violaの美味しい風景


スローライフと気負わないで、美味しい情報を日記の中で紹介していきたいと思います。

キッチンガーデン(3月29日)

2010年03月29日 | キッチンガーデンでの野菜たち
TOP画像は、フリルレタスとパセリ。去年晩秋に種まきしたもので、3月になり少しずつ大きくなって着ている。奥には勿忘草(多年草)ガ咲き、グラハムトーマス(四季咲きバラ)。


蚕豆
去年晩秋に種まき。冬の間は地面にへばりついていたけれど3月になり起き上がってきた
花芽もあり。





のらぼうな
去年秋に種まいたもの。2度ほど、野鳥に丸坊主されてしまったのでネットをかけたところ復帰しつつある。
夫畑に苗植え付けたのは順調。






わけぎ
植えっぱなしで、早春から収穫可能

唐招提寺と鑑真和上

2010年03月25日 | バラ








唐招提寺、天平時代の素晴らしい宮殿建築として貴重な存在の寺。



広い境内や伽藍にはたくさんの見どころがあり、、、なのですが、一番目に焼きついたのは御廟の庭の苔と、この庭を囲む土塀(;^_^A アセアセ・・・仏教歴史の知らなさを反省とともに、又、行きたい。

鑑真和上は、日本での最初の5年を東大寺で過ごし、残りの5年を唐招提寺で過ごした。鑑真は天皇をはじめ多くの人々に戒を与えた。その後、渡日10年目に唐招提寺で入寂されたようです。
井上靖の名作『天平の甍』は、唐の高僧「鑑真」と彼の招聘に命をかけた日本の留学僧たちを描いた大河ドラマ。失明という苦難にあいながら日本を目指し、仏教者が守るべき戒律を始めて伝えた鑑真の功績は非常に大きい。




校倉



校倉造りが二つあるる。南側が経蔵(国宝)、北側が宝蔵(国宝)で、経蔵は奈良時代の校倉建築の遺構として貴重なもの。

宝蔵は経蔵よりも規模が大きく、昭和の修理のときに補修部分を元の姿に復しましたが、こちらも校倉建築の代表。


この宝蔵の東に新宝蔵、さらにその東北の奥まった林の中に鑑真和上廟所がある。


鼓楼


鼓楼は国宝になっています。

毎年5月19日、二階の欄干からハート型の団扇がまかれる様子がテレビ放映されるらしいですが、私は知りません。

ガイドさんが言うには、ある夏の日、覚盛上人が講義中に蚊に刺され、弟子が蚊を追い払おうとすると、「蚊に血を与えるのも仏の道」と諭され、かねてから上人の高徳にうたれていた法華寺の尼僧たちが、団扇の風で蚊を払おうと5月19日の梵網会のとき、上人の霊前に団扇を供えたのがはじまりとのことです。このうちわ、1000円で販売されていましたけれど、いかにも小ぶりで蚊を追い払うとは信じがたいのでやめました。ちょっとお高いですよね。
ハート型していて可愛いには可愛いですが~。仏の伝えを信じないことではいけません。

“小さな命も守ろう”という仏教のお話です。




以下の画像は、唐招提寺のものだったかどうか不明










TOP画像は10年にわたる平成の大修理を去年終えた金堂。それまで屋根の上を守っていた鴟尾は、東側が鎌倉時代に作られたもの、西側は創建当時(奈良時代)のもの、と言うまさに唐招提寺の宝の一つ。大変貴重なものであること耐久性の問題(100年維持は持たない)で改修で降ろされたようです。今は新宝蔵(宝物館)で展示されているのでしょうか?平成の鴟尾は何年先までこの天平の甍を守り続けるでしょうか。

本尊は廬舎那仏坐像。3m超えるの大きな坐像。脱活乾漆造りで奈良時代末期に作られたそうです。さらに右側に薬師如来立像。こちらは平安初期作。また向かって左側には千手観音立像。こちらは廬舎那仏坐像と同じく奈良時代末期作とのことですが、廬舎那仏坐像よりは少し時代が下るそうです。千手観音像というだけにかつては1000体あったと言われている腕は、それでも現在953本あるらしいです。

>「脱活乾漆像(だっかつかんしつぞう)」の「脱活」とは「張子の虎」のように内部が
空洞と言う意味で「乾漆」とは「漆」が乾いて堅くなったと言う意味。

金堂の後ろには講堂があり、平城宮の東朝集殿を移築・改造したもの。奈良時代宮廷建築の唯一の遺構として極めて貴重なもの。

御影堂には鑑真和上坐像が安置されています。


薬師寺

2010年03月25日 | バラ
古色の東塔、極彩色の西塔、薬師三尊像を祭る金堂、玄奘三像院伽藍、平山画伯の描いた壁画

まず、トップの画像を撮るのに苦労。金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は独特なもので、 頑張ってみました。どこに立っても東塔、金堂、西塔の3つを納めることが出来なくて、やっと撮れた一枚。両端の塔が少し欠けてています(;^_^A アセアセ・・・

