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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句404・聴覚98・井桁汀風子1・2018-11-5(月)

2018-11-05 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句404・聴覚98・井桁汀風子1・2018-11-5(月)
○「聴診器はづして聴けり秋の声」(井桁汀風子1)
季語(秋の声・三秋)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「秋の声」とは「秋の気配」が音となった広範囲な季語。患者の身体から聴診器をはずした時に聞こえてきました。患者の心音もまた「秋の声」なのかも知れません。

 

井桁汀風子(イゲタテイフウシ)
○好きな一句「寒菊に病棟の影迫りけり」2
季語(寒菊・三冬)(「俳句歳時記植物・冬(保育社)」より引用)

【Profile】:1922年岡山県出身、東京都清瀬市在住。医師。「風花」同人会会長。

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