働き盛り夫婦で世界一周旅行

30代後半で世界一周旅行。いい年して文無しで帰国した2年後、子供を授かる。そして2012年ジャカルタへの赴任辞令が。

アジアンタウン?オークランドにて

2007-02-24 14:11:32 | オセアニア

ブログを見てくれたたくさんの人に励ましてもらいました。


すぐに共通の知人のアドレスやHPを連絡してくれる人もいました。


旅人の多くが「明日はわが身」と思い、気を引き締めてもらえたら、私たちの犠牲は少しでも救われます。


そして、体に危害なく無事だったことだけでも良しとし、このあとの旅も続けることに決めました。


これで旅を終わらせてしまっては、1年の楽しかった旅が全て台無しになってしまいそうで怖かったです。


ここは気を取り直して、残り1ヶ月半楽しみます。


日本にいる皆さんも、まだまだ旅中のみなさんも、本当にありがとうございました。


気をつけて旅を、そしてこれからもよろしくお願いします。




今もかわらぬスカイタワー


 


Queenストリートにはランタンが・・・



こんなビルも出現!



アジアンフードコートあちこちに。



NZは白がおいしい。かなり気に入った1本。


 



さて、最悪のサンチャゴ5日間を乗り越え、やっとニュージーランド、オークランドに到着しました。


フライトがいっぱいと言われても、サンチャゴ発ラン航空では、ほぼキャンセル待ちをすれば乗れることがわかりました。私たちは2回トライしましたが、2度とも乗れる状態だったことが解っています。


そして、8年ぶりに訪れたオークランドの街は、ものすごい変わり様でびっくりでした。


まさにアジアです。歩いている人も建物もお店も全てアジアンな雰囲気になっていました。


そして、コンビニもものすごく増えていたのですが、売ってる商品もアジアンフードが並んでいて、これまたびっくりでした。


確かに8年前にもアジア人はいましたが、ここまで多くはなかったです。


以前はすしロールを売る店とコリアンレストランが目立っていたのですが、いまだそれは健在ですが、そこにアジアンフードコートもあちこちに出来、中華系のお店がものすごく増えました。今の中国の力は凄いですね。中国資本がここオークランドに流れてきているのは間違いないと思います。


そして日本人には真似出来ない、コミュニティのようなものを作り上げているのだと思います。強いなぁ、ほんと中国パワーは。


まぁそんなおかげで、私たちも自炊もせずに毎日アジアンフード三昧してしまいました。


決して高くないのです。そりゃー南米などと比べてはいけませんが、たいがいのものは7~9ドルで食べれます。もちろんボリュームも申し分ありません。


しかし、たった8年で街がこんなに変わるなんて、むしろ脅威ではないのでしょうか?


20年も日本に住んでいて何年か前にオークランドに戻ったと言うNZ人のおっちゃんが、流暢な日本語で、日本のほうがいいなぁって言ってました。私たちにはちょっと意外だったのですが、ここ数年でものすごい物価だけが上がってしまい、とてもオークランドは暮らしにくくなったと言っていました。


確かに最近の日本って、食べ物とか衣服とかものすごく安いものも、選択できるようになりましたよね。相変わらず住居は高いですけど。


旅をしていても良く言われます。


日本にも凄く行きたいけど、日本は高くて行けないのよねって。


だからそんな時必ず言うのですが、今はだいぶ変わったよ、食べ物も安くなった。でも旅するには交通費も宿代もまだ高いかも・・・、って。


バックパッカー宿はないの?


あんまり聞いたことないですよね?あれっ、これってもしかして商売になる?


カプセルホテルはあるけど、外人じゃ入れなそう!?これってヒントだったりして?


なんか話しがずれてきちゃいました。


ここオークランドでは何も観光することもなく、ただただ安いカメラ探しをしたり、南島キャンプツーリングに向けて安い寝袋を探したりするくらいで、あとはおいしいアジアンフードを食べて過ごす毎日でした。


このあとは、クライストチャーチへ向かいます。チャーチも変わってるのかな?


