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韓国は衛星ロケット打ち上げの安全協議に応じない

2007年02月08日 | 軍事・諜報
読売新聞:韓国の08年ロケット打ち上げ、日本は経路把握できず
韓国は、長崎県・対馬の西約150キロ・メートル、同県の五島列島・福江島の北西約200キロ・メートルにある外羅老島に、大規模な発射場を建設中。100キロ・グラム級の超小型科学衛星を高度300~1500キロ・メートルの低軌道に打ち上げるロケット「KSLV1」を、来年から運用する予定だ。
政府は昨年6月、韓国の外交通商部などと第1回の非公式協議を実施した。国際法上、安全確保は打ち上げ国の責任だが、日本側は、国内での打ち上げについては、ロケットが切り離す部品の落下時間帯や区域、失敗時の対応などについて国が審査、承認する仕組みを説明。韓国にも、安全基準を同様に明確化するよう求めた。しかし、今年初めに予定されていた第2回協議は、まだ開かれていない。ロケット開発の遅れが一因とみられ、打ち上げの詳細については不明なままだ。
ロケットは通常、東または南向きに打ち上げられるが、宇宙航空研究開発機構は、「南向きの場合は南西諸島の上空百数十キロを通過する。東向きなら、九州から大阪にかけての上空を、より低い高度で飛行することになり、危険は高まる」と指摘している。
このエントリで少しふれたが、「対馬の西150km、五島列島福江島の北西200km」というと分かりにくいが、外羅老島は朝鮮半島の南端と言っていいだろう(Google Mapリンク)。「建設中」というより、既に基本的には完成している気がする。東に打って欲しくはないが、南でも問題は多い。できれば、種子島を利用して欲しかった(友好国なら)。

安全確保の手順や基準については、ロケットの完成を待たずに論議できるはずだ(どう考えても無関係だ…予定性能で議論すればいいのだから)。あの国柄だから、まともな対話は最初から期待できないという事だろう。日本、特に西日本の各地にとっては、由々しき問題である。

「非公式協議」というのもおかしな話だ。そんなものでは、何の拘束力もない。日本と話し合う義務はないと、突っぱねても不思議ではない。

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2 コメント

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やっぱり日本海は大切です (朝日将軍)
2007-02-09 01:13:16
これは韓国流の新しい嫌がらせか。朝鮮半島の南端部から東向きにロケットを打ち上げれば、日本列島(しかも人口稠密地帯である)上空を通過するではないか(つまりロケット打ち上げに失敗すれば被害が日本列島に及ぶ)。アメリカ空軍のケープカナベラル基地、ESAのクールー基地(仏領ギニア)、日本宇宙機構の種子島基地など世界の主要なロケット発射場は、東側に大西洋、太平洋などの大洋がある。朝鮮半島から打ち上げるのなら、広大な内海である日本海を緩衝地帯として利用できる北朝鮮の日本海側沿岸(要するに、テポドンなど中距離弾道弾の発射施設が最適)を使わせてもらえば良い(それぐらいの北への貸しが南にはあるはず)。
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Unknown (worldNote)
2007-02-09 21:19:43
確かに朝鮮半島南端は、極めて不適な位置。北朝鮮の例の基地の方が、よほど余裕がある。ほんとに、種子島を貸すことで、OKして欲しいです。
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