のほほん中国滞在記

シュンマオが中国に滞在して思った事をつれづれと。

パリに恋をして 0日目

2006年09月30日 | パリでのほほん
いよいよ明日です。

パリに行ってきます。

子供の頃3年間マレーシアに住んでいて、海外と言えば東南アジア、大学の学部は中国文学、ただいま天津在住と、どっぷりアジア路線の私。
海外に行くとしてもアジアで十分、ヨーロッパに行く必要なんてないわ、と思い込んでいました。

それが去年の転職の合間に清水の舞台でNYに行き、アジアとはまた違う文化にほれぼれ。
次はヨーロッパだ!と、(元)オリーブ少女のシュンマオはターゲットをおフランスにしぼる。
今年の年明け早々、周りに「フランス行きマス」と公言し、さくさくと飛行機のチケットを予約し、ガイドブックを買い集め、ホテルを予約し、ネットで観光ルートを調べ・・・。

去年のNYよりよっぽど熱が入っています。
行く前にかなり燃え尽き気味なんですが、ほんとにパリに行くのかな、私??
霧が発生して北京空港に行けませんでしたーとか、飛行機がパリまで着きませんでしたーとか、乗換えがうまく行かず、荷物が届いていませんーとか、そういうオチはない?大丈夫?(すごく不安)

今回はホテルに泊まるので、現地でブログ更新はできませんが、帰ってきたらまだ1日お休みがあるので、その時にパリ旅行のブログを更新します。
乞うご期待!

で、1年ぶりにHPも更新するぞー。

それではみなさん、国慶節快楽!
楽しい国慶節をお過ごしください。
あ、日本にいるみなさんは・・・お仕事がんばって!

らんまんずに参加

2006年09月29日 | 中国でのほほん

この間の日曜日に天津ブロガーの会、らんまんずに参加してきました。
場所は牛力士、幹事はQuziGozi さんでした。

QuziGoziさんはとっても面白く、特に最後のスピーチは大爆笑させていただきました。
日ごろの疲れも吹っ飛ぶというものです。
幹事お疲れさまでした。

2回目の参加となるこの会ですが、けっこう人見知りする方で、知らない人もたくさんいたので、どうしたものかな~と思っていたら、それほどみなさんと話さずじまいとなってしまいました。
うーん、もったいない。

仕事以外の話をどう話していいかわからなくなっている事に気付きました。
おたくの会社は日本人出向者は何人ですか、では中国人は何人いるんですか~という話しをするととても落ち着きます。
視野が狭くなってきているようで悲しいです。

まるこさんからパリに行く前にダヴィンチ・コードを見たらいいよ~と教えてもらって早速DVDを買ったのですが、見る時間が・・・。
帰ってからじっくり見るとします・・・だめじゃん!