はまりまくったサンチャゴ5日間

2007-02-21 12:43:55 | 南米
サンチャゴ空港で盗難にあってからの5日間。
驚くほど全てが悪いほうにはまりました。
笑えるほど、はまった5日間での出来事をお知らせしておきます。
もうこの際、思いっきり笑ってやってください。

○戸籍謄本が要る?
海外でパスポートを紛失すると、当然再発行してもらわねば帰国も出来ませんが、この際日本から戸籍謄本を大使館宛にFAXしてもらわなければ、再発行に数週間の時間がかかるそうです。なんかおかしくありません?海外にいてどうやって謄本取りに市役所へ行けというのか?身内のいない人は万が一に備え、海外旅行はしないほうがいいかもしれませんね(冷笑)。
私たちは、国際免許証(オリジナル)、日本の運転免許証のコピー(本籍も記載されてる!)、パスポートのコピー、全て3点当然写真入を提示しましたが、日本から送られてくる謄本のFAXのほうが効力があるそうです。何で??FAXなんて偽造しようと思えばなんでもできちゃいますよ!皆さんどう思います???

○謄本のFAXが届いてない?
今回は私の弟に電話し、謄本をFAXしてくれるようにお願いしていましたが、間違いなく送信したと言う連絡があったので、数時間後大使館へ出向いてみると、
「まだ届いてないですねぇ~」と寂しく言われました。すぐに電話を借りて連絡しましたが、間違いなく送ったとのことで、我が家にはFAXが無いのと、近所のコンビニからは海外へFAX出来ないなどの理由で、すぐには送信できないと言われてしまいました。仕方なく謄本のFAXが到着するまで、他にしなければならない手続きをしておこうと思い、一旦大使館を出て、再度1時間ほどして戻ると、
「本部のほうに届いていたみたいです」と言われました。うちの弟がわざわざ私が知らせた番号以外に送ってくるはずは無く、もともと本部とやらのFAX番号を私に教えたのではないかと思われますが、いまだ真相はわかりません。

○滞在3ヶ月以上は罰金?
パスポートにツーリストカードも挟んでいたのですが、盗難にあった朝、アルゼンティンから空路チリに入国していたので、チリ入国はわずか数日。
なのに、ツーリストカードの再発行をしに行ったら、2階の警察で罰金を払えと言われたのです。はぁ?数日前にラン航空の何時の何便でブエノスから飛んできて盗難にあったというのに、入国管理局の履歴では11月に入国して以来、出国もされていないと言い切るではないですか!んなあほな?だったらラン航空に電話して確認してよ、と言ったものの散々待たされた2時間ほどあと、結局どう確認を取ったのか解らないですが、やっと開放されました。チリもかなりずさんな入国管理システムのようです。

○盗難証明書(調書)の間違え
夜10時少し前にスリにやられ、なんだかんだで最後、警察に調書を作成してもらい終わったのは深夜の1時過ぎ。朝早くからの空港待機のあげく、かなりの心労で疲れきっていました。一刻も早くホテルで落ち着きたいと思うのが先で、出来上がった調書を確認もせずに、警官を信じきってそのままホテルに向かいました。翌日前夜の調書を確認すると、なんと盗まれたバックの中身の内容が微妙に違っていました。これじゃ、当然保険会社は容赦してくれないだろうと思い、作成しなおしてもらうことに。大使館の方に、空港警察に電話してもらい、調書の変更をお願いしてもらうと、控えがそこにはなく確認作業に48時間以上かかると言われあきらめました。ところが、出発当日だめもとで空港警察に間違った調書を持って行くと、あっさりその場で書きかえてくれました。なんていいかげんな、警察もあまりあてにはならない国のようです!