独特な配置は、薬師寺式伽藍配置と呼ばれ、この華麗な伽藍も数次の火災にあって次々と焼失し 創建当時の姿を残すのは東塔のみです。

東塔



金堂



竜宮作りとも言われるように美しい建物で、堂内の荘厳は美を尽くし明かりがなくても金色に輝いたと伝えられています。
薬師三尊像とは、薬師如来さまを中央に、日光菩薩、月光菩薩と合わせて言います。如来さまは
医王如来さまともいい、私達の心身を救ってくださる仏さま。菩薩さまは如来様を手助けする仏さまです。薬師三尊像は、美しいお姿で、見ていてあきない仏さまです。


大講堂

弥勒三尊像が安置されていて、伽藍の中で一番広いので学僧が集まり経典を講讃した講堂。




玄奘三蔵院



玄奘三蔵院の玄奘塔に祀られている玄奘三蔵像は、大川逞一仏師の手によって作成されたもの。右手には筆を、左手には貝葉(インドのお経)を手にしており、天竺からの帰国後、経典の翻訳作業中の玄奘三蔵の姿がモデル。玄奘三蔵は『西遊記』で有名な中国唐時代の歴史上の僧侶です。

平山郁夫画伯が入魂された、玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」は、玄奘塔北側にある大唐西域壁画殿に絵身舎利としてお祀りしています。


数年前から、昔、存在していた場所や人を感じたくなりました。8回の転居で出会い作りあげた関係が少しずつ疎遠になること感じました。今作り上げている暮らしは、やはり、交通の便が悪く閉じこもっていることが多くてむなしいと感じる日々もありで。このままじゃいけないって切に思い、今回奈良観光を決めました。


今回の旅の一番の目的は、平山郁夫画伯の「大唐西城壁画」を観て、玄奘三蔵像を拝観すること。ネットで界隈の観光を検索していたら、想いに添う観光コースがあり乗っかりました。メールをやり取りしていた以前の街でのお仲間に声をかけてみたら、お付き合いしてくださるとのこと。トントン拍子に計画が決まり決行。



私が子供の頃、「西遊記」というドラマが大人気でした。
そんな子供の頃、大好きだった「西遊記」は、経を求めてインドへ出たこの玄奘三蔵だったと知ったのは大人になってからです。


一号壁には、中国長安の夜明けが描かれ~七号壁には、インドナーランダーの月が描かれています。
絵筆のタッチ、彩色には力強ささえ感じました。

「人間はどう生きれば苦しみからすくわれるのか」

その答えを求めた旅だったのでしょうか。

そんなことを想像しながら平山郁夫画伯の絵を眺めているだけで、玄奘三蔵像を拝むだけで、心の中の迷いも、すっと落ち着いていくような気がしました。

今回の旅のコース、トリノ・エジプト展、震災から立ち直った神戸、以前暮らしていた街、奈良の仏像たちを巡る旅は、有意義な旅となりました。

ただ、朱雀門はバスの中からしか見れなかったので、近いうちに自分の足で平城宮跡にたって見たい。




慈光院

2010年03月24日 | バラ
路地を入ったところに門がある静かな寺。

住職さんのお話によると

寺としてよりも境内全体が一つの茶席として造られており、表の門や建物までの道・座敷や庭園、そして露地を通って小間の席という茶の湯を見据え 全国的に見ても貴重な場所となっているそうだ。

お菓子とお抹茶を頂きながらの説明に納得。

仏像に関心なくても、お勧めのお寺です。





















薄墨桜

2010年03月24日 | バラ






悪天候で、お花見の時を気になさっている皆さんが多いこの頃だと思いますが。。

私は、荒れ模様の天候を心配して出かけた神戸奈良の旅だったけれど、桜開花開花が早まり、丁度、薬師寺の薄墨桜を楽しんできました。。

金堂、東塔、西塔がある棟から道路を隔てて反対側の玄奘塔に続く本坊事務所の前に咲いている。

一本桜で、昭和51年に岐阜県梶尾村(現副住職の生まれ故郷)から苗木を寄進してもらった桜である。

親木の薄墨桜は、年々傷みが進み管理が中々大変と聞いている、うん十年前見た時も、大きく育った枝を支えるには支えがなほどの大木。これから先、いつ枯れ果てるか分からない桜。そんな木が、こうして、育っているのは良い。

薬師寺では、2本の薄墨桜が育つ。

法隆寺

2010年03月24日 | バラ
JR西宮駅から直通でいく電車で近鉄奈良駅下車。
奈良近鉄から、観光バスに乗って、西まわりで長閑な車窓からの眺めながらの寺巡りに出発。

