それでも前へ進む... But I must go on...

劇症肝炎からの奇跡の復活を遂げた主による、闘病と趣味のブログ。

入院して14日が経過。

2014年07月18日 | ◆入院・腰部椎間板ヘルニア◆
6月30日に入院して、今日で19日。

誕生日(7月3日)に手術をして、丸2週間が経過した。


術後の経過はこのような感じ。


◎手術直後(1~3日後)◎

両足が赤ちゃんのようにぷっくりしていて、浮腫んでいるのか皮膚が張っていた。
そして両足共々痺れが強く、手術の前は「これでもか!」というくらい開いていた爪先もまったく開かなくなっていた。
右足に関しては足の裏にまったく感覚がなく、踏ん張れる状態ではなかった。
左足に関しては、右よりも足首は動いていたが、親指の延長線上は動いても、中指から小指にかけての延長線上、つまり、外側(脛骨筋というのがあるらしい)は、まったく動かない状態。

筋肉に電気刺激を与えて足首の動きを促すリハビリが手術翌日から始まった。

背中にあったドレーンは、2日後に抜かれた。
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◎手術から7日前後◎

手術から5日後(7/8)、シャワーを浴びた。
痛くて歩けなくなってから、お風呂に入るとか着替えるとかを考える余裕がなく、ただ単に痛みと闘っていたのもあって、この日まで約2週間、お風呂に入っていなかった。
そのため、久々のお風呂はとても気持ちが良かったけれど、入浴がものすごく疲れるのだということを改めて痛感した。

ぷっくりしていた足は、少しずつではあるけれど、術前の足に戻りつつある感じに見て取れた。

痺れはあまり改善されていないけれど、踏ん張れるようにはなってきた。
捕まっていれば、自分で着脱が出来るくらい、踏ん張れるように。

週明けの月曜日(7/7 七夕)から、PTさんによる筋トレとストレッチが始まった。

傷口周辺が痛かったけれど、ストレッチの方が…。
ヘルニアになってから、日中は腰を庇うように前屈みの姿勢でいることが殆どな上、寝る時も海老のような姿勢で寝ることが常だったためか、
膝や股関節が固くなっているらしく、それを伸ばすのがとても辛く苦しかった。
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◎手術から14日前後◎

足の浮腫みはだいぶひいてきた。

二本の足だけで立てる時間がだんだんと長くなっていった。

片足立ちを平行棒内でやるようになった。
片足でバランスを取る事がこんなにも難しいのかと、できない自分に対して悔しさがこみあげてくる。
無くなったものを取り戻す日々が続いている。

ストレッチに関しては、だんだんと辛くなくなってきた。
股関節を重点的に伸ばしてもらっている。
右が伸びにくいようで、自分でもやってみるが、左よりも右の方が伸びる感覚があるので、左よりも縮んでいるらしい。

リハビリを始めてから1週間の間に色々教えていただき、気づいたときにやるようにしたら、だいぶ筋力がついてきたようで、リハビリの時間内に一人で筋トレをする時間が
だいぶ増えた。

右の足首がうまく使えないため、平行棒内で歩くのも、膝を高く上げて歩くように自然となってしまう。
ベッドの上でも足首を動かすようにしているけれど、なかなか上に上がらない。
両足共、下には動かせるようになったし、爪先も開くようにはなったのだけれど…。
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ココから更に努力すれば、右足首は動いてくれるのだろうか…動かせるようになるのだろうか…

この先、更に痺れが軽くなる日は来るのだろうか…

歩けるのだろうか…


不安ばかりが募るけれど、でも、前向きに考えないとよくなるものもならないと言うし、神様は力の余るような試練は与えないと聞くから後ろ向きに物事を考えたくはないけれど、落ちる時には落ちないと、ふとしたところで泣いてしまいそうだから、そういう日はそういう日で、乗り越えていこうと思う。


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2 コメント

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復活 (かんぞう)
2014-07-18 22:16:03
Yukariさん、こんばんは。
なんだかYukariさんの魂の叫びを聞いているような気がしています。

本当はYukariさんにはたくさんお聞きしたいことがあったのですが・・・
でも、痛いものは痛い、苦しいものは苦しい、と、Yukariさんなりにちゃんと消化しているんだなと感じます。

個人の痛みは、こればかりはどんな説明を付けても、決して他の人にはわかりません。
もちろん医師にも看護師にも。

家族にしたって、わかってくれようとはするけれど、それでも同情はできても同感はできませんよね。
だからわたしも、そういう時は多少我が儘であってもいいと思って、結構自己主張するようにしています。


Yukariさん、やはり今は、
「頑張らず、でもあきらめない」
これしかないと思います。

決して安易なことを言うつもりはありませんが、でも、それでもきっと復活の時はきますよ。
かんぞうさんへ (Yukari)
2014-07-19 20:44:16
こんばんは。

まずはコメントをくださり、ありがとうございます。

痛みは、他人が理解するには、同じ痛みを経験しないと、同感できないと、常々感じております。
ヘルニアになったばかりの頃は、それはそれは辛くて小さい子供のように、
「痛い、痛い」
と叫んでおりました。
しかし、年数を重ねるにつれて、家族へ負担になってはいけないと、あまり痛みを顔に出てしまったとしても口には出さなくなりました。

定期診察の際も、それが良いか悪いかは別として、前回の診察から平均した痛みの増減があったかどうかだけを伝えることにしていました。
病床のない診療所でしたし、やっていただける最終手段が仙骨下硬膜外ブロック注射だとわかっていたので、動けていたこともあり、そうしていました。


「多少我儘であってもいいと思って、自己主張をするようにしています」

それができる、かんぞうさんが羨ましいです。

私は、誰かが、私(が辛さを訴えたい)と同じ相手(医師や看護師以外)に辛さや我が儘を訴えているとこを目撃してしまうと、私自身に言いたいこと(辛い、痛いなど)があったとしても、言うことを躊躇ってしまうので、なかなか私には難しいことのように思います。
その人の重荷になりたくないと考えてしまうようなのです。

家族に対して(特に母親)は、私が真っ先に訴えるので、私の弟や妹達は、多少の痛みや苦しみは自分の中で消化しているようなのですが、赤の他人に対しては私が身を退いてしまうのです・・・。

「こんな時にそんなこと考えなくてもいいのに…」
と思うかもしれませんが、こういう時こそ、そうなってしまうのです…。

人生経験が足りないのでしょうか…。


再び色々とできるようになるまで時間がかかりそうですが、かんぞうさんの仰る通り、頑張らず、でも諦めず、リハビリに専念したいと思います。

かんぞうさんも、お身体ご自愛ください。

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