○正体不明の虫に刺される
パスポート航空券の再発行に数日時間がかかるので、その間最初の2日間は精神的ダメージを回復させるためにも、少々クリーンで安心できる宿を紹介してもらいましたが、余りに高いので、3日目からはすぐ近くにあったペンション内藤に移りました。
その夜、顔や手のベットから出ている部分だけが、何かの虫にさされとても痒かったので、「蚊」だろうと思い、すぐに持っていた蚊取り線香をつけ、虫除けの薬も塗り、ベットに戻ろうと思い枕を見たら、スイカの種弱の虫が3匹も枕の上をはいつくばっていました。「ギャーォ%$#&X・・・」大声を上げたいところを必死で飲み込み、夫を起こし、枕ごと部屋の外の明るい場所にもって行き、虫の捕獲をしました。私たちは南京虫とやらを見たことは無かったので、翌日旅人みんなに聞いて見ました。刺された事がある子がいて、その形状から「南京虫だと思う」と言われましたが、果たしてその虫に刺されたのかどうかは解りません。もちろん翌日ベッドの消毒と部屋の掃除をしてもらいました。
消毒と言っても、その辺のお店で買ってきた殺虫剤をかけるだけで、完全に駆除できたとは到底思えなかったので、夫とベットを交換してもらいましたが、全然平気みたいでした。いつもそうで、部屋に蚊がいても、私ばかり刺され夫は平気な顔して寝ています。虫達は夫には興味が無いみたいです・・・(笑)
ちなみに私は軽傷でしたが、翌日同じ部屋に寝た女性は刺された部分が水ぶくれになり、かなりひどくなってしまったので、病院へ行くことになってしまいました。
もちろん内藤のオーナーにはこの件は説明済みですが、3人部屋は要注意です。

○無駄になったテレフォンカード
スリにあった夜、家にとりあえず連絡せねばと思い、あわてて空港内にあったテレフォンカードを自販機で20ドル分購入しました。
すぐにかけようと思いダイヤルしましたが、どうやら国内しか電話できないカードを買ってしまったようで、完全に無駄となってしまいました。(泣)

○再発行に一人約4万円?
私たちの持っていた世界一周航空券ワンワールド。ラン航空に行き、警察の調書なども見せ盗難にあったことも説明しましたが、再発行には一人約4万円弱もかかってしまいました。次のフライトの予約を入れていたのがラン航空だったので、ランに行ったのですが、どうもペナルティは会社によってさまざまなようです。
ランでは1区間の距離か金額に対してのペナルティ額が決められているようで、私たちが未使用だった6区間分の合計ペナルティ額が一人4万円弱でした。
当然手数料は取られる覚悟はしていたものの、あまりの額の多さに唖然としました。ならば6区間から半分の3区間にして、日本に帰るわと言うと、それはルート変更になるから別に変更料がかかると言うではないですか。いやルート変更ではなくこの3区間分だけ省いてくれたら帰国出来るから、と説明しましたがやはりだめでした。ハイハイ盗られた私たちが全てわるうございます。とにかく肌身離さず持ちましょう。

○ピザのハーフ&ハーフを頼んだら・・・!
ほぼ再発行などの手続きも終わりあとは無事空港で乗れることを祈るだけ、となったある日、小腹がすいたので街中で見つけたおいしそうなピザ屋さんに入りました。店員の女の子は英語が少し話せたので、少々無理を言って1枚のピザを半分ずつ違うものに出来るかどうか聞いてみました。(日本で言うハーフアンドハーフ)すると彼女「あぁわかった出来るわ、大丈夫よ」と快くオーダーを聞き入れてくれました。しばらくして、持って来てくれたのはなんと、確かにハーフ&ハーフ。しかし、一人1枚ずつ同じものが合計2枚。なぁるほど、そう取ったかぁ。絶対食べれる量ではなかったので、「多すぎて食べれないよ」と言うと、すんなり「ごめんなさい、そういうことだったの、もし食べれなければお持ち帰りにして!」と言われました。少しは考えろ、二人で半分ずつにするなんて、わざわざあんたに聞かなくたって出来るのわかるわ。
しかも彼女、自分の非を認めて謝ったにもかかわらず、無理やり持ち帰させるは、お金も取るわで完全にこっちの負け。もう全て裏目に出た5日間でした。
あぁしんどぉ~。

