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ベーキングパウダーはアルミ化合物を含む(ことがあるけれど)

2010年10月26日 | 農林畜産漁業
ベーキングパウダーは、パンや焼き菓子に使われる膨張剤の一種で、膨らし粉とも呼ばれる。炭酸ガスを発生する重曹が基剤となり、酒石酸水素カリウム、第一リン酸カルシウム、酒石酸、焼ミョウバン、フマル酸、リン酸ナトリウム等のような酸性剤が重曹の分解を助ける助剤となる。これに両者が保存中に反応しないように隔てておく遮断剤としてデンプンが配合される。(Wikipedia)
問題は焼ミョウバン。ミョウバンとは硫酸アルミニウム。Wikipediaの情報をまとめると、ミョウバン(明礬)とは、1価の陽イオンの硫酸塩 MI2(SO4) と3価の金属イオンの硫酸塩 MIII2(SO4)3 の複塩の総称。単にミョウバンといった場合、硫酸カリウムアルミニウム12水和物 AlK(SO4)2・12H2O を示すことが多く、しばしばカリミョウバンまたはカリウムミョウバンと呼ば、特に、カリミョウバンの無水物を焼きミョウバンという。

膨張剤のアルミ、幼児ご用心 ホットケーキ1枚で基準超
市販されているホットケーキミックス粉6種、クッキー、ドーナツなどの焼き菓子57種など107の製品を検査。ミックス粉3種、焼き菓子27種からアルミを検出した。これらの製品は、膨張剤やベーキングパウダー使用と表示があった。ミックス粉では1グラムあたり最大0.53ミリグラム、焼き菓子ではパウンドケーキやスコーンで最大0.37ミリグラムだった。この場合、ホットケーキ1枚(粉で約50グラム)にアルミ約27ミリグラム、パウンドケーキ一切れ(約50グラム)で同約19ミリグラム含まれる計算になる。世界保健機関(WHO)などが定める1週間の暫定耐容摂取量(PTWI)は、体重1キロ当たり1ミリグラム。体重16キロの幼児では16ミリグラムになり、ホットケーキ1枚で1.7倍になる。
ちょっと分かりにくいが、107製品のうち計30から検出されたのかな。まあ、約3割。当然、含有量にも多寡があろうけど、最大のもので、ホットケーキ1枚(50グラム)に27ミリグラム、パウンドケーキ一切れ(約50グラム)で約19ミリグラム。仮に100g食えば、40~50mgの摂取になる。体重60kgの人間だと1週間の許容量は60mgだが、そんなもの、1週間、ぱくぱく食っていれば、たちまち越えてしまう。

菓子作りにあまり興味がなかったせいもあるが、この話、初耳だった。ちなみに、ちゃんとアルミニウムフリーのベーキングパウダーは市販されており、日本でも普通に買えるようだ。

アルミ自体はそもそも日常の食品に広く含まれており、特に海藻や貝が著しい。仮に50ppmとすると、食品2000g中に100mg。葉菜は12ppmとして24mg、根菜や肉が2ppmだとすれば4mg。白米が1ppmだとすれば2mg。成人1日の食事量を2kgとして、食事内容によるが、色々取り合わせると、平均10mgは簡単にいくのではないか。1週間で70mg。あれっと、許容量に達してしまっている。

この種の話は、いつもこんなである。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-10-31 00:44:57
  ×たちまち越えてしまう

  ○たちまち肥えてしまう

お忙しいのでしょうか。管理人様にしては珍しいですね。
Unknown (Unknown)
2010-10-31 00:47:20
連続投稿失礼します。文面をよく見ていなかった故の私の勘違いでした、越えてしまうで正解なのですね。
失礼しました。

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