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関東大学ラグビー・リーグ戦G(1部)2018 第7週の試合結果

2018-11-25 09:01:54 | 関東大学ラグビー・リーグ戦


リーグ戦Gも大詰めの7週目。11月17日と18日の両日に入替戦回避をかけたサバイバルグループの重要な2試合が行われた。今シーズンから新たな試合会場として使用が始まったセナリオハウスフィールド三郷。先だっての日大と法政の試合は自動車ルートの選択を誤り遅刻の失態を演じてしまったが、今回は東北自動車道から外環を使ったため余裕で会場に到着し第一関門はクリア。

ただ、ここの第2関門は観客席。陸上トラックがあることはさておいても座っての観戦は臨場感が乏しい。2日間ともにチームテントが立っている側から選手目線で観戦することにしたが正解だった。秩父宮で試合ができる上位グループの試合のような整った環境ではないものの、ベンチからの熱い激励(もちろん心ない野次や叱責は一切なし)に観戦している私も元気を貰うことができた。



■第7週(11月10日)の試合結果

11/17(土) ○日本大学 47-10 ●専修大学 セナリオハウスフィールド三郷
11/18(日) ○拓殖大学 12- 7 ●中央大学 セナリオハウスフィールド三郷





第1日目は日大と専修の対戦。ここまで既に2勝を挙げてアドバンテージがある専修に対し、日大は敗れると入替戦が濃厚となり負けられない。余裕を持つ専修にお尻に火が付いた日大がチャレンジという形で、闘志満々で試合に臨むことは十分に予想できた。キックオフから僅か3分でその日大がFWのパワーを見せつけてアサエリがトライ。その後、専修が反撃に出て1トライを返すものの、アドバンテージの逆効果でテンションが落ちていたのか専修はチームに勢いがない。

FWでアサエリ、BKではフレイザーが元気いっぱいの日大がFW戦を制し、その後着々と加点し試合を優位に進めた。そして最終スコアは47-10の思わぬ大差。この勝利により、日大の6位以上が確定したのに対し、専修は最終戦に敗れると7位で入替戦。それ以上に元気が観られないのが気になる。昨年のほぼ同じ時期に1部再昇格に向けて気持ちを高めていたことを思いだして欲しい。





第2日目はここまで全敗同士の言わば最下位決定戦。あとがなくなった形の中央大も拓大も気合十分でそれはピッチサイドで観ていてもひしひしと伝わってくる。まずはパワーで勝る拓大がに中央大陣で攻め続ける。スクラムやラインアウトなどFWのセットプレーでは圧倒できるものの全般的に選手が硬く成っている印象。中央大の執拗な抵抗もありブレイクダウンで時間をかけてしまうことと、アタックのテンポも単調なためゴールラインが遠い状態。中央大がペースを掴む形となり、BKでボールを前に運ぶ場面が増えていく。しかし中央大も決め手を欠き、前半は両チームともに無得点で終了。

後半はディフェンスで自信を掴んだ形の中央大が拓大陣深くで攻め込む状況。ここは拓大が粘り強いディフェンスで耐える。そして7分、自陣でのターンオーバーからタテに抜けてボールを繋ぎマヒナがようやく先制トライ。その後も両チームによる激しい攻防が続くが30分に拓大が追加点を奪って勝負あったかと思われた。しかしながら中央大も粘りを見せて36分にトライ(ゴール成功)を奪い7-12で僅かに5点のビハインド。本当にどちらに転ぶかわからない状況で拓大が中央大の猛攻を凌ぎきり、最下位転落のピンチから逃れた。



■第8週(11月25日)の試合予定

第8週(11月25日)は秩父宮と前橋(敷島公園)に分かれてのリーグ最終戦で、全ての試合が注目カード。各チームのラストファイトをしっかり見届けたい。

11/25(日) 流通経済 vs 法政大学 11:30 秩父宮ラグビー場
11/25(日) 大東文化 vs 東海大学 14:00 秩父宮ラグビー場
11/25(日) 拓殖大学 vs 専修大学 11:30 前橋・敷島公園サッカーラグビー場
11/25(日) 中央大学 vs 日本大学 14:00 前橋・敷島公園サッカーラグビー場
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