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Q10 1話

2010年10月18日 21時58分32秒 | Weblog

久々にドラマの感想です。
いつもだったら『佐藤健:Q10 1話』というタイトルをつけるところですが、今回はストーリー重視の感想なので、佐藤健を抜きに。


実はあまり興味のないドラマだったのです。
女の子ロボットものって珍しくなかったし、イケメンとAKB48の組み合わせだけが売りのドラマの気がしていたので。


認識が甘かったです。
めちゃくちゃ甘かったです。
これは、あの「野ブタをプロデュース。」の木皿さんが脚本だったのです!


「あ~~~れ~~~~」の時代劇のお約束の帯びまわし(?)をQ10がやった時に、それを思い出しました。
Q10が自分にまきつけた紐を平太に持たせて「あ~~~れ~~~~」と言いながらくるくる回ってぱたりと倒れる。
これだけ見ると、これだけ見ると「失笑」とか「呆気」とかそういうものしか思い浮かばないですよね。
でも、次の言葉が重いですよね。
「大声で叫べば必ず誰かが助けに来ます。それが人間のルールです」
Q10が見てた時代劇では帯びまわしの後でヒーローが助けに来るって言うのはただのフィクションのお約束なんですよね。「それが人間ってもんでぃ!」っていうのも。
それをそっくりそのまま真似するのは応用の利かないロボットそのものなんですけど、何もできない、どうしようとないって途方にくれてた平太と誠君達には一筋の光になったんだと思います。


人間にはリセットボタンはないんだと深い諦めの気持ちを持っていた平太も、リセットボタンはなくても、やり直そうって努力できるんだって思って、叫び始めたんですよね。


結果、榎本くんが完全に助かった訳じゃないけど、クラスメートは手伝ってくれたし、小川先生もちょっと勇気を出して、名前を呼んでくれたし。
完全無欠なハッピーエンドじゃんかうて、ちょっとだけ救いがある。
現実よりの幸せをくれるのが木皿脚本な気がします。
そして、笑えるネタが泣ける伏線になってるのも木皿さんですよね。


名前の字の件。
平太くんが「久戸花恋」という名前をQ10に書かせると、平太くんの字そっくりそのまま書いてしまうQ10。
その時に平太が同じ持だけどそれぞれ違うんだって主張するシーンは大笑いなんですが、最後の久保くんの電話番号の件で、「お前の字じゃなきゃダメ」だって言われた久保くんは、すっごく嬉しそうにしてましたよね。
その前に、また入院することになって「また迷惑かけるなー」とか苦笑いしてた彼が、そんな自分をちょっと許された気がしたんでしょうね。
その前にQ10のこと好きになってるっぽいですが。


学習型ロボットQ10は人間とはちょっとズレたことをするのだけれど、ズレてるからこそ、人としては中々向かい切れなかったり、やりきれなかったりするまっすぐな感情や行動だったりするので、それが心に響きます。
番宣で健くんが純粋なQ10がいいって言ってましたけど、まさにその通りでした。
ロボットだから、しがらみとかそういうものに縛られず、思ったことをすぐストレートに行動するお話は結構たくさんあります。
だから、Q10の前宣伝にあまり興味を持てなかったんですけど。
やっぱり、木皿さんは一味違うなぁ。


どこもかしこも見逃せない胸に迫るどらまでしたけど、一番は「世界が産まれました」かな。


その前に、Q10が平太がめんどくさそうに教えた街の様子を読み上げるQ10を見て、世界が滅亡するのはいやだと思った平太と久保くんが、「世界の滅亡を願った鉄塔に下に埋めた手紙」を取りに行くっていう前振りがあって。
久保くんが戯れに手紙の中からかろうじて読める「世界」って書かれた紙を「産まれたよ」って渡すと、


「世界が産まれました」


久保君は、世界の滅亡を願った手紙を取り戻しに来たんですよね。
もちろん、手紙ごときで世界が滅亡する訳はないんですけど。
でも、世界が産まれたんなら、自分たちが滅亡を願ったことがチャラになった気がしたんじゃないかな。


ああ、もう、やっぱり木皿さんはいい!!



もう、がっちりとQ10に心を掴まれてしまいました。
久々にこの気持ちを書き残したいっていうドラマが出てきました。


が、時間の都合で毎回書けるかどうかわからないんですが、書けたら書きたいです。
1話も全然書き足らないって感じです。
すべてを書き記したいって気持ちが溢れてますが、そしたら、いつ書き終わるかわからないので、このへんで。


ところで、前田敦子ちゃん、めっちゃかわいいですねっ。
私はAKBの子はあんまり覚えてなくて、前田敦子ちゃんと板野ちゃんくらいしか区別がつかなかったんですよ。
リセットボタンを押しますか? って口を開けて差し出す姿がチョーキュート!!
番宣とか予告編ではあのポーズの説明がなかったんで、なんだこりゃ? って思ってたんですが、番組を見て何をやってるのかようやくわかりました。
口を開けたまま「ええっとおあんをおいあうあ?(リセットボタンを押しますか?)」って言うのは、あっちゃんのファンでない私も「うわっ」って思うくらい可愛かったんですけど、ファンの方は悶絶ですか?
床転がって可愛いって言ってます?


健君は、電王から全然ファンですけど、あっちゃんのファンにもなってしまいそうです。


平太は野ブタ。の主人公の修二を思わせますね。
そんなことを思ったら、野ブタ。の最終回がジェットコースロマンスだったことを思い出しました。
彰にあたる人物がいないから、それはないかな。
(ジャニーズとかKinkiとか知らない人はすいません)
あの最終回はびっくりしたんですよ。
ヒロインいるのに、なぜ男二人が海辺で戯れてるんだと。
そして、なんでヒロインが「二人は一緒にいるのがいいと思う」って、彰を修二の元に行かせたのか?
衝撃のラストだったなぁ。

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