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小学校区ごとの集会を盛んにしていこう-岩倉9条の会の「地域小集会」スタート

2009年07月16日 | Weblog
 以前お伝えしましたように岩倉9条の会では、もっとみんなが気楽に活動に参加できるようにしようと小学校区ごとに集会を開くことを決めました。

早速2つの小学校区の集会が開かれています。

 一つは、6月21日に開かれた曽野・南小学校区の集会で、25人が参加して「ジャハーダ」というアメリカ軍の侵攻と内戦・テロに苦しむイラク国民の姿を追ったDVDを見ました。

 このDVDの中で「戦争の民営化」の実態が画かれていたことに参加者が強い印象を受けました。

 「カ―ライルグループ」という投資会社(パパブッシュやサウジの富豪ウサマ・ビン・ラディン一族が大株主)が民間軍事会社(P.M.C)を子会社として作り、社員をイラクに派遣して戦争を請け負っているというものです。

 同種のP.M.Cは米、英、サウジなど世界にいくつもあり、若者をスカウトして、傭兵としてイラク、アフガニスタンへ派遣しています。

 仕事は①戦争指導、②米軍との共同作戦、③ボディガードなどです。

 「のぼり鯉」では、曽野・南小学校区の集会の報告としてはそのことを詳しく紹介しています。

 なお民間会社の戦争請負については、最近封切られたアメリカ映画「消されたヘッドライン」の中でも、戦争請負会社が国会議員と結びついて巨額の富を手にする構図、そのために「邪魔者は消せ」と陰謀をたくましくする様子が紹介されています。(編集部註)

 もう一つは、五条川小学校区で、28日に19人が参加して高野岩三郎、森戸辰男、鈴木安蔵ら憲法研究会の活動が日本国憲法の元を作った、日本国憲法はマッカーサーの押し付けではないという経過を示すVTRを見て、話し合いを行いました。

 話し合いの中では、

 「最近自民党の野中広務元幹事長が『9条を含む憲法は守るべきだ』と熱く語っている。」

 「このように『9条だけは』という思いは、さまざまな立場の違いを超えて広範にある。世論調査にも現れている。」

 「だが、複雑に推移する内外情勢に、国民感情・世論は絶えず揺れ動く。」

 「瀬戸では、町内、職域、趣味などを同じくする人たちが、10人前後から数十人でつくる大小さまざまな「9条の会」が33もある。」

 ということも報告され、「小学校区ごとの活動とは、要するに9条を気軽に話し合える大小さまざまな場を身近なところに作っていくことではないか。」ということを確認し合いました。



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