俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句370・材質発見1・山田耕司1・2018-3-15(木)
○「木と生まれ俎板となる地獄かな」(『大風呂敷』2010)(山田耕司1)
○季語(無季)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:魚肉野菜を切り刻み満身創痍の俎板。同じ木に生まれたならば、やはり俎板にはなりたくない。
●既出別分類の「材質発見句」
・好きな一句「→雪催ふ琴になる木となれぬ木と」(神尾久美子)
●山田耕司(やまだこうじ)
○好きな一句「少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ」(『大風呂敷』2010)2
○季語(無季)(「俳句201707」より引用)
【Profile】:1967年、群馬県桐生市出身。明治大学在学中に→澤好摩と出会い、「未定」に参加、90年に「未定」退会の後、91年澤好摩の「円錐」創刊に参加。その直後から長いブランクを挟んで2002年「円錐」に復帰、編集人。「クプラス」所属。
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山田耕司掲載句
03戒厳令大鯉陸を急ぎけり(無季)〈特集560・今年の漢字09(2019)「令」〉2021/12/10