のほほん中国滞在記

シュンマオが中国に滞在して思った事をつれづれと。

繰り返される風景

2008年01月30日 | 中国でのほほん


今週に入ってから、あちらこちらの街角で爆竹が売られるようになった。
もうおなじみの風景だねぇ。実はまだ買った事はない。


こちらがスタンダードの形の爆竹。相変わらずの赤さがまぶしい。


こちらは子供向けかな?よく見るとあひるの花火とか、とうもろこしの花火とかあってかわいい。
買ってみて、どんな花火なのか試してみようかな~とちらりと思ったが、如何せんさーむいのだ、ただ今の天津。この寒さの中で花火をする気はないっ。

あと、早速フライングで爆竹を鳴らしている人たちがいるけれど、大晦日(今年は2月6日)に思う存分鳴らせるやん・・・。今からちょっとうるさくなる。この寒い中、何を好きこのんでフライングをするのか。家でおとなしく大そうじでもしとこうや。


こちらは何千発の爆竹なんだろう・・・。


今年は初めて天津で春節を過ごす事になった。春節の期間にちらほら出勤しなければならないから(もちろん法定休日を避けてね。。)、まとまった休みが取れないのだ。私だけ残業・・・どこにも行けないなんて・・・と、いじけ気味だったが、結構天津に残っている人はいたり、日本から天津に来る人もいたりして、友達と会う春節になりそうで、これはこれで楽しみなのである。

そして、毎年冬には風邪をひいたり、風邪とまではいかなくても鼻炎がひどくなったり、せきが出たりしていたのだけれど、今年は見事に元気に過ごせている。これはありがたい。みなさんも寒い日が続く中、体には気をつけて。

どこかで、つながっている

2008年01月27日 | 友達とのほほん
最近お会いした人とお話をしていて、翻訳ものを読まれると言うので、何が面白いですかと聞いてみた。

「アメリカの作家です。両親はインド人で、移民でアメリカに来たんです」
「『停電の夜に』という題名です」

うん?と思って、続けて作家の名前を聞いた。

「ジュンパ ラヒリです」

その作家は、ほんとに最近、パニちゃんがブログで紹介していた作家だった。

私にこの本が面白いと言った方は、パニちゃんのその記事を見ていないそう。

何がめぐりめぐって、この本は私に紹介されたのだろう?

偶然とは単なる偶然に過ぎず、そこには特別な意味はないと思うようになったのだけれど、こんな事もあるのね・・・と、今回のように宝くじに当たるような確率の偶然を思った。

この方は『停電の夜』を持っているそう。今度お借りしようと思う。どんな本なんだろう。

おいでませ天津

2008年01月26日 | 中国でのほほん
週末の楽しみ、E-Martへお買物。

道中で見つけたかわいいバルーン(?)をぱしゃっと数枚。


体育中心の入り口に、オリンピックマスコットのバルーンが置かれていた。


後ろには、それぞれのマスコットの大きなバルーンが並んでいた。一緒に記念撮影を撮る人も。私は撮らなかったけれど、ほんとは撮ってみたかったな・・・。


ちょっと接写。みんな手を前に出して、おいでおいでって言うてる。天津へおいで~って。
天津におるよ~。北京オリンピックも見に行くよ~。ただ、チケット手に入れるのが大変なんよ(涙)


晶晶(ジンジン)ちゃんをピンで撮ってみた。満足。晶晶ちゃん大好きだ。ベタと言われたって構わない。
ところでこのマスコット、何の活動(イベント)のために置かれているんだろう?

中国は旧正月を祝うから、旧暦ではまだ2007年。2月7日に2008年になる。春節前の土日は出勤になる企業が多く、例にもれず私も月曜から9連勤が始まる・・・(本当は7連勤だけど、私はなぜか9連勤に)。が、がんばろう中国のみんな。オリンピックイヤーが待っている!そして、今年こそは春節に餃子を作るぞ!←長年の野望。

雪けむる天津

2008年01月22日 | 中国でのほほん
朝、一歩外に出たら・・・

外はうっすらと雪景色。

通勤途中でぱしゃり。今シーズン、ここまで雪が積もったのは初めてかな。と言っても昼には雪がなくなってしまう程度だけど。今年は雪が積もるのかな。


天津は今が冬真っ只中。寒い日が続いている。ちなみに、これは河の景色。河はもう完全に凍っている。

会社に行くと、回りの中国人に「春節は日本に帰るの?」と聞かれる毎日。
春節が近付いているのを実感する。

同僚とバド!

