のほほん中国滞在記

シュンマオが中国に滞在して思った事をつれづれと。

ほされてみる

2006年10月31日 | 仕事でとほほ・・・

会社で仕事をほされていたという事が昨日はっきりしました。

そんな事だろうとは思っていて、あえて上司には詳細を聞かずにはいたが、今回上司から直接ほされているんだと話されました。

ほされた仕事にも大して魅力があるわけでもなし、第一もともと私の仕事だったわけでもなし、なんだかなあ、とうなってしまう感じですが、もともと低いモチベーションがさらに下がるのは確か。

それに、上司はそういう風に私の事を見ていたのね。
私の事を全然わかってへんのやなあ~とため息をついたものの、理解してもらうつもりもない。

そう。もはやこの職場では何が起ころうとどうとでもよくなってる。
悲しい、とか、悔しい、とかいうよりもひたすらむなしい・・・。


気分転換に製造部の臨時通訳をかって出てみる。
支援者から「シュンマオがやる仕事なら、日本で時給2千円もらえるよ」と言われる。
時給2千円ですか・・・。今の何倍だよ・・・。

思わず人事課に離職届の用紙をもらいに行きたくなるけれど、ここはおとなしく現場の通訳に挑戦してみましょう。
2年ちょっとメーカーに勤務していて、現場の通訳をするのは始めて。

その前に持病の頭痛が。
こりゃー、午前中は休みだな。
休んだら給料ひかれるから休みたくないけど、頭が痛かったら通訳もできない。
早く有給つけて・・・。


大はずれのタクシー

2006年10月25日 | 中国でのほほん

今日の晩ご飯は久しぶりに会社の日本人とご一緒しました。

帰りにホテルの前でタクシーを拾い、会社の人と一緒に乗ったのですが、これが大はずれ。

まず、乗った矢先に「先に20元保証金を払え」と言ってくる。
いわく「目的地について、お金を払わなかったらどうするんだ。20元かからなかったらおつりを出す」

私は3年間中国に住んでいて、こんな要求をされた事は初めて。
別に途中でタクシーを待たせるというわけではない。

「そんな保証金は払えない。目的地に着いて、メーター通りに払う」と言うと、
「ホテルの前でタクシーを拾わなければいいんだ」
「日本人なんて乗せなければよかった」と文句を言い出す始末。

気持ちが悪くなってこれ以上このタクシーに乗っていたくなかったので、始めに降りる人のホテルに着いた時点で、全員降りました。
これがまたホテルの入り口まで行かず、道路で車を止める。
「今までタクシーに乗ってこのホテルに来たけれど、入り口に行かなかったのはあんただけだ」と言うと、
「そうだ、おれだけだよ!」と逆ギレしてきた・・・。
会社の人を連れているし、これ以上言い合いするのは賢くないので、さっさとお金を払いました。

はあ・・・。
以前乗せた日本人の客で、何か嫌な思いでもしたのかね、この運転手は。
(たまにそういう話を耳にする)
まあ、こういう事を起こさせないためにも、礼儀をもってタクシーに乗ろう・・・。
その前に、私がタクシーに乗って日本人と思われる事はないんですけどね。
(99%韓国人と思われる)


北京食べ歩記

2006年10月22日 | 北京でのほほん

今日は父がはるばる北京まで来たので、会いに行ってきました。

お昼ご飯はマレー料理。本場の味!

おやつはおされなカフェでチャイナスイーツを。サービスで出してくれる烏龍茶がたまりません。

晩ご飯は行列ができるお店で水煮魚を頼む。なまずを頼みましたが、おおあたりでおいしい!

北京の食べ歩き、楽しい~~~。ホクホクですよ!

色々な甘い物が食べれて、おされなカフェがあって、各国料理を食べれるのがうれしい!

