パリのAIR CHINAです。
朝にホテルの近くを散策して見つけました。
ガイドブックにホテルの近くに常設のマルシェがあると書いてあったので、楽しみにして行ってみたら、建物は見つかったのですが、あいにく改装中で、建物の外に果物屋さんが1~2件出ている程度でした。がっかり。
それでも、駅とは反対方向を歩いてみたら、モノプリ(チェーン展開しているスーパー)や教会、そしてAIR CHINAを見つけたのでした。
そんな感じで歩いていたら、気付いたらマドレーヌまで出ていました。
パリってとことこ歩いていたら、色んなところに行けちゃいます。
時間と体力があれば歩いて観光するのも本当に楽しい。
マドレーヌ寺院の隣にも常設のマルシェが出ていたので、のぞいてみました。
初マルシェです。小さかったですが、それでも雰囲気は十分出ていました。
下段右の写真は生かきです。こちらはおそらく1㎏/6ユーロ。安い!
バターがかたまりで売っています。
果物・野菜・魚介類が豊富でその上新鮮、味を試してみたくなります。
特に野菜は、生でサラダにしてもりもり食べてみたい。
パリに住んだら、自炊が楽しいんだろうな~!と思いました。
天津の自炊は新鮮なお魚が簡単に手に入らないので、日本人としては悲しいのです。
今日の午前中の目的はオルセー美術館だったので、マルシェでは何も買いませんでした。
そして、やってきましたオルセー美術館!
開館してすぐの10時過ぎに行ったのですが、もう行列ができていました。
1時間近く待ち、入場できたのは11時でした。
中は白を基調とした内装で、ガラスでできたドーム型天井なので、広々として明るくて気持ちがいい。建物自体も芸術作品のよう。
こんな所で絵画鑑賞ができるなんてうきうきします。
美術館案内(日本語有)に目を通し、お目当ての絵は上階にある事を確認し、地上階、中階はさっと目を通して上階に向かいました。
とは言え、各階十分見応えあり。さっと目を通すのがもったいない!
地上階で特に印象に残ったのは、ミレーの作品。
農家の一部分を描き取る彼の作品は、温かい。
幼稚園の子供が美術鑑賞に来ていました。
こんな小さな頃からオルセーに出入りするなんて、すごいぞ。
模写をしている人も多数。館内のカフェはこんなに豪華です。
中階でも好きな作品はあったのですが・・・作者を確認するのを忘れました。うぅ。
そして、上階。ドガ、ルノワール、モネなど、印象派の作品がこれでもかと飾られています。
ドガの踊り子を描いた一枚の絵は、私が子供の頃パズルでよく遊んだ絵でした。
それが今は本物が目の前にある。これには感動。
子供の頃、家の本棚に世界の美術作品全集(父の趣味?)が置いてあって、それをよく眺めていたのを覚えています。モネの名前も確かそこで覚えました。
その記憶の片隅の絵が、手が届くところに並んでいるとは、感慨深いものです。
モネのコーナーに「サン・ラザール駅」が飾られていて、え?と思いました。実はその絵を見るまで、ホテルの近くのあの駅が、モネの絵の題材になっていたとは知らなかったのです。
その他にもパリの街角を題材にした作品もいくつかあり、モネの「日傘の女」を眺められる椅子に座って、日本の両親に手紙を書いていました。
その時はまた来ると思って、モネの2007年のカレンダーを買いそびれる。
旅行でほしいと思ったら、すぐに買う事。これ、鉄則でした。。
お昼はオルセーの近くのイート・インのお惣菜屋さんで、サーモンサラダとチーズがたっぷりかかったパンを食べました。
ここでのサラダは今回の旅行中NO.1サラダです。
いろんな野菜が入っていて、ドレッシングとほどよく絡み合って、サーモンもたっぷりで、ボリューム満点。
大皿にど~ん!とのっけてくるこの形式は、食べ応えがあります。
そしてパンですが、色んな種類のチーズがのっていて、これがまたおいしい・・・。
やはり本場はチーズの使い方がちがうなあ、とうなります。チーズがかかったパン、ではなくて、パンがチーズの下に置かれている、という感じかな。
お昼ご飯の後は、サンジェルマンデプレに買物に行きました。
行く途中でエクレアを見かけたので、エクレア・ショコラを買いました。
一つだけ買ったら、こんなかわいい紙に丁寧に包んでくれます。
公園で食べましたが、中はたっぷりのチョコレートクリームが入っていてびっくり~!
