TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

桂沢湖

2010年10月09日 | 長距離

以前から下調べはしていた桂沢湖コース。
距離は130kmちょっと。
平均18km/hで走れば、所要時間は7時間半+静止時間。
今日は、午後3時に帰宅していなければならないから…。

逆算した結果、出発は午前5時となる。
砂川大橋を渡って国道12号へ。
午前7時には三笠の道の駅に到着し、セブンイレブンでいつものドリンクを購入。
「いつも」とは、9月18日25日のことだ。

道道30号から道道116号へ。
三笠は、アンモナイトやら恐竜のオブジェが目に付く街である。
炭鉱が衰退した今となっては、ほとんど唯一の観光資源なのだろう。
そういえば、20年位前にアンモナイトの形をした「化石最中」なるお菓子を食べた記憶が…。
今も売っているのだろうか。

街を外れたあたりから起伏が激しくなってくる。
来場者数がちょっと心配な市立博物館を過ぎると、ほどなく歩道が車道1車線分もある立派なトンネルがお目見えする。
そんなに歩道を広く取ったところで、利用者はほとんどいないだろうに…。
国道でもこれほどの歩道を備えたトンネルには出会ったことがないだけに、妙に感心してしまった。
ちなみに、トンネルの名は白亜トンネルで、抜けたところには翼竜橋が架かっている。
言わんとすることは良く分かる。

桂沢湖8時30分、やっとこさ桂沢湖に到着。
予想を超える上り坂で疲れたので、展望駐車場で休憩する。
しかし残念かな、展望スペースにもかかわらず景観は今ひとつ。
しかも、このダム湖は水が汚いし…。
ダムの堤体付近で工事をしているのがその原因かもしれない。

わずかな休憩後、芦別を目指して山道を進む。
夕張方面から来た国道452号と合流。
わが町を通る国道451号とは同じ日に国道に認定された、いわば双子の国道である。
認定日以外には、さしたる共通点はないのだが…。
山道を進むこと9kmで芦別市境の三芦トンネルに到着。
ここからは下りに変わる。
峠と名前が付いていないだけで、事実上は峠と言っても過言ではない。
三芦トンネルの標高は440メートルもあるのだ。
そんなわけで、今度から三芦峠とでも呼ぶことにしよう。

トンネルを抜けると、何もしないでも40km/h以上出る下り坂。
くつろいでいるとユキムシが目に入る。(←物理的な意味ではない)
いとあはれなり。
※あはれ=しみじみとした趣があること

9時40分、80km地点の三段滝に到着。三段滝
風を浴びて体が冷え過ぎたので、一枚羽織って身支度を整える。
そうこうするうちに、観光バスが到着し、ゾロゾロと乗客が降りてきた。
見た目は日本人のようだが、よくよく話を聞いてみると中国人っぽい。
高価そうな一眼レフでシャッターを切る彼らに混じり、携帯電話に風景を収める私。
微妙に劣等感を覚える。
再出発の準備をしていたら、見ず知らずのご夫人に「あら~自転車で来たの?気を付けてね」と声をかけられた。
心温まる瞬間であった。

傾斜が緩くなってきても風の助けがあったりで、11時前に芦別に到着。
宝来軒で名物のガタタンラーメン(900円)を食す。
私の金銭感覚ではかなりの高級品だが、午前中に100kmも走ったのだから、たまには贅沢をしても許されるはずだ。
昼食後に祖母宅で30分ほど仮眠を取り、12時半に芦別を出発。

赤平を過ぎて東滝川に向かっていると、工事現場の片側交互通行で止められる。
交通指導員の指示に従い、車を先に行かせてから私も進む。
ところが、通過し終わる前に向こう側の交通指導員が車を入れてきた。
対向車も対向車で、こっちに気付いていないのか避けようともしないで突っ込んできた!
トランシーバから「自転車まだいる!」って声が聞こえてきたし…。

午後2時20分、元気に帰宅。
予定時間前にしっかり帰って来れて満足じゃ。

【本日走行距離】136.12km
【積算走行距離】1455.3km

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