violaの美味しい風景


スローライフと気負わないで、美味しい情報を日記の中で紹介していきたいと思います。

<黄飯と風姿花伝>

2014年05月06日 | 野菜
昨日は、私の誕生日でした。子供の頃から、この日が嫌で、雛の節句に生まれたら良かったと節に思っていました。孫が出来てからも誕生日というより孫達の節句。今年は、二人目の孫のの初節句でした。

朝、姑が黄飯と柏餅粽などを届けてくださいました。
肝心の孫はというと、風邪ひきさんで自宅で大事をとっているそうです。

娘から、「お誕生日おめでとう。また、改めて行くね」とメールがはいりました。

ところで、黄飯を皆様ご存じかしら?

(検索すると、)黄飯(おうはん、きめし)は、大分県臼杵市の郷土料理で、クチナシで色を付けた黄色い飯。
 くちなしの実でつける黄色は、魔除(まよ)けや厄除(やくよ)け、邪気(じゃき)払いの意味があります。黒豆は、まめに(元気で健康に)育つようにと願いが込められています。
静岡県東伊豆町稲取にも同様の黄色い飯がありこちらは「きめし」となっている。薄い塩味で、ひな祭りの際に食べる。

などと、説明がありました。


愛知県名古屋市を中心とした地域にも同名の料理があります。名古屋では「きいはん」と読み、黒豆がのっていて、端午の節句にこれを食食べます。
愛知県の尾張地方の一部では、端午の節句に男の子のお祝いに黄飯を作ります。特に初節句には、お祝いのお返しとして重箱に詰めて配る習慣があります。

誕生日といっても、家族で華やかに祝うことのない我が家です。

でも、

先日、ネット友さんの日記のカキコミに、こんなコメントいただきました。

花の季節、5月に生まれた還暦を過ぎた私にぴったりな言葉と感銘いたしましたので紹介させてくださいね~♪

>「風姿花伝」の「花」とは「面白さ」「珍しさ」と同義語で、それを「人の望み、時によりて、取り出だす」ということを知らねばならない。そうでなければ、「花は見る人の心に珍しきが花なり」というふうにはならない。そうであって初めて「花は心、種は態(わざ)」ということになるという文献がありました。室町能楽の芸能感、名人の上の達人という世界感、難しいですね。

高石ともやさんは世阿弥がいいたかったことをわかりやすい言葉で表現してこの文章になったと思います。

元気で長生きしましょうね、日々の些細な事を面白い珍しいと感じながら~。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tazurin)
2014-05-06 21:40:28
初節句、おめでとうございます。
黄飯って 初めて知りました。 あちこちにあるのですね。
伝統を受け継ぐことって、大事ですね。
日頃は なかなかですが、こうした折々に きちんとされておられるお宅は良いですね。
風姿花伝、高石ともやさんの意訳で良く分かりました。

コメントを投稿