次回もまたよろしくお願いします。。


S部長の帰任

2006年09月28日 | 中国でのほほん
前の会社のS部長から帰任の挨拶メールが届いた。

先週の土曜日に同僚の結婚式に行ったのだが、チエズさんから市内に来てるよ~、S部長もいるよ~との電話を頂いて、結婚式を途中でぬけてチエズさん達に合流した。

S部長と天津で会うのはあれが最後だっただろう。
次にいつ会えるかどうかわからないけれど。

挨拶メールのCCを見て、恐らく私が唯一の女性で、一番ぐらいに若いのではないかと。

なんかね。
それを見てね。
前の会社の人たちは、よくぞこのひよっこの私につきあってくれた(くれている)なあ、と思った。

前の会社に入った時は、中国語は今よりさらにひどく、社会経験も新卒と大して変わらなかったし、上司のアロー部長はさぞや頭を抱えた事だろう。

まあ、今でも中国語が一発で通じない事はざらだし、しょっちゅう仕事で問題を起こしているのですが・・・。

あと、今日、3年半前のまだ天津に来る前の日記を見て、かなり驚いた。

今でも中身が幼いとは言われるけれど、さらに輪をかけて幼かった・・・。

それを思うと・・・頑張ってるよ、自分。。


そして、S部長、今までお疲れさまでした。

久しぶりのつばめちゃん

2006年09月27日 | 中国でのほほん
今日は本当に久しぶりにつばめちゃんに会った。

つばめちゃんは私が天津に来てすぐに知り合った中国人の女の子。
留学仲間の日本人に紹介してもらった。
もう知り合って3年になる。

向こうも日本語が勉強したいから、互相(相互学習)をしましょうという事だったけれど、彼女はさっぱり日本語を勉強しない。
日本の若者の文化が好きなのだ。

そのためか、見た目は日本人の雰囲気がある。
いつもおしゃれをしていて、いつもよれよれの私よりもよっぽど日本人らしいと思う。

出会ったばかりの時は、私の中国語はさっぱりで、辞書と筆談がなければ会話ができなかった。
いつもつばめちゃんはその時を思い出して笑う。
それでも、私と話す時、中国人の友達と話す時よりはだいぶゆっくり話しているけどね~。
あなたの日本語は始めて会った時と全然進歩がないけどね・・・。

かわいい彼女は、しかしこれといった彼氏にめぐり逢っていない。
今日も彼氏はできたの?と聞いてみたら、半年付き合って別れたばかりだと言う。
仕事も問題が起こっていて大変なのよ~、とちょっとへこんでいた。

彼女の彼氏経歴を私は把握できていない。
話の中で「あの時の彼氏がね~」というけれど、一体どの彼氏だったかよくわからない。

天津で働き始めた時、留学時代の友達が一人二人と帰って行き、かと言って新しい友達ができるわけでもなく、寂しく暮らしている時、彼女の天真爛漫さによく助けられた。
今は日本人の集まりに顔を出すようになり、今度は中国人とのつきあいが減って、つばめちゃんとも疎遠になってしまった。

会社でも最近は通訳をする事がなくなり、個人プレーの仕事がほとんどの私は、中国人と接する事が減ってしまった。

それはそれで不安になる。
中国にいるんだし、中国人と話してなんぼやなー、自分は。

国慶節が終わったら、暮らしぶりを考えてみよう、と思う。

HSKも近いしね。
12月か11月にあるよね、HSK・・・。

極端なんです

2006年09月25日 | 仕事でのほほん
今日、会社の日本人おじちゃんに
「シュンマオさんって、極端だよね」
と言われた。

何が極端かと言うと
「仕事の時の顔とオフでうれしい事があった時の顔」
らしい。

先々週の金曜日に出向者帰任の送別会があって、私はその幹事で忙しく立ち回っていた。
10人以上はいる日本人に焼酎の水割りとお湯割とロックをいいちこ2本分作っていた。
花束の予約手配、お勘定、時にはウェイトレスをこなしていたため、店長がおひねり100元をくれたぐらいである。
(その100元をその後すぐにどこかに落としちゃったというオチあり・・・)