2008年01月21日 | 中国でのほほん

ちょっと前の話になるけれど、会社の同僚の中国人にバドミントンに連れて行ってもらった。

一緒に行ってくれたのは、王さんご夫婦と、J姉妹。そのうち会社の同僚ではないのは王さんの奥さん。王さんの奥さんはただいま妊娠中で、バドミントンはできなかった。

 

 

場所は二宮の体育館。バドミントンコートが20面もあり、ほとんどうまっていた。中国人はバドミントンが好きだと思う。趣味のレベルの人もいれば、本格的にしている人もいる。その様子を眺めているのも楽しい。

王さんもJ姉妹も、本格的にやってます!というわけではなかったので、なんとか一緒に楽しめた。J姉妹はたまに仲間と集まってバドミントンをするそう。

私は昔バレーをしていたくせで、ついつい滑り込んでしまう。慣れている人は「ああ、またシュンマオが滑り込んでいるよ」と思うけれど、初めてそれを見た王さん、J姉妹は転んで怪我でもしたんじゃないかと思って本気で心配してくれた。
ありがとう。そして、早く慣れて下さい・・・。

その後はみんなで近くの中華料理店に晩ご飯を食べに行く。

 

 

 

上は紅果・・・なんとかいう前菜。いい加減でごめん!おそらくなつめを砂糖で煮たものだけど、砂糖の甘さとなつめの酸っぱさが程よい加減で、初めて食べたけれど、すぐに気に入る。中国の人と一緒にご飯を食べに行ったら、知らない料理を頼んでくれるからうれしい。そして、水煮魚。これは文句なしにおいしい。写真以外でも普段は頼まない料理が色々出てきて、中華料理でも新鮮だった。


他にも細かな事を気を使ってくれて、いたれりつくせり・・・。バドミントンコートも、ご飯もおごって頂いた。私にそんな事をしても、何も良い事ないんだよ~。王さんも、J姉妹も、もし日本に来る機会があったら、絶対私が案内して、おいしいご飯をごちそうするよ~と、心に誓った日なのだった。


年賀状セット

2008年01月20日 | 中国でのほほん

日本に手紙を送るので近所の郵便局に行ったら、くじ付き年賀状が売っていた。中国の年越しの風習を人形(泥人形かな)の写真で説明してある。よくよく見れば、中国は中国でも、天津の風習だった。「天津市郵政広告公司」が発行している。今年は春節に年賀状を出すつもりはなかったけれど、この年賀状をぜひとも日本の友人に送りたくなり、出す事にした。

 

 

左から

・新年のあいさつ
・爆竹をならす
・餃子を食べる

といった風習が説明されている。
こてこての中国やね~。

10枚セットなので、10個の風習について書かれている。改めて中国・天津の年越しの風習を見るのも面白く、中国人にとって「過年(お正月を迎える)」は大事な行事なんだなあ、と思う。

この年賀状セットの他にも、オリンピックマスコットはがきセットも売っている。もちろん購入済み。

郵便局に行って、はがきセットを眺めるのも、ちょっとした楽しみ。


日々。

2008年01月17日 | 仕事でのほほん
定期的に更新しますと断言しつつ、ちょっと滞ったのは、これはさぼったわけではなく、めずらしく残業続きだったから。お正月明けはずっと残業していた。インターネット回線の調子が悪く、パソコンがウィルスをたくさん飼ってしまったせいもある。それも一番忙しい時に・・・。パソコンが固まっていたが、私も一緒に固まっていた。

ま、そんな毎日もようやく終わり、明日から優雅な定時帰りの日々が待っているはず・・・だが、送別会やら忘年会の予定がちらほらと入っている。

この時期に忘年会なのか新年会なのか一体どっちなんだと言いたいが、中国の人は忘年会のようである。これからが年越しなのである。私は新年会の気分だが、この際どちらでもいいのだろう。

そうそう、うちの会社は年が明けて(西暦の方ね)、冬のボーナスが支給される。私ももらった。財務部はみんな評価が良かったらしく、みんなで部長の所にお礼に行った。何をするのかというと、部長の机の前に並んで「部長、謝謝!」と言うのである。そのうちの1人が「シュンマオ、日本語で謝謝って“ありがとう”って言うのよね」と聞いてきて、またまたみんなで部長に日本語で「ありがとう」とお礼を言った。

こんなほのぼの財務部だが、この間社内の従業員アンケートの結果報告があり、財務部は一番満足度が高かった。ダントツと言っていいぐらいのトップである。まあ、財務部は人数が少なく、何を書いたか個人が特定されるので、下手な事を書けないという状況があったかもしれない。かくいう私もほとんど「満足」にチェックした。実際不満はないんだけどね。その結果を見て、部長はほのかに満足そうだった。