食べ歩きの他に、アヤシイ電気街や、秀水のニセモノ市場などをひやかしに行きました。
アングラなショッピング好きのシュンマオ親子。

日本にいる母も、また北京へ来てね~。
(ここで天津へ来てね、とは言わない・・・)


事務所の姉貴分

2006年10月19日 | 仕事でのほほん
ブログを開くと、ぷーの写真が目に入ってきて、夜家で一人で見ていると、ついめそめそしてしまう。
ぷーの写真をもっと見たくなり、30秒の映像や前に撮った写真を見ると、まためそめそしてくる。

いつまでもめそめそもしていられないので、新しいブログをアップしよう。
パリ旅行記はちょっと休憩。

うちの会社は通訳がけっこういる。10人ぐらいかな。
みんな若い。
私より年上の通訳は一人だけである。
通訳は庶務的業務もやり、各部門の経費精算や支払書類を財務まで持ってくる。
その財務には私が居座っている。
なので、たまに業務内容を私に聞いてくる。

私も社会人としてはまだひよっこだけれど、一応日本で働いた経験はあるし、何よりも日本人としての気配り(自分で言う)や、部門と部門を見ての仕事のやり方は私以上にひよっこの彼女たちよりかはいくぶんかはまし・・・だと思う。
(中国人は自部門の利益しか見ない。まあ、これは日本人にもあるか~)

社長秘書の子も最近私によく質問をしてくる。
いつもひまそうに座っている私の方が、眉間にしわを寄せて走り回っている上司(日本人)より聞きやすいのだろう。
私も大した事は言えないけれど、財務(経理)の仕事って、他部門から見れば専門的でややこしいみたい。
流れを覚えれば、それほど難しくないんだけどなあ、と思いながら、ホテルへの支払いに四苦八苦する彼女にアドバイスをする。
しかし今日彼女が持ってきた問題は本当にややこしく、こちらも勉強になった。

結局辞めずに居残ったハイジも、外来語をよく聞いてくる。
今日聞かれた外来語は「キックオフ」と「バックマージン」。
外来語は日本語を勉強する外国人の泣き所のようです。
ついでに「ご飯の作り方」も聞かれた。
ハイジは火が怖くて点けられないという、根っからの料理オンチなのだ。

本社の日本語の人事規定をがんばって自分で理解しようとしている人事課長からは「市場クレーム」と「納入先クレーム」の違いを聞かれた。
これは前の会社での経験が役に立ったよ。

人に頼られて質問をされるのは嫌いではないので、たずねられたらはりきって答えたり、わからなかったら調べたりする。
年下の彼女たちから聞かれたりすると、お姉さんになった気分。
・・・これをお局と言うのだろうか。

これでシュンマオは中国人より給料を多くもらっているだけあるな、と少しでも思われたらいいんだろうけど、そうはいかないか・・・。

さよならぷー

2006年10月18日 | 日常ののほほん

9月21日にぷーは永眠しました。

14歳と5ヶ月の犬生でした。

最後にそばにいられなくてごめんね。

去年の冬から、ぷーは歩けなくなって寝たきりでした。
母がずっと介護していました。
おつかれさまでした。

最後は寝たきりだったため、大好きなボール遊び(テニスボールを追いかける)ができませんでした。
ぷーは天国できっとボール遊びをしている事でしょう。

ぷー、うちに来てくれてありがとう。
楽しい思い出をたくさんありがとう。
そして、ぷーをかわいがってくれたみなさん、ありがとう。

写真は、まだぷーが若い時のものです。


これはもしや・・・

2006年10月17日 | 日常ののほほん

おフランス旅行に行って・・・太ったよ。

しばらく運動してないから、運動しに行くのが億劫になってしまった。

ブログの更新で寝不足になっているから、家で寝とこ~と、会社から帰ったらごろごろ。ごろごろ。

スポーツサークルからもしばらく足が遠のいている。

そのくせ自炊にははげんでるから、食べる物はしっかり、もりもりと食べている。

うー、、これってもしかしなくても冬太りへまっしぐら?
そしてリバウンド開始ってやつ?

いや、もうDAPANGZI(中国語で“でぶ”)には戻りたくないの・・・!!

今年の冬こそはロングブーツを履くんだ~!
だ~!だ~!(エコー)


パリに恋をして 4日目

2006年10月16日 | パリでのほほん

パリのAIR CHINAです。
朝にホテルの近くを散策して見つけました。

ガイドブックにホテルの近くに常設のマルシェがあると書いてあったので、楽しみにして行ってみたら、建物は見つかったのですが、あいにく改装中で、建物の外に果物屋さんが1~2件出ている程度でした。がっかり。
それでも、駅とは反対方向を歩いてみたら、モノプリ(チェーン展開しているスーパー)や教会、そしてAIR CHINAを見つけたのでした。

そんな感じで歩いていたら、気付いたらマドレーヌまで出ていました。
パリってとことこ歩いていたら、色んなところに行けちゃいます。
時間と体力があれば歩いて観光するのも本当に楽しい。



 

マドレーヌ寺院の隣にも常設のマルシェが出ていたので、のぞいてみました。
初マルシェです。小さかったですが、それでも雰囲気は十分出ていました。
下段右の写真は生かきです。こちらはおそらく1㎏/6ユーロ。安い!