その送別会の時の顔と、会が終わってお店を出て、誰かと電話している時の顔が極端に違ったらしい。

あ、ちなみにその誰かっていい人とかじゃないですよ、念のため。
電話のお相手はかわいい中国人の女の子ですよ。

うーん、そんなに違ったのかな、と思う反面、見てる人はよく見てるな、とひやりとする。

しかし「思った事がすぐに顔に出る」とはよく言われる。
前の上司にも、今の上司にも。
それゆえ「営業はできないね」と言われる・・・。

内勤の油断もあり、不機嫌な声で電話に出ると「なんやその声は!」と言われる事も。

内勤と言えども、出向者へのサービスは仕事のうちなので、最近はできるだけ愛想よく電話に出たり、(ひまなので)ささいな用事でも製造部に足を運んだりしている。

たまに「Mさんこんにちは~」と話しかけたら、おじさんの長話に捕まる事もあるけれど、それで少しでも向こうの気が晴れるならそれでいいか。

こんな私ですが、天津に来る前は1年近く接客業をやっていたんですが・・・。
一番のこの極端さの原因は、今の仕事を楽しくできてないからなんだろうね。

もしも留学生に戻るなら

2006年09月25日 | 中国でのほほん
金、土、日と3日続いて晩は韓国料理を食べた。
金曜日は鍋、土曜日は刺身、金曜日は焼肉だった。

留学していた頃は、彼氏が韓国人だった事もあり、よく韓国料理を食べに行った。

お金がなかったので、頼む物はいつもサムギョプサル。
豚ばら肉の焼肉ね。

何人かの韓国人に囲まれて、日本人は私だけという事はざらだった。

そうなると彼らは韓国語で話し込み、私は全く聞き取れず、よく眠い目をこすっていた。

韓国人&日本人カップルはよくいたし、中には韓国語が話せるようになった人もいた。

しかし私はちっとも韓国語のレベルが上達しなかった。
今思えば、もう少し勉強しておけばよかった・・・。
語学ができて、損をする事はない。

通っていた学校も、大学ではなく韓国人経営の塾形式だったので、クラスは韓国人がほとんどだった。
日本人がほとんどよりもましか。

留学時代は韓国語もだけど、中国語も大して勉強していなかったな。

もう一度留学生に戻るとしたら、韓国人に囲まれてもいいから、塾に通って、一コマはHSK対策、一コマは口語の授業を取って、真摯に語学の勉強に励みたい。

と、たまに思う。

ジャワカレー派

2006年09月18日 | 中国でのほほん
今日はカレーを作った。

私は同じハウスでも、「こくまろカレー」より「ジャワカレー」の方が断然こくがあっておいしいと思う。
ちなみに今日のカレーはジャワカレーだった。
がんばって玉ねぎを炒めた。
牛肉ははりきって宴家のお肉を買った。
月桂樹の葉を惜しげもなく入れた。
カルシウム強化のためスキムミルクを投入。
ご飯が炊けたので、いざ晩ご飯。

おいしかった。
ご飯の固さもちょうど良かった。
友達を呼んで食べさせたいぐらいおいしかった。
よし、明日のお昼はカレーを持って行こう。

ご飯を食べた後、会社の人に紅包のお買物を頼まれたので、近所のスーパーに買いに行った。
以前はシェラトンで一袋10元する紅包を買ったのだが、どうやらそこまでする必要はないみたい。
3角と1元の物を買った。
会社の人の分と私の分。
今週の土曜日に会社の中国人の結婚式があり、私も呼ばれたのだ。
実は、中国の結婚式に参加するのは初めて。
そんなに親しくないけれど、見たかったので無理やり招待してもらった。

もう1軒スーパーをはしごしたら、近所に住んでいる日本人の友達と会った。
ちょっとお話をしていたら22時を過ぎ、スーパーの前に露店が並び始めた。
最近取締りが厳しいので、22時を過ぎないと店を出さないのだ。
ぶらぶらとお店を見て、DVDとバレーボールの長Tを買った。
DVDは「テニスの王子様」。
舞台も4つ入っていると書いてあったので、速攻買った。
テニプリのDVDに見入っている所を同僚の中国人に見られた・・・。

なんだか充実したアフター5でした。

賞味期限との戦い

2006年09月11日 | 中国でのほほん
中国滞在も2年を経過し、3年を過ぎると、台所に賞味期限切れの食料品があふれ出す。

この間滞在5年になろうかという人の家に不用品をもらいに行ったら、それこそ賞味期限2003年、04年の物があって驚いた。
さすがの私も即効捨てた。

日本に帰ると、スーパーに並ぶ日本の食料品がまぶしくて、ついついあまり使わない物まで買ってしまうのだ。
特に調味料は、2~3ヶ月に一度使うか使わないかという物もある。

最近は台所の棚をじーっと眺め、賞味期限をチェックするのが日課となった。
食料品を消費するため、なるべく自炊をするようになった。
健全な食生活を送れているのではないかと思う。

もう一つ使い道に頭を悩ませるもの。
それは、「角」と「分」の通貨。
今まで4人の方が、帰国の際にためにためた「角」と「分」のお札、コインをくれた。
お金を頂けるのは大変ありがたい。
が、紹興酒の木箱になみなみたまっている「分」の使い道を探すのは難しい。
おまけに最近できたスーパーは分を切り上げてしまうのだ。
そんな余計な事せんでええから分を払わせてくれ。
かろうじて家世界は分まで取り扱っているから、スーパーは家世界に行くようになった。
それも野菜や生鮮食品を買わなければ分は消費できない。

かくして私はお財布に分と角のコインをつめ、自炊の食材を買うために家世界に出向くのだ。


こうしてちびちびと食料品と分と角を使っていくのは、実はきらいじゃなかったりする。
妙な事に喜びを見出せる性格でよかったなーと思うが、これを会社で日本人のおっちゃんに話すと確実にひかれるので、ブログにそっと書いておく。

パリのホテル決定!