新しいカフェでほっこり

2008年01月07日 | 日本でのほほん
11月、12月とブログを更新していなかった・・・というかさぼっていたが、けっこうまわりから「どうしたの?」と言われた。「さぼってるでしょ~」とストレートに言う方もいれば、「何かあったの?」と心配される事も。というわけで、定期的な更新を心がけようと思う。

もう天津に戻って忙しく仕事に追われる身となっているけれど(じ~ん・・・。忙しいって言ってみた!)、cakeちゃんが写真を送ってくれたので、のせておきます。

今回の帰国で、同じく大阪に帰省していたcakeちゃんと会う事ができた。あと、2年ぶりぐらいに会う共通の友人とも。

梅田で待ち合わせをして、お昼ご飯を食べて、その後カフェでのんびりお話し。お決まりのコースだけれど、そんな普通の事ができるのがうれしい。

お昼ご飯は何にしようと思っていたら、cakeちゃんが調べてくれていて、三番街のレストラン街の和風パスタ屋さん「こなな」に始めて行ってみた。いまどきのシンプルなおしゃれな内装に、あっさりした和風のパスタ。う~ん、さすがcakeちゃんのセレクトですな。

その後カフェのカンテ・グランデに行ったんだけれど、お正月だったのでお休みだった。どうしよう~とさまよっていたら偶然DDハウスの近くに「ゆう」というこれまた和風カフェを見つけた。一目見て3人が「ここに入ろう!」と意見が一致した、ええ感じのお店。陶器教室も開いているらしく、お店の中は陶器がたくさん飾られている。注文は自分でカウンターに頼みに行く、セルフサービス形式だけど、逆に落ち着いて長居できる。


私はキャラメルマキアートとチーズケーキのセットを注文。しめて800円なり。コーヒーの器は5種類から選べる。お盆も番号札を渡されて、自分で取りに行く方式。ケーキの種類はあまりなくて、生クリームたっぷりのショートケーキが食べたかった私はちょっとがっかりだったけれど、このチーズケーキも濃厚でおいしかった。木のフォーク&スプーンがまたいい味を出していた。
そして、見て下さいこのうさぎさんのキャラメルマキアート~!かわいいです、恥ずかしいぐらいにのほほんです。飲むのがもったいないと思って混ぜずにちびちび飲んでいたら、底にキャラメルがたまっていた・・・。どうりでキャラメルの味がしなかったわけだ。

梅田でもまだまだいいお店がたくさんあるんだよね。
素敵なカフェとの出会いは、新しい恋の始まりのように胸がときめくのです。なんて、書いてて恥ずかしいが・・・。


結局3人で5時間近く話していた。Girl's Taikは何よりの元気の素!会えて良かったよ~、またね!

ワインバー・ロスコに足を運ぶ

2008年01月05日 | 日本でのほほん

今回の日本帰国の目的の一つは、開店したばかりのワインバー・ロスコに行く事。

NYで出会ったフレディーさんがオーナーをされています。

ふじっこと行こうという話になったのだけれど、なにせ2人ともワインバーなんて行った事がない。HPを拝見する限りでは、食事をするようなお店ではないよう。これは行く前に軽く食べて行く方がいいのかな?と思い、京都四条の権太呂にうどんを食べに行く。

久しぶりに京都四条通を歩く。一つ角を曲がった所に権太呂はあった。京都の料亭風のかまえで、かなりお高い所ではないかとびっくりしたけれど、そこまで高い値段ではなかった。

店内は昔ながらの雰囲気で、うどんのだしはかつおがしっかりきいている関西風、ふじっこが持って来てくれたクーポン券で抹茶わらびもちも頂けて、目的地にたどりつく前にかなりほっこりいたしました。


さて、気をとりなおし、ワインバー・ロスコへ向かう。HPの地図通り進めば、すぐにお店が入っているビルが見つかる。壁面はなかなかきれいなタイルで飾られている階段を3階まで登ると、お店の入り口にたどり着く。入り口には禁煙の張り紙がされており、煙草を吸わない者としては、煙草の煙なしでお酒が飲めるのはうれしい。

どきどきしながらドアを開けると・・・

こじんまりとした店内は、すでに満席だった。

あれ、行く時間を知らせてなかったのがまずかったかしら、とたたずんでいると、一番左に座っている着物を着た女性がこちらを振り返り、すぐに席を空けてくれて、どうぞどうぞと声をかけてくれた。

