GROOVE SPRING 2011 サウンド&レコーディング・マガジン2011年05月号増刊 価格:¥ 880(税込) 発売日:2011-03-30 |
Neumannのカッティング/レコーディングコンソールに入っていた、民生用(-10dB)⇔ 業務用(+4dB)のレベルマッチングをはかるモジュールで、初期のV457stにはフォノイコライザーも内蔵されていてWV2譲りのNeumannサウンドで手軽にビニールディスクも楽しめる便利なモジュールです。
(手軽とは言え、欧州のカッティングスタジオでは検聴用としてVMSシステムの一部として現役で使用されています)
コンシュマーオーディオではW444sta等のアクティブフェーダーが好評なようで、民生用レベル(-10dB)機器をそのままW444sta等の業務用器材に入力されているコンフィギを良く耳にしますが、RCAアウトのCDプレーヤーからは是非このV457stやV457-2等のマッチングアンプをご使用頂く事をお勧めします。
Fパネルの切替スイッチでターンテーブルとCDなど2系統の入力を切り替えて使用可能で、今では余り使用されないとは思いますが、+4dB基準のコンソールから民生用カセット、MD、DAT等の機材へ+4dB→-10dBのレベル変換も可能です。(T-2701にある「Eingang」はコンソールからの+4db入力を民生用の-10dBにレベルマッチングする回路で、その出力はF面のRECから出力されます。)
前述の通り、V457シリーズにはユーロカードのV457-2、CD/TAPE入力のV457stbと3種類のバリエーションがありますが、フォノEQが内蔵されているのはV457stのみで、フォノが不要な場合は簡単なモディファイでV457stbと同じライン2系統の入力にも変更可能です。
V457st + W444sta + Input Selectorで、コンパクトかつウルトラハイスペックのプレイバックシステムが完成しますので、機会があれば是非お試し下さい。
業務用レベルの入出力と電源は裏面のT-2701から、電源は+24VDC、Pinoutはこちらです。
2023/06/05 一部追記
旧ID(u_project2003)の際は沢山のご贔屓を頂きありがとうございました。気分も新たに新ID(GVM_GmbH)にてこちらからも出品予定です。
24v電源の0vは、どのピンに繋げばいいのでしょう?またhousingとはシャーシグランドのことでしょうか?
教えて頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
「少しでもDIYの参考になれば」と始めたBLOGですが、いつの間にか皆様が本当に知りたい事を省いてしまったようです。
お尋ねの電源の0Vですが、V457stの場合、0Vと書かれている所は内部で結線されているのでどこでも良いのですが、基本的にはPIN 15に接続して下さい。
また、このPINOUTはハンダ面ではなく接点面からの見た目で書かれていますので記載のPIN番号を確認の上、間違いないよう結線をして下さい。Housingはシャーシです。
何かご不明な点はご遠慮なくお問い合わせ下さい。
今後とも宜しくお願い致します。
中を見て配線を辿ったのですが、電源入れた途端に壊してしまいそうで...
また、超ビギナーな質問させてください。今後ともよろしくお願いします。
しかし、tape lineは問題ないのですが、phono lineはキュイーンと発信してしまいます。音は出ますがノイズも乗っています。元々phonoが使いたくて入手しましたので、背面の接続はoutのみバランスで444staに送り、入力はフロントRCAを使ってテストしてみました。アースをどのように取ってみても、発信とノイズは消えないので、RIAAの基板が壊れているのでしょうか...?
アドバイス頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
発振とノイズの両方だとコンデンサ-とトランジスタ両方ダメな気がしますが、何れにしてもBlog中にある「フォノEQ」にリンクしてある画像の範囲内だと思います。
お忙しいところありがとうございました。感謝いたします。