○そしてチリ出国、NZで両替しようと・・・
無事オークランドの空港に早朝着き、空港内の銀行で余ってしまったチリペソ12000ペソ(約20USドル)をもう2度と見たくないと、NZドルで両替しようと思いました。しかし、南米のお金は両替できないとあっさり却下。もしや国として認められていない?確かに私が両替屋でも両替したくありません(笑)。
もうこの際、どなたか南米に向かう方、差し上げます(笑)

とうとうやられちゃいました!

2007-02-16 13:03:26 | 南米

3,4時間だけ睡眠をとり、朝8時にはブエノスのホテルを出て昼11時頃に、一路サンチャゴの空港へ飛びました。


今夜11時発のNZオークランド行きのキャンセル待ちをする、カンタス航空のカウンターは午後7時半にならないとオープンせず、それまで空港で待機することになってしまいました。


連日の疲れも多少ありましたが、やはり南米でも最も安全な国と言われているチリで、しかも明日にはオセアニアと言う安心感が、私たちにすきを与えていたことは間違いありません。


午後6時にはカウンター前に陣取りオープンするのを待ち、キャンセル待ちの1番に名前を入れてもらうことが出来ましたが、今度は10時まで待って、乗れるかどうか確認しに来るようにとのことでした。


空港に到着して、結局10時間も待ち続けなくてはいけませんでした。


軽く夕飯を取り、指示された時刻よりも30分ほど早い9時半頃に再度カウンターへ私が聞きに行きましたが、まだ早いとあっさり断られカウンター前の通路で待っていた夫のところに戻ると同時くらいに二人組みの中年の白人に話しかけられました。


今思えばの結果論ですが、聞かれた内容があきらかにおかしかったのですが、そのときは疑う余地も無くまじめに答えていました。


この間数十秒、気がついたときにはキャリアーの上においていたバックが消えていました。<o:p></o:p>


カンタスのカウンターへ私が確認に行ったとき、普段なら肌身離さず肩から斜め掛けしていたショルダーバックですがこの日は朝から、夫が押していたスーツケース二つを載せたキャリアーの一番上に載せたり、自分で持ったりしてしまっていたのでした。


私が二人組みに声をかけられているとき、通路ぎりぎりに停めていたキャリアーの横を通った男の人が、バックを盗って行ったに違いなく、そのとき夫も不審に思い、キャリアーの上を確認したそうですが、バックは私が持っているものと勘違いしてしまったそうです。


1,2分後、バックが無いことに気がついたときには、すでに当然犯人の姿は無く、大声で異常を伝え、空港警備員やら警察が来て犯人を捜してくれましたが、結局は何も見つかりませんでした。


バックにはパスポート、航空券、カメラなど、現金以外の盗られてはいけない貴重品がすべて入っていました。しかも、一番盗られてたく無い「旅の出会い帳」やもらった名刺などのお金ではもう絶対買うことが出来ない思い出の品まで・・・。


二人ともショックで吐きそうでした。油断大敵、ここまでここ南米を無事に過ごせたことが不思議です。


今思えば、何度も今日のようなことは起きてもおかしくなかったようにさえ思えます。何処からどう見ても外国人という私たちに、何度と無くいろいろなことをいろいろな場所で聞かれてきました。その度になんで私たちに聞くの?と二人でいつも話していたほどです。超楽観的な私は、人が良さそうな顔してるに違いない!などと軽視していました。ほんとおばかさんです。


