ぴったりな題名だと思いませんか? 「銀の夢」て。
これは怪物と呼ばれたオグリキャップと彼にまつわる人々の記録です。
オグリキャップという人気馬の名前は当時から知っていたけど、
その頃はまだ、競馬といってもG1を年に何レースかTVで見るくらいで、
彼がどういう経緯で中央競馬に入ったのか、どういうレースをどんな成績で走ったのか、
そういう詳しいことは知らなかったし、知る術も持っていなかったのでした。
すごく強い馬だけど成績も落ちてきて、今日が引退レースなんだ。
そう聞いて、有馬記念を見ていたのです。
その背には武豊騎手が乗っていたけど、TVの人も今回は厳しいみたいな発言だったし、
皆が「これだけの馬だから、無事に走ってきて欲しい」というニュアンスでした。
競馬ファンへのインタビューも、引退の記念単勝馬券を買う人とか、
「オグリン」の最後の走りを見ようとする女性ファンとか、
盛大なるお別れ会といった空気。
プロ野球の選手の引退試合みたいなものなんだろうな~・・・
そう納得してTVの前にいた私は、
最後の直線で大歓声を、アナウンサーの興奮した声を聞き
そして、先頭でゴール板を駆け抜ける葦毛の馬体を見ました。
人々が「まさか」ないだろうと思った夢のようなドラマがそこにあったのです。
あそこで「オグリ」コールをしたファンの高ぶる気持ち、分かる気がしました。
これが、私を競馬というものに大きく近づけたレースでした。
今回、この本を読んで、「そこ」に何があったのかを知ることができました。
この分厚い記録には、筆者自身のオグリキャップへの思いも入っていると思うけど、
そのことすら、この1頭の葦毛馬の存在の熱さを表しているな~と思います。
種牡馬としての大成は果たせなかったけれど、確実に競馬ファンを増やした馬。
その舞台裏にどんな事情があったのか。
彼に関わった人々にどんな思いがあったのか。
競馬の深さが分かる良書だと思います☆
これは怪物と呼ばれたオグリキャップと彼にまつわる人々の記録です。
オグリキャップという人気馬の名前は当時から知っていたけど、
その頃はまだ、競馬といってもG1を年に何レースかTVで見るくらいで、
彼がどういう経緯で中央競馬に入ったのか、どういうレースをどんな成績で走ったのか、
そういう詳しいことは知らなかったし、知る術も持っていなかったのでした。
すごく強い馬だけど成績も落ちてきて、今日が引退レースなんだ。
そう聞いて、有馬記念を見ていたのです。
その背には武豊騎手が乗っていたけど、TVの人も今回は厳しいみたいな発言だったし、
皆が「これだけの馬だから、無事に走ってきて欲しい」というニュアンスでした。
競馬ファンへのインタビューも、引退の記念単勝馬券を買う人とか、
「オグリン」の最後の走りを見ようとする女性ファンとか、
盛大なるお別れ会といった空気。
プロ野球の選手の引退試合みたいなものなんだろうな~・・・
そう納得してTVの前にいた私は、
最後の直線で大歓声を、アナウンサーの興奮した声を聞き
そして、先頭でゴール板を駆け抜ける葦毛の馬体を見ました。
人々が「まさか」ないだろうと思った夢のようなドラマがそこにあったのです。
あそこで「オグリ」コールをしたファンの高ぶる気持ち、分かる気がしました。
これが、私を競馬というものに大きく近づけたレースでした。
今回、この本を読んで、「そこ」に何があったのかを知ることができました。
この分厚い記録には、筆者自身のオグリキャップへの思いも入っていると思うけど、
そのことすら、この1頭の葦毛馬の存在の熱さを表しているな~と思います。
種牡馬としての大成は果たせなかったけれど、確実に競馬ファンを増やした馬。
その舞台裏にどんな事情があったのか。
彼に関わった人々にどんな思いがあったのか。
競馬の深さが分かる良書だと思います☆
僕はナリタブライアンとマヤノトップガンでした。
当時は僕もまだ小学生でしたし、
オグリキャップの現役時代って知らないんですよ。
もっとも超アイドルホースということで、
当時も名前くらいは耳にしたことはありましたが。
引退レースの有馬記念の盛り上がりはすごかったんでしょうねぇ。
オグリは波乱万丈な道を歩んできたようで、お金を稼がせるために過酷なローテーションを組まされたという話も聞きました。
きちんとしたローテーションで走っていれば、もういくつかGⅠを勝てたかも知れないのに、と思ったりもしました。
でも、常に激闘を繰り広げるオグリの姿には、心を打たれました。
有馬記念は、本当に奇跡だったと思います。
ウイニングランの「オグリ!」コールは何度見ても感動します^^
何でか人気がありましたよね。
やっぱり、芦毛っていうのが良かったのかも。
オグリコールがすごかったんですよ。
実況の人も、感動してましたし・・・
競馬の「熱」に触れた最初の機会でした。
ナリタブライアンは、私の大好きな馬♪
一口をやってみようと思ったのも、
彼の仔を応援したかったからです。
早世したのが悔やまれます・・・
本当に、スゴイレースでした。
本の中にもローテーションのことは色々書いてました。
普通の馬なら、ありえないようなローテーション。
それをさせてしまったのは、人間側の都合もあるだろうけど、
オグリキャップの能力の高さでしょうね。
「こいつならやれるかも」
そう思わせてしまうものを、彼は持ってたのでしょう。
有馬記念、タイム的には凡レースだったみたいだけど、
人々の心に残るという意味では、素晴らしいレースですよね☆
今でもオグリキャップが話題になる事があると知って感激してしまいました。現役時代のレースを競馬場で何回か見た事があります(すべて東京競馬場のレースです)。ホーリックスの2着だったジャパンカップは競馬場で泣いている女性が結構いましたよ。場内は人があまりに多くて大惨事が起こっても不思議ではありませんでした。
オグリキャップのこと、suomestaさんも応援していたんですね!
私は、あの有馬記念をTVで見たのが印象深いです。
今回、この本を書店で見つけて読んでみて、
オグリキャップの競走馬人生(?)を知ることができ、
余計にスゴイ馬だったんだ!との思いが強くなりました。
競馬場のフィーバーぶりは、本当にすごかったんですね。
その場にいたかった気がします。