朝鮮日報
ところで「これまで独島問題で取ってきた「静かな外交」原則」というのが笑わせてくれる。転倒したロジックと言うべきか、認知の歪みと言うべきか、あまり相手にならない雰囲気だ。
聯合ニュース
ところで中央日報2006年4月18日
調べてみると、2004年1月15日朝鮮日報にこうある>
自爆にも程がある。
朝鮮日報
#「日本側が武力まで行使」と、日本が手を出すという仮定がある。
海底地名をめぐる経緯は、朝鮮日報のこの記事が詳しい。日本は1978年に対馬海盆をIHOに登録済みである。挑発しているのは、韓国なのだ。
再追記:朝鮮日報
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日本の谷内正太郎外務次官はこの日の記者会見で、今回の調査目的について「6月の国際会議で韓国に名称提案の動きがあることから、対案を提出するため」と話した。谷内次官は、独島付近の日本が「対馬盆地」と命名した場所とほぼ重なる地域に韓国が韓国の名称を使おうとしていることに刺激されたものであると説明した。谷内次官は、韓国がだ捕の可能性に言及したことに対し、「政府の調査船に物理的な行動に出ることは条約で認められていない」と話した。東亜日報
政府がこれまで独島問題で取ってきた「静かな外交」原則が、状況の展開によっては「実力行使も辞さない」という断固たる対応に転換する可能性が高まった。調べてみると、「対馬海盆」は以前から使われている海底地名(地球科学的探査が以前から行われているから、いっぱい出てくる)。IHOに既に登録されていると韓国側も認めている。東亜日報引用部の第3段落の文言が妙だが(IHOの登録を覆そうとしているのは韓国だから…この種の転倒したロジックは、韓国が現代史上さんざん示してきたところ)、6月21日のIHO海底地名小委員会で「鬱陵盆地」を認めさせようというのが、真相のようだ。
海洋警察庁も同日、対策会議を開き、警備艦の中で最も規模の大きな5000トン級のサムボン号をEEZ周辺海域に急派する一方、3000トン級以上の大型警備艦も追加投入して、海上警戒を強化することを決めた。さらに政府は、日本側が鬱陵島(ウルルンド)と独島南方の「鬱陵盆地」を国際水路機関(IHO)に、すでに「対馬盆地」として登録した点を重視し、対策づくりに着手した。
政府は、日本側が6月21日にドイツで開かれるIHO傘下の海底地名小委員会の会議で、鬱陵盆地の名称を対馬盆地とし、これを根拠に独島領有権問題を問題化しようという意図を持っていると分析しており...
ところで「これまで独島問題で取ってきた「静かな外交」原則」というのが笑わせてくれる。転倒したロジックと言うべきか、認知の歪みと言うべきか、あまり相手にならない雰囲気だ。
聯合ニュース
盧武鉉大統領は18日、独島領有権問題に関連し、これまでの政府の基調は「静かな対応を通じ実効的に支配する独島を紛争地域化しない方向で管理することだった」とした上で、「対応基調を継続させるかどうか決定すべき時を迎えたようだ」と述べた。与野党指導部との夕食懇談会の席で発言した。野党ハンナラ党は懇談会に欠席した。だそうであるが、ハンナラ党が欠席したのが興味深い。
ところで中央日報2006年4月18日
韓国は96年の国連新海洋法採択以後、東海(トンへ、日本名・日本海)EEZ起点として独島の代わりに鬱陵島を使用してきた韓国のEEZは鬱陵島を基準にしていたのか。「独島」じゃなかったのか???
調べてみると、2004年1月15日朝鮮日報にこうある>
韓国外交部は(略)1997年7月、独島起点を放棄し、鬱陵島起点を採択、世界に宣言した。つまり、日本は1996年に竹島を基点にしたEEZを宣言し、韓国は1997年7月に鬱陵島を基準にしたEEZを宣言したという事。一体、2006年の韓国は何が言いたいのだろう???わざわざ(中央日報2006年4月18日)「独島起点は排除していない」と発言しているから、修正の必要は感じているらしい。
自爆にも程がある。
朝鮮日報
日本の調査船が韓国のEEZに侵入する場合、海洋警察庁は海上措置に出ることになる。一方、日本の調査船がEEZに入るには、日本の巡視船や海上自衛隊の支援が必要になる。韓国の仮想文学で描かれてきた日本海海戦が、どうしても彼らの頭に浮かんでしまう。そういうシナリオが文学などで共有されてきた経緯があるからだ。「独島」と命名された軍艦すら存在するのだ。
専門家らは「日本の調査船が警戒水域にまで接近し、韓国側がこれを防ごうとすると、一時的に対峙後、後方に撤退する可能性が現在のところ最も高い」と予想する。政府関係者は「もし日本側が武力まで行使して境界線を越えようとするなら、最悪の事態にもつながりかねない」と話した。
#「日本側が武力まで行使」と、日本が手を出すという仮定がある。
海底地名をめぐる経緯は、朝鮮日報のこの記事が詳しい。日本は1978年に対馬海盆をIHOに登録済みである。挑発しているのは、韓国なのだ。
再追記:朝鮮日報
盧大統領は18日、日本の韓国側EEZ水路測量計画に関連し、ハンナラ党を除く野党指導部らと晩餐懇談会を開いた。国際法を遵守することに何の意味があるだろうかという認識自体は、必ずしもだめというわけではないが、そもそも(一般論として)国際法に基礎をおかずして主権を守ることはできない。不法国家には生存権が徐々に認められない方向にあるのが、20世紀以来の傾向だ。そこを押し通すのは軍事力と外交力だ(もちろん、「国際法」より軍事力と外交力こそ主権の基礎になる)。ただし一般論としてはそうだが、韓国は(自爆を含め)無茶苦茶だ。勇ましい事を言わないと、(政治的に)生き残れないのだ。冒険主義が見てとれるのも、全く不思議ではない。そもそも鬱陵盆地(海盆)を持ち出すから、日本は対応せざるを得なくなってきたのではないか。分かりやすくいうと、「東海」作戦がぽしゃって、「鬱陵盆地」は第二作戦だ。
出席者によると、盧大統領はこの日「日本は侵略の野望を捨てていないのではないか。北東アジアの平和を壊している。第2の侵略行為であり、挑発だ」とし、「日本の探査船は政府船舶なので拿捕できないというが、日本の行為を韓国の領土主権侵略行為と見るなら、国際法を遵守することに何の意味があるだろうか」と述べたという。
盧大統領は「国防責任者に対応準備態勢を聞いたところ、“命令さえ下れば任務を成功させる自信がある”と答えた」と言いながらも、「だがその言葉を聞いていた外交当局者は困惑した表情だったな」と語った、と複数の出席者が伝えている。
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懲りないので、懲らしめる事が、不可能なのです(笑