もう今日から何を聞かれても知らん顔します。信じません。


まだまだ旅の途中のみなさんも、手遅れにならないうちに本当に気を引き締めて旅してください。相手はほんのわずかな隙も見逃してはくれません。


最後にお願いです。


もし、このブログを読んでいただいた、我が家のアドちゃんサイン帳にメッセージを書いてもらったあなた!ぜひメールのほうにご一報ください。最悪なことにこちらから連絡する術が無くなってしまいました。<o:p></o:p>


ぜひよろしくお願いいたします。


楽しい夢の後には・・・

2007-02-15 13:23:48 | 南米

すばらしかったプリンセスクルーズ号の旅を終え、またそれぞれが元のパッカー生活に戻りました。


16名のうち、クルーズ途中7名はウスアイアで下船しそこから旅を再開、残りの9名は最終地ブエノスまで行き、そこからまたそれぞれの次の目的地へと旅発ちました。


私たちも先を急がなくてはなりません。


下船後4日後にブエノスからサンチャゴ行きのフライトを予約していたのですが、そこから先サンチャゴからNZオークランドへは、2ヶ月後まで予約がいっぱいで、仕方なくサンチャゴの空港でキャンセル待ちすることにしていました。


毎日飛んでいる国際線が2ヶ月先まで予約がいっぱいって、そんなことあるんでしょうかね?


南米の予約システムはどうもおかしいらしいです。


そのくせ、空港でキャンセル待ちする旅行者はほぼ当日に乗れるそうです。


3日間となったブエノスでは、もう一度タンゲーラを見に行ったり、親しくなった人に挨拶に行ったり、上野亭のばあちゃんの娘さんのうちにまたお邪魔したりと、毎日忙しい日々を送っていました。


クルーズでご一緒させていただき、仲良くなったくるりん夫婦とも話がはずみ、毎晩お酒を飲みながら、日本に帰ったときのことや今後の旅のことなどを深夜遅くまで語り、南米最後の楽しい時間を過ごさせてもらいました。


本当にここ南米でたくさんの人に助けられ、楽しい時間を過ごせたことは、私たちの旅で最も忘れがたいことになることは間違いありません。


皆さん本当にありがとうございました。ぜひ日本でまたお会いできる日を楽しみにしています。


そしてこのときはまだ、この後起こる恐ろしい現実を知る由もありませんでした。


プリンセルクルーズ2

2007-02-12 12:50:23 | 南極


全16人のパッカーの初めてのフォーマルナイト。


何処からどう見ても、パッカーには見えないよね。



クルーズ中には大好きなウスアイアにも寄港


 


もちろん上野亭にも。ばあちゃんと再会。



最後はまたしても涙。



7人が下船して寂しくなったディナー。



毎晩ダンス&ミュージック。



キャプテン主催カクテルパーティ。



人、ひと、人。すごい盛り上がり。



その夜はシャンパンフォールズ。



かなりエキサイトしました。



踊り狂う人々。もちろん私たちパッカーも。



好きなだけシャンパンをどうぞ!


カクテルもどうぞ!


まだまだ飲みます。左からくるりん夫婦(あつしくん、みささん)、


私、ゆかちゃん、さんぽさん、つぐみちゃん。



最後はみんなで!あっ、さんぽさんがいない!



きれいな夕日の夜でした。


プリンセスクルーズ

2007-02-12 12:15:29 | 南極


まさに海上ホテル


 


マドリンからの乗船時


 


吹き抜けのロビー



4箇所にあるエレベーターホール



最安の窓なしのインサイドルーム



室内には冷蔵庫、バスルームなども有り!


