お正月は休むのだ！⑦

坂道で雪に捕まった場合には色々なテクニックがあるが、要はタイヤを無駄に空転させない！に尽きる。

氷点下の中車を押す５人の男！ハンドルを握るのはじいちゃん。

その山道で偶然に出会った男達は華麗なる連携プレーにより何とか突破口を開くことに成功した。汗と涙の15㎝によって一台の車が無事に通り抜ける事に成功した。

これで救援隊がやって来る。酒を飲みながら紅白でマツケンサンバ！！なのである。

待つこと１５分、山小屋の管理事務所の除雪車が地響きを響かせてやってきた。

しかーーーしスタックしている車が邪魔で除雪車はT字路の引っ張る側の道に入れない。
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外気温は果てしなく下がり始め車の気温系で-１２℃、関東の寒さではない温度になり始めている。
このままここで、年を越すのか？
しかも、遭難の可能性まであるし、、、

集まって相談すること５分
とある結論にたどり着き

息子は家に走った。
管理事務所の車から工具が引き出された。
俺は煙草に火をつけた。




そして吸い終る頃には、息子のスカイライン登場(チェーン付き)

工具を使って、ロープを繋ぎスカイラインで引っ張って終わり


なんじゃこりゃーーー
そんな年の瀬でございました。