バターがかたまりで売っています。
果物・野菜・魚介類が豊富でその上新鮮、味を試してみたくなります。
特に野菜は、生でサラダにしてもりもり食べてみたい。
パリに住んだら、自炊が楽しいんだろうな~!と思いました。
天津の自炊は新鮮なお魚が簡単に手に入らないので、日本人としては悲しいのです。
今日の午前中の目的はオルセー美術館だったので、マルシェでは何も買いませんでした。

 

そして、やってきましたオルセー美術館!
開館してすぐの10時過ぎに行ったのですが、もう行列ができていました。
1時間近く待ち、入場できたのは11時でした。

中は白を基調とした内装で、ガラスでできたドーム型天井なので、広々として明るくて気持ちがいい。建物自体も芸術作品のよう。
こんな所で絵画鑑賞ができるなんてうきうきします。

美術館案内(日本語有)に目を通し、お目当ての絵は上階にある事を確認し、地上階、中階はさっと目を通して上階に向かいました。

とは言え、各階十分見応えあり。さっと目を通すのがもったいない!
地上階で特に印象に残ったのは、ミレーの作品。
農家の一部分を描き取る彼の作品は、温かい。



 

幼稚園の子供が美術鑑賞に来ていました。
こんな小さな頃からオルセーに出入りするなんて、すごいぞ。
模写をしている人も多数。館内のカフェはこんなに豪華です。
中階でも好きな作品はあったのですが・・・作者を確認するのを忘れました。うぅ。

そして、上階。ドガ、ルノワール、モネなど、印象派の作品がこれでもかと飾られています。
ドガの踊り子を描いた一枚の絵は、私が子供の頃パズルでよく遊んだ絵でした。
それが今は本物が目の前にある。これには感動。
子供の頃、家の本棚に世界の美術作品全集(父の趣味?)が置いてあって、それをよく眺めていたのを覚えています。モネの名前も確かそこで覚えました。
その記憶の片隅の絵が、手が届くところに並んでいるとは、感慨深いものです。

モネのコーナーに「サン・ラザール駅」が飾られていて、え?と思いました。実はその絵を見るまで、ホテルの近くのあの駅が、モネの絵の題材になっていたとは知らなかったのです。
その他にもパリの街角を題材にした作品もいくつかあり、モネの「日傘の女」を眺められる椅子に座って、日本の両親に手紙を書いていました。

その時はまた来ると思って、モネの2007年のカレンダーを買いそびれる。
旅行でほしいと思ったら、すぐに買う事。これ、鉄則でした。。

お昼はオルセーの近くのイート・インのお惣菜屋さんで、サーモンサラダとチーズがたっぷりかかったパンを食べました。
ここでのサラダは今回の旅行中NO.1サラダです。
いろんな野菜が入っていて、ドレッシングとほどよく絡み合って、サーモンもたっぷりで、ボリューム満点。
大皿にど~ん!とのっけてくるこの形式は、食べ応えがあります。
そしてパンですが、色んな種類のチーズがのっていて、これがまたおいしい・・・。
やはり本場はチーズの使い方がちがうなあ、とうなります。チーズがかかったパン、ではなくて、パンがチーズの下に置かれている、という感じかな。

お昼ご飯の後は、サンジェルマンデプレに買物に行きました。



 

行く途中でエクレアを見かけたので、エクレア・ショコラを買いました。
一つだけ買ったら、こんなかわいい紙に丁寧に包んでくれます。
公園で食べましたが、中はたっぷりのチョコレートクリームが入っていてびっくり~!
フランスの食べ物を食べて思うのは、素材の味がぎゅーっと凝縮されている、という事です。
このクリームもチョコレートの味がしっかりしました。

 

こちらはサンジェルマンデプレ教会。教会の前で電話をするボーダーを来た女の子。ショートカットでGパンに黒のショートブーツ、絵になる。。

サンジェルマンデプレに着き、お店をちらほらのぞいたのですが、どうも・・・高い。
ユーロが強く、円安の事もあるのですが、セント・ジェームスのボーダー服や、カンペールの靴でもほしいなあと思っていたのに、日本と大して変わらない値段。
それなら、パリで買う意味がないやん。
少々がっくりして、それならパリで買える物と思い、ピアス買いに走りました。
思った以上にかわいいアクセサリー店が多く、4店はしごして、それぞれのお店でピアスを1個買いました。かなり満足!

