24日は快晴で風のない状態で、キャンドルに火をともせたのは幸いであった。NPOのメンバーは午前9時よりキャンドルの設置作業に参加していた。私は午後から参加して駅前に設置した紙コップの中のキャンドルを水平に整えることから始めた。その後、川沿いの道に柵のように設置されたヌキ板に紙コップにキャンドルをいれ、次に丘の上の紙コップを固定した。絵柄の書かれた紙コップは本庄市、児玉郡市の高校、小中学校、幼稚園、保育園などで書かれたものが設置されていた。絵柄は漫画のキャラクター、詩など書いたもの様々であった。途中で日赤の人が作ってくれた地域の料理、「つみっこ」をいただいた。
チャッカマンは主催側から一人につき3個配られた。5個着火したら別のものに持ち替えてつけるという。1個のまま使い続けると加熱しすぎてしまい、危険とのこと。つけ始めは、なんともなかったが、徐々に手がかじかんできた。キャンドルの火は遠くから見て綺麗であった。
このイベントに、NPO法人早稲田環境市民ネットワークは実行委員会メンバーとして、参加した。
チャッカマンは主催側から一人につき3個配られた。5個着火したら別のものに持ち替えてつけるという。1個のまま使い続けると加熱しすぎてしまい、危険とのこと。つけ始めは、なんともなかったが、徐々に手がかじかんできた。キャンドルの火は遠くから見て綺麗であった。
このイベントに、NPO法人早稲田環境市民ネットワークは実行委員会メンバーとして、参加した。
11月10日、早稲田環境市民ネットワークがNEC埼玉に協力する形でエコウォーキングが行われた。当日の参加者はNECの従業員と家族であった。当日はあいにくの雨で、ウォーキングの中止が懸念されたが、希望者を募って実行された。残った人は中の環境情報ギャラリーで笹舟をつくることになった。エコウォーキングは森林インストラクターのJ氏の案内で始まった。奥の駐車場脇の森林からスタートしてここの歴史を話しながら歩いた。植物について九州のほうにしか生息しないはずの植物が生えていたり、温暖化が着実に進行してしまっている事実を話された。手入れが行き届かないために木が弱っていることも述べられた。行く途中で、手入れがされないために、枝が邪魔して弱い根しかはれなかった木が根っこからもげて倒れていたのを目撃した。見た感じは太い根ではなく、浅い根っ子だった。参加した従業員のお子さんは普段見ないものに興味津々であった。拾って歓声をあげていた。(道におちていたどんぐり、自生していたキノコ、においのする草)散策が終わり、今度は環境情報ギャラリーに移り、竹ぽっくり作りにうつった。最初にMZ氏から刃物の取り扱いについての注意から、地域農家MT氏の作り方の説明で始まった。MT氏の丁寧な指導で、最初は苦戦していた従業員とそのお子さんも数分後には立派な竹ぽっくりを完成させた。完成品の中には高さが約30cmするものがあった。親子そろって一緒に作っている光景はじつに微笑ましかった。子ども達も初めて見て作った竹ぽっくりに大興奮であった。
10月12日、環境エネルギー研究科の学生たちによって早稲田米の脱穀と地域農家MT氏の田んぼの稲刈りが行われた。脱穀は昔ながらの足踏み式脱穀機を使用した。この足踏み式脱穀機は手前から奥に回して脱穀する。踏みが甘いと逆回転してしまう。回転すると力も強いので、稲もしっかり持っていないと、飛ばされてしまう。この脱穀機のメカニズムはコンバインに継承されている。
MZ氏の説明で学生による脱穀が交代で行われた。彼らは最初、初めての足踏み脱穀に苦戦していたが、時間が経つうちに慣れていった。その後、籾殻をとるため旧式の精米機に米をいれた。
稲刈りはコンバインによって行われた。操作するにあたって、こちらはMT氏より説明が行われ、その後交代で稲刈りが始められた。
MZ氏の説明で学生による脱穀が交代で行われた。彼らは最初、初めての足踏み脱穀に苦戦していたが、時間が経つうちに慣れていった。その後、籾殻をとるため旧式の精米機に米をいれた。