2006年09月09日 | 中国でのほほん
またまた非のほほんなどよよん日記を書いてしまったが、案外書き出すとすっきりする。
後で見直すと、おいおいまた暗い事書いてるよこの人は~、と自分でも思ったりする。
三つ子の魂百までとは言うけれど、もちっと楽な考え方を身につけたい今日この頃。

今日はパリ旅行について書こう。
昨日なんとかホテルが決まった。
市の中心地近くで、交通の便も良さそう。
部屋の写真も見たけれど、かわいらしい感じ。お値段も当初の予算内。
いいじゃないですか!
手伝ってくれたダンクちゃん、ありがとう。

さて、ホテルも決まった事だし、次は詳しいスケジュールを詰める。
スケジュールを考えるのは旅行の醍醐味だと思う。たのしい~。
実際、現地に行ってみないとどれぐらいの時間がかかるかわからないから、とりあえず行きたい場所、お店をピックアップ。
ルーブル美術館とか、まともに見たら数日はかかるそう。
どちらかと言えばオルセーの方が見たい絵が多いので、ルーブルは有名な作品だけを見て、その分オルセーに時間を割いた方がよさそう。
ベタやけど、オランジュリーにモネの睡蓮を見に行きたい。
あ、オランジュリーは第1日曜は入館料無料やって。おっけー、時期かぶるやん。

あまり美術鑑賞に時間を割いても、買い物とか普通の市内観光ができなくなってしまう。
買い物と言っても、いろいろなエリアがあるから、私好みのお店に行きたいと思ったらどこがええんやろうなー。

パリってほんとに日曜はほとんどのお店がお休みなのね。
お店が閉まる時間も早い。19時には閉まっちゃう。
かと言って、オープンの時間が早いというわけではない。

ブランド品は買わないけれど、見るのはきらいではない。
服とかも買わない(買えない)だろうな。

うーむ。それなら、買い物せんでもええ気がする。
でも、せっかくパリまで行くから、ウィンドゥショッピングは楽しみたい。
今から葛藤・・・。

あまり欲張らないで、雰囲気を味わうぐらいで行ったらええんかなあ。

あ、今回はオペラはパスね。
寝ちゃうもん。。

肝心のフランス語ですが、この間友達にちょっと教えてもらいました。
今私が話せるフランス語とは
「こんにちは」「ありがとう」「コーヒー一杯ください」「おいしい」「これぐらい」
うん、あと3週間でがんばろう!


しかし・・・ユーロ、高いよ(涙)

そういうポジション

2006年09月08日 | 仕事でのほほん
今日は会社の歓送迎会があった。
日本人出向者が帰任する事になり、交代の方が来たのだ。

いつのまにか日本人がらみの歓送迎会の幹事、取りまとめ役は私になっていた。

まあ、会はなごやかに終わったのだが、この会社は歓送迎会で酒でつぶす事が好きだ。
で、そのつぶれて意識朦朧の人は誰が世話をするのか。
前回は私がしたため、今回も当然のように私だった。
今回の酔っ払いは移動中の車の中でこそ吐かなかったものの(前回はタクシーのドアに吐瀉物をかけてしまい、運ちゃんからクレームを受けた)、家のドアの前で吐いていた。

つーか、なんで私?
なんで酔っ払いが出たら「シュンマオさん、○○さんが酔っ払いました」とか、「シュンマオ、見送り頼んだぞ!」って声をかけてくんの?

別にこの会社の日本人の中で、私が一番若いわけではない。
そこは私が唯一の女だからという暗黙の了解がある気がする。

実際、「シュンマオは笑っていればいいね」とか
「おまえは責任がなくていいよな」というセリフを会社で聞いた。

そういうポジション。
会社の中の私。

そういえば「酔っ払いの介護うまいなあ」とほめられました。
これ、喜んでいいんですかね。。
いや、だめやん!そんな印象を持たれたら、今後酔っ払いの世話は一切あたしが見る事に決定やん!

もー、歓送迎会はやりたくない~と思ったら、また来週あるしさ。。
おまえら吐くまで&倒れるまで&意識をなくすまで飲むなーーー