お客さんにおばあちゃんが来ていたので、もしやと思って路を歩く年配の方のピアスチェックをしたら、私が買うのを思いとどまるようなゴージャスなピアスをさらりとつけていらっしゃる。
もちろん若い子も大振りのピアスをつけていたりしますが、それが全然嫌味に見えないのはさすがだなあ。

通りで飼い主を待つわんちゃん。

そして、パリ旅行の目的の一つ、ラ・グランド・エピスリーへ(デパート、ル・ボン・マルシェの食品館)。総合デパートのル・ボン・マルシェには見向きもせず、真っ直ぐに食料品スーパーに足を運ぶのがシュンマオ。
1時間はじっくり見ました。
ここで調味料やお土産を購入。
会社のお土産にクッキーを買いましたが、箱を開けて1分でみななくなりました。私も食べましたが、素朴な味でおいしかったです。



 

夜は近くのカフェで、オムレツを食べました。
オムレツを注文したら、何かを聞いてきて、かろうじて「フロマージュ(チーズ)」が聞き取れたので、ははあ、これは中に入れる具を聞いているんだろうなあと思って「フロマージュ・シルブプレ」と言ったら、チーズ・オムレツが出てきたので、どうやら合っていたもよう。
これまたチーズたっぷりで、おいしかったです。
カフェでオムレツを食べられて満足。オムレツに夢中で、友人が食べていたハンバーグをつまみ食いするのを忘れる。どんな味だったのだろう。
フランス語ができなくてもなんとか旅行はできるけれど、話せたらもっと楽しいんだろうな、よーし、天津に帰ったら、いっちょフランス語をやってみるか!と私に思わせたパリ旅行。

雨が降っていた一日ですが、夜になってやっとやみ、時間もまだ早かったので、エッフェル塔に登る事に。
鋼鉄の貴婦人と夜のご対面です。
ライトアップされ、定期的にライトが点滅する様子はきれいでした。
エッフェル塔ですよ~、ときめき!(幸せなおのぼりさん)
上への行き方を間違える(下行きのエレベーターに乗りそうになった)&この夜は寒かった!事もあり、とほほ感があふれるエッフェル塔でしたが、パリの夜景はしっかり眺められました。

美術館鑑賞、街歩き、おかし、お買物、カフェ、エッフェル塔・・・。
満喫のパリ旅行ですが、中でも楽しかったのは明日の5日目です。

歩き詰め、夜の寒さが腰にキタため、寝る前には持参の湿布をはって、明日の観光にそなえました。


パリに恋をして 3日目

2006年10月12日 | パリでのほほん

これは地下鉄Europe駅の入り口。
パリの地下鉄の入り口はみなこのようにアール・デコ調だったり、何かしらの飾りがあったりします。
それを見るのも楽しみでした。

 

今日はThe・パリ!な凱旋門から観光をスタート。
おのぼりさんですから、凱旋門を前にして「おー、凱旋門だ~」と素直に感動。
さすがに日本人観光客が多いです。それよりももっと韓国人観光客が多かった。
そしてお約束通り、シュンマオは韓国人に間違えられました。それも韓国人に。よくある事です。


凱旋門は上に上る事ができ、パリの街並みを眺める事ができます。エッフェル塔は近いので、かなり大きく見えました。
入場はミュージアム・パスを見せればOK。このパスは色んな所で使えて、本当に便利。

そして凱旋門からシャンゼリゼ大通りへ。
うかれたシュンマオはここで早速ブランド品を購入してしまう。販売員のお姉さんの口が上手かったんです・・・。
何を買ったか、どこのブランドかはあえて書きません・・・。
ほら、あれです、海外で働く自分へのごほうびというものです。

はい、こちらはルイ・ヴィトン本店。
お買物ではなく、観光でお店に入りました。日本人率高し。

ブランドのお店が数多く並んでいますが、カフェもたくさんあります。
その中でウェイターがボーダーを着ているお店がありました。いいなあ、パリだなあ。

シャンゼリゼ大通りにショールームを構えるT社。
さすが世界のT社様!