稲刈りはコンバインによって行われた。操作するにあたって、こちらはMT氏より説明が行われ、その後交代で稲刈りが始められた。
9月15日(日)
NPOで管理する農場の稲刈りを行った。
参加者:9名
品種:古代米2種
天候:晴天
乾燥:懸け干し(はんで懸け)による、自然乾燥
絶好の秋晴れに赤とんぼが舞う中、作業は始まった。土木に強いKZさんにより、懸け干し用の骨組みが建設された。ビジター参加者のNさんは、農家出身のNKさんの指導のもと、初めての体験に歓声をあげていた。縛るのが得意な者は稲束を縛り、運ぶのが好きなものはそれを運んだ。あいにく、水田の水が完全には抜けていなかったが、時折ぬかるみに足をとられながらも作業は完了した。
何より有難かったのは、地域農家のMTさんより、架け干し用の鉄のパイプなどを借りることができ、また、同じ地域農家のNEさんに当日朝、ご指導頂いたことだった。ただただ、感謝です。
翌日、スズメ除けの糸を張りに農場を訪れると、刈田にわずかに残る水に、無数のガムシの中、子メダカが4匹泳いでいた。この地域の自然の潜在力は素晴らしい。
「自然破壊」という言葉があるが、これは、瞬間的に行われたことではなく、恒常的に「自然を破壊し続けている状態」という場合が多いのではないだろうか。この場合、生態系を回復していくことはそれほど難しいことではない。「破壊し続けること」をやめればいいわけだ。
もちろん、その地域の生態系の<根本>が壊滅していなければ、だが。
(MZ)
NPOで管理する農場の稲刈りを行った。
参加者:9名
品種:古代米2種
天候:晴天
乾燥:懸け干し(はんで懸け)による、自然乾燥
絶好の秋晴れに赤とんぼが舞う中、作業は始まった。土木に強いKZさんにより、懸け干し用の骨組みが建設された。ビジター参加者のNさんは、農家出身のNKさんの指導のもと、初めての体験に歓声をあげていた。縛るのが得意な者は稲束を縛り、運ぶのが好きなものはそれを運んだ。あいにく、水田の水が完全には抜けていなかったが、時折ぬかるみに足をとられながらも作業は完了した。
何より有難かったのは、地域農家のMTさんより、架け干し用の鉄のパイプなどを借りることができ、また、同じ地域農家のNEさんに当日朝、ご指導頂いたことだった。ただただ、感謝です。
翌日、スズメ除けの糸を張りに農場を訪れると、刈田にわずかに残る水に、無数のガムシの中、子メダカが4匹泳いでいた。この地域の自然の潜在力は素晴らしい。
「自然破壊」という言葉があるが、これは、瞬間的に行われたことではなく、恒常的に「自然を破壊し続けている状態」という場合が多いのではないだろうか。この場合、生態系を回復していくことはそれほど難しいことではない。「破壊し続けること」をやめればいいわけだ。
もちろん、その地域の生態系の<根本>が壊滅していなければ、だが。
(MZ)
10月に、大久保山で秋の自然観察会を行います。
森林インストラクターであり、環境カウンセラーである当NPOのメンバーが、秋の里山をご案内いたします。
詳細は上記の通りです。
当NPOでは、皆様のお申込みをお待ちしています。
森林インストラクターであり、環境カウンセラーである当NPOのメンバーが、秋の里山をご案内いたします。
詳細は上記の通りです。
当NPOでは、皆様のお申込みをお待ちしています。
関東を直撃した台風9号が通過した。
この地域に最接近したのは今日の午前6時~8時頃と思われるが、写真は同日13:30ころの様子である。
左側はホタルの自然発生地。普段は川幅の1/3~1/2くらいの水量しかない。
右側はその川が合流する少し大きな川だ。
自然発生地の川幅は狭く、増水すると一気に水勢が増してしまう。
多くの幼虫やエサとなるカワニナが流されてしまったと考えられる。
ここでは今年の6月の羽化は素晴らしかった。無数の光が川に覆いかぶさっている木々の枝で光り、川面すれすれで光り、またゆらゆらといったりきたりするものもあった。
