xina-shinのぷちレビュー?

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「LOVERS」再び DVDにて

2005年01月29日 | cinema-asia
Amazonに予約しておいたDVD『LOVERS プレミアムBOX』(+猟奇的な彼女 ディレクターズカット版)が無事届きました。

早速特典DISKから先に見て、その後本編を観ました。


衰退期を迎えた唐の時代、朝廷の力が弱まる中、反政府組織『飛刀門』が勢力を伸ばしていた。朝廷の捕吏である『劉』(アンディ・ラウ)と『金』(金城武)は『飛刀門』に関係する踊子が遊郭にいるという情報を得て、罠をかけるべく遊郭へと乗り込む。
客として店に上がった『金』は、美しき盲目の踊子『小妹』(チャン・ツィイー)に酔漢としてからみ騒ぎを起し、捕吏の『劉』が騒乱を収拾すべく店に駆け付けた。無実を訴える『小妹』は伝説の踊りを披露することになるが・・・


劇場公開時のレビューはコチラ 
ストーリーに違和感を感じた方こそ是非ご一読を!!


(いろいろな方にお読みいただき、かつお褒め頂いたことに関して、御礼申し上げます。おかげさまでここまでBlogを続けることが出来ました。久しぶりに自分でもあらためてエントリを読み返してしまいました。)


劇場以来、久方ぶりの鑑賞でしたが、やはりこの作品は大画面で観たいですね。いまの環境がパソコンによる再生で、なおかつモニターが14型CRT(95年製)なのでイマイチ迫力が・・・ワダエミ氏の衣装も美しさが減じてしまい残念なことですT。T

作品について改めて気付いたことですが、二つの場所がキーになっているようです。特典DISKのインタビューで「チャン・イーモウ」監督が言っていましたが、中国伝統の武侠映画には必ず竹林が出てくるのだそうです。本作もそれに倣い、竹林のシーンが出てきますが、その竹林では三人の迷いが表現されています。特に緑の衣装を纏った『小妹』の複雑な表情は男たち二人への愛(一つは終わり、一つは始まり)が見事に表現されていると思います。
もう一つの場所は白樺の森です。別れを決意し馬を走らせる二人ですが、決心を下すのが白樺のシーンなのです。二人の背中が想いを語っています。この辺に注目してみてみるのも面白いかもしれません。
クライマックスでの『小妹』に関しては色々云われていますが、まあそれはそれとして見て下さい。(未見の方へ“二度”がキーワードです。)
ラストシーン 彼は実は二人で死にたかったのでしょうね。でも彼女は自らの命より愛する人を守りたかった。その為彼の愛は永遠に彷徨うことになったのでしょう。


劇場公開時のレビューはコチラ

LOVERS@映画生活


P.S.1
それにしてもやはり「チャン・ツィイー」は綺麗です。踊りのシーンなどでのはだけた肩の美しさに釘付けになってしまいます・・・

P.S.2
原作本は映画を見た後のほうがよいと思います。映画を御覧になった方は是非ご一読ください。頭の中の物語がきっと広がります。

P.S.3
特典DISK ジャパンプレミアでの伝説になっている金城武へのインタビューはもう少し長く収録して欲しかったですね。


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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
T-Bありがとうございました (saphir)
2005-01-30 16:56:02
はじめまして!

スクリーンで観た時を思い出しながら、

観てます。



T-Bありがとうございました。

こちらもさせていただきました。

こんばんは(^^)♪ (りっく)
2005-01-30 19:22:49
TB、ありがとうございました

映画館でご覧になって、DVD購入されたのですね

よほど心に残った作品だとお見受けしました(^^)

チャン・ツィイーの美しさは同性の私でも

見とれるほど。ぃぃ女優さんになりましたよね♪
こんばんわです! (naka8206)
2005-02-06 20:55:58
TBありがとうございました。

xina-shinさんがおっしゃるとおり、この映画は、大画面で見たいですね。

こちらもTBさせていただきます。

はじめまして (hiyohi)
2005-02-07 11:25:42
TBしていただいて、ありがとうございます。



竹林と白樺のシーンはどちらも印象的でしたね!

背中が迷っている思いを良く表現していたと思います

また、全体を通して色彩が美しい映画だと感じました。



原作の本も是非読んでみたいと思います。
はじめまして (Kenta)
2005-02-07 21:46:11
TBありがとうございました。こちらはおそまつなぶっちゃけ批評を時々しているだけですが、こちらからもTBさせていただきます。

また時々おじゃまさせていただきます。
TBありがとうございました! (てるみ)
2005-02-11 15:24:53
確かにチャン・ツイィーの肩は素敵すぎて女の私も見惚れてしまいました。

映像の美しさは言う事ありませんでしたね。

ただ、どうしてもストーリーも追いたい私にはちょっと^^;でした。
thank you for your TB! (sheknows)
2005-02-20 23:36:10
初めまして。Heroと比べてもチャン・ツィイーは綺麗になってますね。アンディ・ラウのファンの方には、何だか食い足りない感じが残ったのではと思いますが、全体の美しい流れに逆らわずウットリ観るのがよい映画。
アニタ・ムイって (拝大五郎)
2005-02-21 00:30:02
TBありがとうございました。

映画を1本ダメにするほどチャン・イーモーはアニタ・ムイをリスペクトしていたんですね。でも、それは制作者の都合。最善を尽くしたとは思いますけど、やっぱり違和感のある仕上がりでした。

見る人は関係ないですし、アニタ・ムイにしても、自分のせいで完成度が映画の完成度が下がるのは望まないでしょう。匹敵する代役が見つからなかったってことでしょうけど、残念です。
こんばんわ (かのん)
2005-02-25 23:13:10
最初からラブストーリーを意識していたせいかあまり違和感を感じずに幸いでした。たぶん金城武の役柄がいかにもな遊び人風で入り込めやすかったんでしょうね。

再鑑賞時には白樺のシーン注意して観てみますね。
Unknown (中やん)
2005-03-22 19:03:39
TBありがとうございます。

こちらもTBさせて頂きました。私的にはチャン・ツィイーは「初恋のきた道」がベストと思っているんですが、どうでしょう?

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