入りたいなあ、と思っていたムール貝のチェーン店「LEON」があったので、お昼はここで食べました。
ムール貝のココットと、チーズがたっぷりかかったムール貝を食べました(すいません、メニューを書き取ってません)
手でもりもり食べていたので、その早さと勢いに驚いたのか、隣の客にまじまじと見つめられました。
お皿をさげに来たウェイトレスに「おいしかったですか?」と聞かれたのですが、きれいにたいらげたお皿を見て、私達の回答を待たずに「おいしかったんですね」と笑われました。

その他にも買物をしたので、一旦ホテルに荷物を置きに行き、財布のユーロの吹っ飛び方にあわてて、また両替をしに行きました。

 
 

そして、シテ島のノートルダム寺院へ。
1枚1枚異なるステンドグラス、宗教画など、見どころ多数。
塔に登ってまたパリの街並みを見渡しました。
この不思議な生物シメールが面白かった。どういう意味があるんだろう?

次はサント・シャペルのステンドグラスを見に行きたかったのですが、時間が遅かったため、残念ながら入場できず。今回の旅行ではこの教会へは行けずじまいでした。

夜はワインバーにて。
日本語のメニューがあり、助かります。
牛肉のカルパッチョ、鶏肉(にわとりではなかったと思う)のサラダ、クリーム・ブリュレ、アイスクリームを注文。もちろんワインをグラスで頼みました。
オリーブオイルをたっぷりかけて食べる牛肉のカルパッチョは幸せの味。
サラダはくせがなくて、食べやすくておいしい。なんていう野菜だったのだろう?
鶏肉はあっさりしていて、でも旨味がちゃんとあり、ついつい口に運んでしまう。
クリーム・ブリュレはハーブが効いていて、今までにない味で面白い。
アイスクリームも問題ないよ!

 
 

フランス料理って、一皿でけっこうボリュームがあるし、パンがついてくるので、前菜、主菜など数種類頼まなくても、一皿だけ注文するのもありなんだな、と思いました。
もっととっつきにくいものかと思っていましたが、気軽に食べられる事がわかりました。
もっとも、星付きのレストランに行ったらまた話は変わるのでしょうね。
今回はパリの街の雰囲気を味わおうという事で、予約が必要な高級レストランには行きませんでした。

大きめのグラスワインでけっこう酔っ払って、同行の友人にからんだ記憶が・・・ごめん。
歩き疲れで酔いが早くまわったのでしょう。

まあ、それも旅の思い出という事で・・・

Au revoirà bientôt!


64元の怪

2006年10月11日 | 仕事でとほほ・・・
今日、仕事で些細な事がけっこう大きな問題に発展してしまった。

いや、問題自体も大きくはない。
本当に簡単な内容なのだ。

ただ、その問題の処理方法にずっともめていた。

その問題の中心となったのは、64元。
この64元のおかげで、泣きそうになった。

こういう時、大声で自分の意見をまくし立てる方が有利なのだろうか。
一人の通訳はひたすら自分の無実を主張していた。
私は状況を思い出しながら、大体過去の出来事を今100%立証する事はできないから、うかつな事は言えないなあ、と思って中国語でぽつり、ぽつりと発言していた。

結果的に私が自己犠牲で以って収集をつける事になったのだけれど・・・。
自分のこの性格は絶対損だ、と思ったよ。

64元。安い授業料と思っておこう

パリに恋をして 2日目

2006年10月10日 | パリでのほほん

泊まったホテルは地下鉄Europe駅のすぐそば。
こぢんまりとしたつくりで、静かな通りにあるホテルです。
パリの最古の駅、モネの絵の題材にもなったSt.Lazare駅に歩いて10分もかからないぐらいの便利な立地場所でした。
最初はEuropeに行っていたけれど、地下鉄の線が多くあるので、St.Lazareもよく利用しました。

朝食を食べて、まずEurope駅に向かい、Carte Orangeを購入。
これは地下鉄・バスの定期券で、一週間パスから買えるという旅行者にうれしいもの。
駅の窓口は混雑していると聞いていたけれど、Europe駅は小さな駅で、誰も並んでいる人がいなく、(比較的)落ち着いて駅員さんとお話できました。
たどたどしいフランス語を話したら、すぐに英語で返された・・・。
その上、定期券を作ってくれて(カードに証明写真を貼る)、フランス人はどんなにそっけないかと思いきや、普通に親切で拍子抜けしました。

さて、観光第1弾はクリニャンクールの蚤の市。
ベタベタです、今回のパリ旅行。

たくさんのお店が並んでいる通りを想像していたのですが、時間が早かったのか、けっこう閑散としていました。
蚤の市に来たという実感が湧きません。
ううむ。
骨董市というより、安い服や靴を売っているお店が多かった。
せっかくなので、使いやすそうな靴を一足購入。

肩透かしをくらって、蚤の市は早々に後にしました。
見るところを間違えたのかな?

