ハハ様がまたも骨折!!
施設から大腿部あたりを痛がり熱感もあるから整形外科にかかると連絡があった。
2年前に骨折した時の金具の入っている箇所の内側の部分に小さな骨折があると言われた。ハハ様の骨はスカスカだから着替えや車いすの乗り降りの時などで骨折してしまうらしいし、理由もなく骨折する事もあるらしい。
それをいつのまにか骨折と言うらしい!!
悲鳴を上げて痛がるハハ様を見ていて本当に可哀想に思う。
こういう状態で長生きはつらいだろう。痴ほう症で自分の状態を認知出来ないし、本人はこの生活を深刻に受け止めないのが救いだと思う。
部屋の壁には車いすからベッドに移す方法などを説明した写真が貼ってあった。
なんと、ハハ様がモデルになっているじゃないか。
大きなタオルに乗せて二人がかりでベッドや車いすへの移動をする。こうすると大腿部への刺激が抑えられ痛がらない。
着替えの時にもひどく痛がるのでパジャマを使用できないので浴衣を持ってくるように指示があった。
施設や病院に入ると寝間着など5~6枚必要になる。季節に応じたものが必要だから普段着なども相当数用意した。洗濯専門の会社に依頼しているので洗い替えが必要なのだ。自宅介護の時はすぐに洗濯したから少ない数でもやりくりが出来たけど・・・・施設に介護をお任せ出来るのだから、楽になった分、費用がかかるのも仕方ないと割り切るしかない。
2~3日後に、又、施設から電話。
浴衣を着せているけどはだけてしまうので、スカートを持参してください・・・・・・・。足を動かすと痛みがあってズボンは無理とのこと。ハハ様のスカートはほとんど処分したし、スカートはない。ウールなどは洗濯に回すと戻されてしまうので不可だし。
私のを何枚か持参したけど、ファスナーや鍵ホックが付いているものは床ずれになりやすい・・・・なんて言われた。丈の長いウェストゴムのスカートがベストとか。
とりあえず、若い人が着用する、丈の長いウェストゴムのスカートを見つけて何枚か購入した。あちこちのお店を見て回りやっと見つけたのだ。なんとシマムラにあった。
更に、暖かそうな布を見つけて縫うことにした。ウェストゴムだし直線縫いだし簡単と思っていたが・・・・
毛布のように厚い布で縫いにくい。ミシンが思うように進まずてこずったぁ~~~~。
昔のハハ様だったらこんなのお茶の子さいさい。短時間で仕上げるだろうになぁ~~~あぁ~ため息だぁ~・・・・・・。
ウェストから30㎝くらいまで縫い合わせ、下は開くようにおむつ替えの介護がしやすいように工夫したつもり。
おなかの辺りはゴムがきつくて苦しくないように考えたつもり。
試着すると暖かくていい感じ。暇を見つけて防寒用に塗ってみようかな。