今回の南極クルーズツアー、まさかこんな豪華客船で南極まで行くことが出来るなんて、夢にも思っていませんでした。


確かに去年もウスアイア発の南極行き豪華客船に、大量キャンセルが出て上野亭に宿泊していたバックパッカー十数人が、ラッキーにも乗り込むことが出来た、と言う話は聞いたことがありました。まさにそれと同じようなことが今年も起きたようです。


このゴールデンプリンセス号、


全長約290m15階建て、乗客数2600人、クルー数1150人という、小さな町くらいもある規模の船で、陸からみるとまさに船上の巨大ホテルと言った感じです。


客層はアメリカ人のリタイアした人が多く、他にヨーロピアン、オーストラリアン、アジアンと言った感じでした。しかし私たち以外の日本人はほとんど見かけることが無く、それに変わり韓国人、中国人をたくさん見かけました。なんとなく現在の日本の現状がうかがえるようでした・・・。


乗船した17日間のうち、2日間はドレスコードが「フォーマル」という日があり、まさに5時以降パブリックスペースに出る際には、男女問わず思いっきりドレスアップしなくてはいけません。


そんなこと言っても、全員じゃないだろうとなどと高をくくっていましたが、やはり部屋の一歩外に出ると、かなり恥ずかしい感じでした。


マドリンから乗り込んだパッカー16人も、このフォーマルナイトばかりは相当無理してがんばりました。みんな一見パッカーには思えないはずです!!


食事にしても、船内にしても、客層にしても、まさにたった17日間ではありましたが、こんなゴージャス極まりない世界を体験でき、貴重な至福のひと時となりました。


参加できるきっかけを教えてくれたタビフーフさんに、そして少ない時間でしたが、楽しい時間をご一緒していただいたパッカー16名にも感謝感謝です。


このあともまた引き続き、楽しい貧乏旅行を続けましょう!<o:p></o:p>



 屋外プール


24時間ブッフェレストラン


屋外ジャグジー屋外プール プールサイドバーテニスコートスポーツジム


左からゆかちゃん、つぐみちゃん。



ナイトクラブへのエスカレーター


 室内プール



南極半島

2007-02-04 00:16:05 | 南極

                             


まさか今回の旅に南極が含まれるとは、当の私たちが一番信じられませんでした。


ウスアイアに47日間もいたときでさえも、あまりのツアー代の高さに行く気もおきませんでした。次ぎ来たときのお楽しみ、があっという間にやってきてしまいました。


お天気は晴天とは言えないまでも、時々晴れ間も見えることもあり、まずまずの日も有りましたが、雲の多い日が多かったように思います。


悪名高きドレーク海峡は、聞きしに勝る荒海で、全長290mのこの船でさえもかなり揺れゆれでした。しかし、酔い止めを飲むほどではなく、食事もパスすることも無く過ごすことが出来ました。


南極は言うまでもなく氷の世界で、とにかく寒さが半端じゃありませんでした。


そして驚いたのは今まで見たことも無いくらいの大きな流氷があちこちから流れてきて、小さな島位もある氷の塊がこの船にぶつかったら、それこそタイタニックになりかねない、と思いました。


そういえば、途中流氷に激突して立ち往生していた豪華客船のクルーを救助すると言う一幕もありました。乗客はすでに他の船で救助済みだったらしいのですが、残されたクルー数十名を救助したと言うことでした。


やはりそんなことも本当にあるのですね。自然には逆らえません。


もちろん氷だけではなく、途中くじらやペンギン、アザラシも見かけることも何度もありました。


南極のキーンと張り詰めた冷たくきれいな空気は、本当に心地よく、寒さとに限界までデッキに出て、その空気と景色を楽しませてくれました。


もちろんもっと晴天であれば、よりすばらしい景色が見れたのでしょうし、上陸出来たなら感動もまた何倍も違うものになったのでしょうが、それでもわたしたちには満足すぎるほど満喫させてくれた南極ツアーとなったことは間違いありません。


 


1週間かけて回った南極半島の工程


スタンレー→エレファント島→エスペランザ(基地)→キングジョウージ島→ウィンケ島→パラダイスハーバー→ディセプション島→ホーン岬→ウスアイア