翌朝実家に着いて驚いた。
なんと衣装持ちなことか、洋服だけではない。何でも物も持っていた。荷物多すぎ!
1年間バック二つで生活できるのに、どんだけ持ってるか。もうこれからしばらくは荷物増やさないように生活出来そう。あっ、でも服は肥えすぎてほとんど入らないなぁ。どうしよう??
帰国するのが憂鬱だった。いろんな面倒なことが待っているかと思うと、気が重かった。
でもそれも自分たちで決断した事。始まりがあれば、終わりもある。逃げてばかりはいられない。
私たちはもうすぐ40代。これから就職活動もしなければならない。
もちろん20代の子達のようには、そう簡単に次は見つからないと思う。
また、もがき苦しむ日もあるかもしれない。旅に出るときの一番の不安材料は、まさにこれでした。
旅で出会ったある旅人が言っていた。
自分でやりたいことをするのに、その道がどんなに苦しい道であっても、しんどいとか大変だとかとは思わない。自分がそうなりたいために、勉強させてもらってるだけで、それがしんどいなんておかしなことだ、大変だなんて当たり前のことだ、って。
なんてポジティブ、私たちもこの精神で乗り越えたい。
二人ともばっちり人生の充電は出来たはず、次は如何に放電するか?
しばらくは日本での生活を、自分たちらしく楽しめそう。
そして、迷ったらまた旅に出よう。
それが、もしかしたら一番私たちらしい生き方なのかもしれない。
1年間見守ってくれた皆さん本当にありがとうございました。
次、世界に出発するのはもしかしたら、あなたかもしれませんね。