温泉おやじのつぶやき

屈斜路湖周辺の自然、温泉そして身辺雑記

極寒風景、続き。

2010-02-09 21:58:26 | Weblog
引き続き極寒の風景。

早朝、零下30度。露天風呂。男女の仕切りのよしずが、霜畳(しもだたみ)の様になった。


老犬「デイブ」も極寒にじっと耐えている。

何を訴えているのだろうか。


6日(土)は朝から吹雪いた。道路の至るところ吹き溜まりの状態。
町道から温泉に入る私道も50cmほどの圧雪が続く。

そこに、温泉の除雪の救世主、友人の農家のHさんの登場である。
本当に、有難いことである。


来月、仲間とHさん宅で一杯やる予定だ。


凍てつく日々。

2010-02-03 23:02:42 | Weblog
昨年の暮れ、温泉宿近くの落葉松(からまつ)林の方から、「ガツン、ガツン」とあたかも小型の削岩機で打ち付けるような音を聞いた。
そっと見てみると、カラスと思しき黒い鳥が古木を小気味よく突っついていた。
頭頂の鮮紅色が印象的だ。


瞬間、飛び上がり、落葉松のてっぺんに止まりやがて和琴半島方向に飛んでいった。
ここに移り住んで25年目にしてやっと「クマゲラ」に会えた。
それにしても、よく開けたものだ。

真冬日が続く。
日中でも零下8度前後。
冬枯れの林越しに屈斜路湖、和琴半島を望む。

倒木にしぶき氷がまとわりつく。
明日はさらに冷え込む。
早朝は多分、零下25度ぐらいさがるのかな。
こんな日が一週間も続くと、屈斜路湖の全面結氷が見られるのだが。

春を見つけた。
温泉が流れている脇に、萎れた木賊(とくさ)のなかからモコモコと蕗の薹が顔を出した。


明日は立春、暦では春だが、未だ極寒の日々だ。