次はモンマルトルへ。
Blanche駅から出発。駅を出るとすぐにムーラン・ルージュの赤い風車が目に入ります。
今夜見に行くからね~、と心の中でつぶやいて、脇の小道に入り、坂を上っていくと、アメリの舞台にもなったカフェ・デ・ドゥ・ムーランがあります。

ここでお昼を食べようかな、とメニューを見たけれど、よくわからない&ちょっと高い?ので、別の場所で食べる事に。
向かいには魚屋やフロマジュリ(チーズ専門店)、総菜屋が並んでいて、パリの下町という感じがあります。

下町といえども、町並みはとてもきれい。昨日のバスから見た雰囲気とは違います。
ほぉ~っと感心しながら歩いていると、坂からパリの街並みが見渡せて、楽しい。

お昼はテルトル広場付近のお店に入りました。
なかなかおいしい。
エヴィアンは噂通り高く(大瓶で6ユーロ)、必死に「ユンヌ・カラフ・ドー・シルブプレ(水を下さい)」を暗記する。ここで言う水とは無料の水道水の方。


さて、たどり着いたサクレ・クール寺院。

ここから見るパリの街並みは絶景!
観光客は白人が多く、ああ、私はヨーロッパ(の観光地)に来ているんだなあ・・・としみじみ。



 

次はテルトル広場に。
似顔絵を描く画家が集まる広場なので、ぜひ行ってみたかったところ。
似顔絵の他にも、パリの街並みを描いた絵が多く並んでいました。
パリの街並みは画家の心をとらえるのかしらね~、私だったらパリの街並みをどう描くかなあ、と思いながらキャンバスに描かれた色とりどりの街並みを眺めました。

帰り道にこれまたアメリの映画の舞台となった八百屋さんを発見。
映画のポスターがはられています。

モンマルトルは案外早く見終わったので、観光案内所にミュージアム・パスを買いに行きました。
このパスでパリの美術館を見放題、毎回入場券を買う時間も省けるとあって、ぜひほしかったもの。こちらもあっさり購入できました。

無事にパリに着いたし、ホテルのチェックインもスムーズだったし、Carte Orange、ミュージアム・パスも買えた!地下鉄も想像以上に便利に使える事がわかった。
な~んだ、パリの観光って、全然ラクチンじゃない~と、やっとここで余裕ができました。



 

時間があったので、一旦ホテルに帰ってしきりなおし、St.Lazare駅前で初カフェをしました。
カフェから見るパリの街並みもまたいいものです。

さて、今日の目玉のムーラン・ルージュ。
内装は豪華でした。照明がうっすらと赤い。
長テーブルが並び、そこに二人ずつ向かい合わせに座っていきます。
なぜか私は舞台の一番前の席に。ちょっと近すぎるよぅ~!
前座を見ながらのディナーはそこそこでしたが、ウェイターのサービスがきびきびしていて気持ちよかった。
前座では生演奏をバックに女性&男性ボーカルが歌いました。
なんとフェイ・ウォンの歌もあり。すると、後ろの席からいっせいに拍手が。
そう、中国人の団体様ご一行が来ていたのでした。一部の人はジャージ着用・・・。
みなさん、ちゃんとマナーは守りましょー。

いよいよ舞台のはじまり。
とにかく舞台が近い!ダンサーの服がゆれてできる風が私の顔に届きます。
その気になればさわれるほど。
下から眺めていたから、まーみなさん足の長い事!
そして白い歯をこれでもかと見せる笑顔。
フレンチ・カンカンだけではなく、さまざまなショーがあり、作風をかえ、衣装をかえ、舞台をかえ、見応えたっぷりのショーは3時間近く続きました。
途中の幕間も面白かった。時差ぼけはほとんどなく、眠くなる事はありませんでした。
そこはキャバレーなので、場合によっては胸を出すのですが、ちょっと恥ずかしくて胸を見られなくて、足をみていました。うふ。

パリの観光を満喫した2日目でした。

Au revoirà bientôt!