お正月だから着物なのかな、すてきだなあ、どなただろう、とまじまじとその方を眺めてしまった。それがフレディーさんの奥さん、まゆみさんなのでした。

今回はフレディーさんが忙しい事もあって、あまりお話はできなかったけれど、まゆみさんとなぜか中国のお話をずっとしていた。少しお話しただけでも、好奇心旺盛な方なんだなあ、と伺える方。普段着のように着こなしている着物がほんとに素敵なのです。帰りの電車の中でふじっこと着付けを習わないとね、と語り合う。

ワインの方は、少し渋い感じのワインと、食後酒の甘いワインを頂く。もう少し時間があればもう1杯ぐらい飲みたかったのだけれど・・・。ワインは好きだけれど、味はわからないので、フレディーさんが薦めてくれるのが申し訳ない。食べ物の方ですが、ワインと一緒に頂いたチーズの盛り合わせがおいしかったのはもちろん、フランスパンにつけたオリーブオイルのフルーティーさに驚く。ドライトマトのオリーブ漬けもおいしかったなあ・・・。

次はパリのワインバーに行ってみたいな、日本帰国前の旅行はやっぱりフランスかな、とぼんやりと思ったり。あと、自炊をもうちょっとがんばってみようと思ってみたり。

そして、次にお店に来る時は白酒を持って来ますと約束をする。グラスをまわさなくてもすぐに漂ってくるあの香り。こんな素敵なワインバーにあの白酒の匂いを漂わせるなんて・・・いいのかしら?

実はこの日、カメラ小僧のシュンマオはデジカメは持って来たものの、SDカードを入れ忘れて来るというていたらく。肝心のお店の写真は撮れなかったけれど、フレディーさんのHPにたくさん載っているからいいかしら・・・。

新年から京都のワインバーでチーズをつまみながらワインを頂く・・・、なんとも贅沢な時間を過ごせたのでした。こんな楽しみ、こんな世界をのぞく事ができたのでも、偶然の出会いのおかげ、出会いにはいつも感謝のココロです。
フレディーさんの思いがつまった素敵なお店、みなさまも京都へお立ち寄りの際には、ぜひぜひ足をお運びください。


明けました

2008年01月02日 | 日本でのほほん

今年も日本で年が越せた。年越しは日本で越すに限る。

中国にいたら、全然年越しという感じがしない。中国の年越しは2008年は2月だものね。

日本に帰る前は、霧でまた飛行機が欠航になったり、北京への高速は閉まるし、もう日本へ帰れないかと思った。夕方発の便だったけれど、朝早くから起きて準備をしていて、にも関わらず飛行機の中で眠れなかったのでワインを飲んで眠ろうと思ったら、悪酔いした・・・。トイレで吐いて、スチュワーデスに背中をなでられたりした年末だった。家に着いて、母の顔を見た時には安堵で涙が出そうだった。

大晦日から兄家族と合流して、めずらしく2日までな~んにもしないでのんびり過ごす。ある意味ぜいたくなお正月、というより家族一緒でこんなにの~んびりしたお正月って、初めてじゃないの??というぐらい。

そして、シュンマオ家のお正月の中心は・・・甥っ子・姪っ子~!!
4歳ちょっとの甥っ子と1歳ちょっとの姪っ子。甥っ子はだ~いぶお話ができるようになり、姪っ子は歩けるようになって、片言話す。でも、甥っ子は「シュンマオちゃん」となついてくれるんやけど、姪っ子は人見知りで私には近寄ってこないね。ちょっと寂しい。

甥っ子と手をつないでスーパーに行ったり、初詣に行ったり、一緒に寝たりしとります。えへへ。
あと2~3年したら、姪っ子ともそんな事ができるんだろうな。楽しみ。

2日に近所のイオンに行って、ルピシアの福袋を買う。3千円で50gの紅茶が12パックも入っていた。うれしい、楽しい福袋~。しかし、人の多さにびっくり。明日は梅田と京都に行く予定やけど、どれだけ人が多いんやろう。

 

 

とりあえず、ルピシアの福袋セットの写真をのせとくね。

お正月番組はほとんど見ず、毎日アンパンマンとかウルトラマンセブンを見ている。ただいま我が家には小皇帝が2人もおるよ。

そんなわけで、家族一緒に元気に過ごせるお正月の幸せをかみしめています。


2007年は色々あったけれど、2008年はどういう年にしていこう。

とりあえず、部屋をきれいに、って、毎年こればっかりやけど・・・

楽しい天津生活を送れるようにがんばろう。


では、いつものほほんに足を運んでくれているみなさま、毎度ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
みなさんにとって、2008年がめっさ良い年になりますように。