のほほん中国滞在記

シュンマオが中国に滞在して思った事をつれづれと。

君といつまでも

2010年08月23日 | 中国でのほほん

もうすぐ天津に住み始めて8年目に突入・・・。
もう、毎年何があったかなんて覚えてへんがな。そのうち年表を作らないと。

さてさて、中国の物価は毎年上昇し、不動産が高騰しているため、家賃もそりゃあ私が天津に来てほやほやの時よりずいぶんと上がった。
大学の留学生寮の値段を聞いたら、2倍になっていた。上げすぎだ。

ずっと同じおんぼろローカルアパートに住んでいるシュンマオだが、日本人がこんな所に住むなんて!という非難&驚きの声は今まで何度聞いたかわからない。私も途中は家賃を言うのも、ここに住んでいますというのも恥ずかしく、住まいを聞かれたらごにょごにょとごまかしていたが、最近ようやく開き直ってきた。

というのも、去年、今年に天津市内に住み始めた人と話しをしていたら、この広さ、値段で住める私の住まいは、もしかして非常に貴重なのでは?と思ったのだ。

確かに周りの日本人はきれいなマンションに住んでいる。しかし、うちより小さく、収納場所が少ない。うちに来たお客さんはみな物(ガラクタ)の多さに驚く。収納場所がなければ、うちのガラク達タはどうしたらいいんだ。
胸をはって「ここに住んでいます」と人に言えるが、今より狭く、家賃は2倍以上になる。デメリットばかりだ。面子のためだけに引っ越すなんて、そんなまぬけな話しがあるかいな。

そう思うと、もう6年住んでいるおんぼろアパート、愛着が湧く。今日もガラクタを捨てに行ったら、隣のおばちゃんが私の捨てた物を見ていて、まだ使えると拾っていた。ご丁寧にわざわざうちに報告に来てくれた。こんなアパート、他にどこにある。


願わくば、君といつまでも。