自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

折立から新穂高へ黒部五郎岳登山 #Day3-4 終

2022年09月26日 |      北アルプス
三俣山荘で幕営した3日目
本来の予定は鷲羽岳の山頂で御来光を・・、って計画していたが、
生憎のガッスガスでもあり、また2日目の行程が長く体力回復が十分でなかったため
鷲羽岳登頂を諦め、テント撤収し
三俣蓮華岳経由で双六小屋を目指して7時過ぎ出発する。



この縦走登山、4日間の晴天続きは望めないと覚悟はしていたけど
やはり天気が悪くなると残念だな・・。



そんな中、三俣蓮華岳へ向かう途中の
ガスで真っ白な視界の中、雷鳥に遭遇。
雷鳥にひととき癒される。



真っ白な視界の中、無心で登る。



三俣山荘を出発して約30分ほどで三俣蓮華岳登頂。



いやぁ、景色の無さにみんなで苦笑い。



三俣蓮華岳と言ったらこれだね。
山名の由来でもある、長野県、岐阜県、富山県の3県の境の山。
3県の三角点。



さぁ、次は双六岳へ向かう。



分岐に到着。
ここで双六岳へ向かうか否か話し合いを行う(笑)
ガスの中で登頂しても・・、的な空気があったけど、
ここまで折角来たのだから、また鷲羽岳をパスしたことで
残りの行程に余裕が出来たため、全員一致で双六岳へ向かうことになった。





三俣蓮華から約1時間半
双六岳山頂到達。
分かっていたけど真っ白・・。



各々写真を撮り双六小屋へ向かう。
この稜線も楽しみにしていた場所だったんだけどなぁ・・、
残念!
槍と穂高連峰の展望が最高の場所なのに・・(泣)



暫く歩くと、前方に双六小屋が見えてきた。



稜線ルートを下り、標高が下がってくると雲が少しだけ晴れていた。



双六小屋に到着。
三俣山荘を出発してから約2時間半だね。



山荘での昼食メニューに「カルビ丼」表記に即注文!
この縦走登山に、入山してから飢えていた肉にありつく。



まだ午前中ということもありテント場はガラ空き状態だったけど、
時間を追うごとに一杯になっていた。
また雨も降りだしたりと天候が崩れだした。



翌、4日目の最終日。
昨晩から生憎の雨。小降りであることが救われる。
5時過ぎパッキングを始めるも、
雨にガス。
また新穂高登山口まで下山のみなので、
パッキングの際にカメラもザックイン。
よって、この後の行程写真は無し。



この後の行程は、
鏡平山荘や、わさび平小屋を小池新道で順調に下山して
新穂高のゲートまで降りてきた。



ロープウェイ駅でバス待ち時間にソフトクリームを注文。
下山後のアイスクリームは最強に旨い!



新穂高ロープウェイ駅からバスに乗り、平湯温泉へ向かう。
平湯温泉から新宿行の高速バス出発時刻は14:35発。
出発までの約3時間を、「ひらゆの森」で汗を流し昼食。
ゆっくりと疲れを癒す。



3泊4日奥飛騨縦走登山。
無事下山。
4日間という長丁場登山は初めてありながら
5人パーティ登山という未経験づくし、
それに加え、エスケープルートが無い山行という
当初は不安ばかりだったけど、無事計画通り遂行できたことは
本当に嬉しいと思えたし、安堵した。
また色々な事を経験できた収穫の多い山行だった。
計画していたことが実ったこと、また足りなかったこと。
今後の山行への大きな経験となった良い縦走登山だった。

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