フランスの食べ物を食べて思うのは、素材の味がぎゅーっと凝縮されている、という事です。
このクリームもチョコレートの味がしっかりしました。
こちらはサンジェルマンデプレ教会。教会の前で電話をするボーダーを来た女の子。ショートカットでGパンに黒のショートブーツ、絵になる。。
サンジェルマンデプレに着き、お店をちらほらのぞいたのですが、どうも・・・高い。
ユーロが強く、円安の事もあるのですが、セント・ジェームスのボーダー服や、カンペールの靴でもほしいなあと思っていたのに、日本と大して変わらない値段。
それなら、パリで買う意味がないやん。
少々がっくりして、それならパリで買える物と思い、ピアス買いに走りました。
思った以上にかわいいアクセサリー店が多く、4店はしごして、それぞれのお店でピアスを1個買いました。かなり満足!
お客さんにおばあちゃんが来ていたので、もしやと思って路を歩く年配の方のピアスチェックをしたら、私が買うのを思いとどまるようなゴージャスなピアスをさらりとつけていらっしゃる。
もちろん若い子も大振りのピアスをつけていたりしますが、それが全然嫌味に見えないのはさすがだなあ。
通りで飼い主を待つわんちゃん。
そして、パリ旅行の目的の一つ、ラ・グランド・エピスリーへ(デパート、ル・ボン・マルシェの食品館)。総合デパートのル・ボン・マルシェには見向きもせず、真っ直ぐに食料品スーパーに足を運ぶのがシュンマオ。
1時間はじっくり見ました。
ここで調味料やお土産を購入。
会社のお土産にクッキーを買いましたが、箱を開けて1分でみななくなりました。私も食べましたが、素朴な味でおいしかったです。
夜は近くのカフェで、オムレツを食べました。
オムレツを注文したら、何かを聞いてきて、かろうじて「フロマージュ(チーズ)」が聞き取れたので、ははあ、これは中に入れる具を聞いているんだろうなあと思って「フロマージュ・シルブプレ」と言ったら、チーズ・オムレツが出てきたので、どうやら合っていたもよう。
これまたチーズたっぷりで、おいしかったです。
カフェでオムレツを食べられて満足。オムレツに夢中で、友人が食べていたハンバーグをつまみ食いするのを忘れる。どんな味だったのだろう。
フランス語ができなくてもなんとか旅行はできるけれど、話せたらもっと楽しいんだろうな、よーし、天津に帰ったら、いっちょフランス語をやってみるか!と私に思わせたパリ旅行。
雨が降っていた一日ですが、夜になってやっとやみ、時間もまだ早かったので、エッフェル塔に登る事に。
鋼鉄の貴婦人と夜のご対面です。
ライトアップされ、定期的にライトが点滅する様子はきれいでした。
エッフェル塔ですよ~、ときめき!(幸せなおのぼりさん)
上への行き方を間違える(下行きのエレベーターに乗りそうになった)&この夜は寒かった!事もあり、とほほ感があふれるエッフェル塔でしたが、パリの夜景はしっかり眺められました。
美術館鑑賞、街歩き、おかし、お買物、カフェ、エッフェル塔・・・。
満喫のパリ旅行ですが、中でも楽しかったのは明日の5日目です。
歩き詰め、夜の寒さが腰にキタため、寝る前には持参の湿布をはって、明日の観光にそなえました。