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世界の覚書

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イージス艦と漁船の衝突事故

2008年02月20日 | 軍事・諜報
冒頭に再追記
・12分前に灯火に気づいていたという。ただ、すれ違える大丈夫と思ったらしい(それで次にやばいと思ったのが約1分前)。これは、コリジョンコースの事故かもしれない。一直線の衝突コースだが、肉眼では、別に近づいてないように見える現象だ。これは、両者にとって、等しくそう思えてしまう。
・直前に漁船のスピードが上がったように見えたのも、漁船がコリンジョンコースから進路を変えたせいかも。
・直前に別の幸運丸がイージス艦の前で回避行動をとっていた。清徳丸は幸運丸の後方にいた。当時、8隻くらい漁船群がいた。

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以下、2008-02-19 15:23:15エントリ

なぜ起きたかよく分からない事故だが、午前4時ではまだ暗いか。大臣への通報が遅れたのも不可解。

産経:「常識では考えられない衝突」 待たれる事故原因究明
事故当時の現場は北北東の風約7メートル、波の高さ約50センチ、視界は約20キロと穏やかで霧も出ておらず、見通しのよい状態だった。関係者は「早朝だからといってイージス艦の見張りが手薄になっていたとは考えにくく、漁船もレーダーに映るので気づかないはずがない。どうすれば衝突するのか不思議なくらいだ」と首をひねる。
(中略)今回、漁船は勝浦市の川津港を出港し、イージス艦は米・ハワイ沖から横須賀基地に向かう途中だったが、「双方の進路を考えるとイージス艦が漁船を右側に見ることになり、イージス艦の方に避ける義務が生じていた可能性は高い」(関係者)という。
予定航路および船首の傷からみても、イージス艦「あたご」の右から漁船「清徳丸」が来ていたようだ。いずれにせよ海難審判の問題になるが。

しかし逆に言うと、小型船の接近を許してしまったとも言え、イージス艦のセキュリティ上、極めてまずい。漁船に気づかない位なら、工作船にも気づかないだろうから。レーダーには確実に映るはずだと言うし。立派な兵器も使う人次第か、いや組織的な問題か。

朝日:イージス艦衝突、首相報告まで2時間
「あたご」が事故発生の第一報を海上保安庁に伝えたのは、発生16分後の午前4時23分。海上幕僚監部には同4時40分に連絡が入り、海自トップの海上幕僚長や防衛省の内部部局には同5時に伝わった。だが石破氏への一報はさらに40分近く遅い午前5時38分だった。
海上幕僚監部に連絡してからも、大臣まで約1時間かかっている。これはまずい。海上保安庁に連絡するのと相前後して、伝わるべきだろう。

追記:実際には灯りを視認し、回避行動(後退行動)を取ったが、間に合わなかったようだ。漁船も気づいたようで、増速したらしい。

毎日:イージス艦事故:「あたご」に回避義務 レーダー役立たず
自幹部によると、レーダーは近くなると役に立たず、300~400メートルからは乗組員による目視が頼りになるという。
なるほど、そういう事ですか。でもそこまで近づく以前に気づかないといけない。

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