ただし、「今年のように例年より多く発生する年は大水が出て、翌年はすっかり少なくなってしまう」と、地元のKさんの言った通りになってしまった。
この対策として、以前にNPOではKさんからこの地域の幼虫の保護、放流を依頼されている。状況を伺いながら、台風シーズンの収束を待って幼虫の放流を行う予定だ。
こういった活動で、地域の人々の思いや、地域の自然環境の維持に貢献していくことは、当NPOの本分である。
この地域に最接近したのは今日の午前6時~8時頃と思われるが、写真は同日13:30ころの様子である。
左側はホタルの自然発生地。普段は川幅の1/3~1/2くらいの水量しかない。
右側はその川が合流する少し大きな川だ。
自然発生地の川幅は狭く、増水すると一気に水勢が増してしまう。
多くの幼虫やエサとなるカワニナが流されてしまったと考えられる。
ここでは今年の6月の羽化は素晴らしかった。無数の光が川に覆いかぶさっている木々の枝で光り、川面すれすれで光り、またゆらゆらといったりきたりするものもあった。
ただし、「今年のように例年より多く発生する年は大水が出て、翌年はすっかり少なくなってしまう」と、地元のKさんの言った通りになってしまった。
この対策として、以前にNPOではKさんからこの地域の幼虫の保護、放流を依頼されている。状況を伺いながら、台風シーズンの収束を待って幼虫の放流を行う予定だ。
こういった活動で、地域の人々の思いや、地域の自然環境の維持に貢献していくことは、当NPOの本分である。
新エネルギー作物の研究調査用に栽培されている多収米が穂ぞろい期を迎えた。
(出穂、穂ぞろいに関して詳しくはこちら→岡山県倉敷農業普及指導センターhttp://www.pref.okayama.jp/bichu/kura-fukyu/einoujouhou/sakumotu/suitounotekikisyuukaku.html)
この地域に多く栽培されているキヌヒカリや彩のかがやきという品種に比べ、やはり穂が大きい。地域の協力農家の方から聞いていた通り、穂が葉鞘から抜け切れていないのも多くみられる。
台風が今夜~明日にかけて、最接近中だ。
被害が少ないよう、祈る。ただ、祈るのみ。(MZ)
(出穂、穂ぞろいに関して詳しくはこちら→岡山県倉敷農業普及指導センターhttp://www.pref.okayama.jp/bichu/kura-fukyu/einoujouhou/sakumotu/suitounotekikisyuukaku.html)
この地域に多く栽培されているキヌヒカリや彩のかがやきという品種に比べ、やはり穂が大きい。地域の協力農家の方から聞いていた通り、穂が葉鞘から抜け切れていないのも多くみられる。
台風が今夜~明日にかけて、最接近中だ。
被害が少ないよう、祈る。ただ、祈るのみ。(MZ)
ポップコーンの葉でアマガエルが休んでいた。
このアマガエルは一生のうちにどれくらいの虫を食べるのだろうか?
農場の水田は常時湛水している。これは、カエルとクモを増やすことにつながる。
水田においては、アマガエルとクモがいる場合、両方ともいない場合に比べてツマグロヨコバイ(害虫)の密度が約50%に減少したという報告もある(MZ)。
(下記URL参照)
http://www.pref.miyagi.jp/res_center/hukyuuniutusu/no.79/sanko/2-67.pdf#search='アマガエル%20捕食量'
このアマガエルは一生のうちにどれくらいの虫を食べるのだろうか?
農場の水田は常時湛水している。これは、カエルとクモを増やすことにつながる。
水田においては、アマガエルとクモがいる場合、両方ともいない場合に比べてツマグロヨコバイ(害虫)の密度が約50%に減少したという報告もある(MZ)。
(下記URL参照)
http://www.pref.miyagi.jp/res_center/hukyuuniutusu/no.79/sanko/2-67.pdf#search='アマガエル%20捕食量'