008年06月11日 | 仕事でのほほん

今日の午後、財務部の副部長から私に内線電話があり、出てみると

「今晩18時からご飯食べに行くよ。いいね?」と、突然お誘いが。

一つ返事でOK。
でも、誰と食べに行くんだろう??と思い、副部長にメール。

「財務部のみんなで食べに行くのよ」とのお返事。

そんなこんなで製造部に移ったけれど、財務部のお食事会に呼んでもらった。これは、かなりうれしい。

場所は「陶然居」。開発区二大街と南海路の交差点を少し西に入った所にある重慶料理。
今回は突然の事だったので、デジカメを持っていなかったので、前回撮った写真でご勘弁。

北京ダックも食べれる。 

 

左は茶碗蒸しのえびあんかけ。辛くなくて上品な味でおいしい。右はおなじみ水煮魚。お魚を食べた後のもやしがこれまたおいしい。 

上司・・・おっと、部長と川魚は食べにくいけれど、水煮魚にするとおいしいねえ、と話しながら、相変わらずのみんなの部長の持ち上げっぷりを見て楽しんでいた。 

今日の食事会は、係長の家で良い事があって、みんなを食事に招待したかったんだって。 

財務部の食事会は、メンバーが部長以外はみんな女性、そしてほとんどお母さんなので、お酒はあまり飲まないし、煙草も吸わないし、話題も子供の事が多く、のどか。みんなとご飯を食べていると、ほっとする。やはり製造部と全然雰囲気が違う。 

だがしかし。食事も終わりかけの頃、話が私のいる製造部の話題に移った。何かと問題が多い部門なのだ。それと、財務部の人は真っ直ぐなんだろうなあ。私も少し前まではそうよねえ、とうなずく立場だった。私が引き起こした問題ではないけれど、いたたまれない気持ちになって、それを聞いていた。 

帰りのチングイ(電車)の中で、係長とずっとその事について話していた。財務部にいたら、そんなに話さなかったのにね。タクシーの中でも、今度は違う人と同じ話題を。 

私が部門を移ったからと言って、何がどうなるというわけでもないんだけど。私なりにできる事を・・・と言うのはおこがましいかもしれないけれど。


1ヶ月経過

2008年06月04日 | 仕事でのほほん
新しい職場に移って1ヶ月ほど経つのですが。

新しい上司の一人は、一年ぐらい前からよく出張で来ている方。物事の白黒をはっきり言う方で、初めはその事にびっくりした。その一年後、まさか自分がこの人の下で働くとは思ってもみなかった。色々勉強になるよ。

そんなわけで、少し新しい職場に慣れてきた。

自分のやる事が少し見えてきたので、やれる事をやっていかないと。

前よりも、中国人と一緒になってやる仕事が増えた。
彼らとどこまで、どれだけの事ができるんだろうね。

週末ランチはCest La Vieで

2008年06月01日 | ごはんでのほほん

今週末のランチは久しぶりにTAPASのブランチビッフェで、もりもり食べるぞ~とはりきって出かけてみれば、TAPASは閉店していた。あれれ?改修中なのか、閉店なのか・・・。説明が書かれた紙が見かけられなかったので、閉店だろうか。

今日は洋食の気分なのに、どこに行こう??と少し話し合った結果、またまた上谷商業街にあるCest La Vieに行く事に。結構な頻度で行ってるなあ、Cest La Vie・・・。

もうお互い行き慣れていて、注文するものは大体決まっている。サラダはもちろんニース風、メインの付け合せはフレンチフライで。ドリンクは食後のエスプレッソ。その日のデザートがあるので、毎回違ったデザートを頂けるのは、うれしい。

クレーム・ブリュレ。小さな小皿が3つもあるよ。

ティラミスにエスプレッソ。昔はコーヒーなんて、飲めなかったのになあ。ちなみに、ここはコーヒーもおいしいと・・・思う。

レモンパイ。すっぱかった!けど、手作りのほのぼのとした味がうれしかった。

なんとこの日は私たち以外にも3組もお客がいて、満員御礼の看板を出したいぐらい。いつもは私たちだけか、もう1組だけで、このままでは閉店してしまうのではないかと友人と心配していたのだ。

それにしても、日差しがたっぷりと入った明るいレストランで、気のおけない友人と、時間を気にせずにの~んびりと頂くフランス料理がおいしいのはもちろん、最近の出来事、他愛のない話、同じく現地採用だからこそ話せる仕事の話ができるのは、最高ですよ。

その後初めて昼間から足つぼマッサージに行ったけれど、うむ、昼間に行くマッサージものんびりとしていていいものだ。


たかが天津、されど天津、こんな風に過ごせる週末がとてもいとしい。
またCest La Vie、ご一緒しましょうね。