まずは、平城宮跡を通り抜け、世界遺産が点在する西の京、斑尾、日本の原風景を満喫。


「法隆寺」

五重塔
高さ34mの日本最古の五重塔

中門
西院と東院からなる境門。
飛鳥時代の建築様式を伝え、深い軒、エンタシスの柱などの特徴が見られる。



金堂
貴重な仏像、鳳凰、が飛ぶ天井の天蓋、壁画(消失したので現在はパネル)が素晴らしい。聖徳大使様のために作られた本尊の釈迦三尊像、日本最古の四天王像など、飛鳥から鎌倉時代の優れた仏像を管理。
以前は、薄暗くてよく見えなかった内陣ですが、今は照明なども工夫されとても明るくなりました。
御本尊の釈迦三尊像、四天王像のお顔もはっきり見えます。色鮮やかな壁画までよく見えるようになったのは、うれしいかぎりです。





軒下の雲斗雲肘木は、宮大工の優れた技が伺える。



夢殿
太子をしのぶ八角円堂。
太子が瞑想していると、夢に仏が現れたという伝説もある。




回廊
美しい建築物だ。
エンタシス風の柱と連子窓で作られたこの回廊こそが雰囲気をかもしだす。三月の柔らかな日差しがこの連子窓から差し込んでくる。この光と影が織りなす美しさは時間とともに変化し、また四季折々風を導いては、五重塔や金堂を浮かび上がらせる。とても爽やかな空間だと思う。
この連子窓は以後の日本建築に頻繁に見られる。







アルバム(神戸2)

2010年03月23日 | バラ



















中華街入り口、鳥居をくぐって直ぐ左手にある「楽園酒家」というお店を夕食のお店に選んだ。
美味しいという親友のお勧めと、夕食時間にも関わらず、直ぐ入れたから。席に着くと同時にドアが開きお客さんが次々入ってこられたけれど、満席ということで店の人の丁重なお断りが続いた。
私達はラッキーだった。

最初の料理が出てくるまで少し時間がかかったけれど、どのお料理も美味しい。お勧めです。

水餃子、春巻き、海鮮焼きそば、生一口ビール


アルバム(神戸)

2010年03月23日 | バラ
JR三宮駅を降りて神戸市立博物館で開催「トリノ エジプト展」を目的に歩くと、花時計が迎えてくれた。
あたりは高層ビルが立ち並び、さすが神戸という雰囲気。あの忌まわしい震災の害など一瞬見ただけでは感じさせない。
観光のためのユニークなバスなどが走っていて、楽しい街という雰囲気。


予約していてくださった「東荘」で昼食を済ませて博物館へ

トリノ エジプト博物館のコレクションが日本では始めて展示されていて息を呑む。少年王ツタンカーメンの彫像、ミイラ、彩色木棺、パピルスなどのから、古代エジプトの暮らしに浸る。

博物館を後に、異人館まで歩くことに。

程なく朱塗りの鳥居「生田神社」に到着。

神殿へ進むと、厳かに挙式の最中。巫女さん踊る浦安の舞いを見つめる婿さんと花嫁さんの姿がまばゆい。お幸せに。















境内の裏手に行くと、静かな森。近くに繁華街があるなどと想像もさせない静けさがある。人はまばら。ここは、「生田の森」。
森の中で目を閉じてみた。うっそうと茂る若い木々が街のざわめきを吸い取り、野鳥の鳴き声だけが響いた。

 数株の古木を残し、一帯を焼き尽くした神戸大空襲から六十年。本殿が倒壊した阪神・淡路大震災から十年。森はいつの世も幾多もの災禍(源平の戦いでも)に巻き込まれ、そのたびに再興を果たした。根っこから天に目をやると 青葉は空に映える。

 諸行無常。それは、ただ滅びゆくことではない。再び生まれくるものがある。









南西側の山本通に面する「旧ハンセル邸」
ハンセル氏は、英国人建築家で、京都の同志社、平安女学院大阪のプール女学院などの学校も手掛けておられるだけあって、ご自身もお宅はさすが~。

内部は撮影禁止で写真はありませんが、200点余りの浮世絵コレクション、日本画、世界各地から集められた象牙、珊瑚などの骨董品のコレクションが圧巻です。


画像は、お庭からみた邸宅。








「風見鶏の館」
赤レンガと尖塔の上の風見鶏で有名な神戸異人館の中心的建造物で、 明治42年にドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の自邸として建てられた邸宅。

阪神大震災でダメージを受けたというが、見事復活して、現在に至る。


屋根上に付く風見鶏は、風の向き知る目的でつけられているが、警戒心の強い雄鶏を使うことにより、魔よけとキリスト教発展のためという。

トーマス夫妻にはエルザという令嬢がいて、エルザを愛していらした様子が家具調度品からも伺えた。























随分、歩きました(;^_^A アセアセ・・・

JR三宮駅~花時計~市役所~市立博物館~生田神社~ハンター坂~異人館通~旧ハンセル邸~北野通り~風見鶏の館~北野天満宮~オランダ坂~うろこの家(外見だけ)~北野遊歩道~(お茶タイムの予定がお店予約時間で利用できずなので幻のフロインドリーブ)~三宮~中華街へ

一人だったらめげたかも、でも、二人道中なつかしのおしゃべりが弾んで疲れも感じずの楽しい散策



のらぼうなの収穫とお料理

2010年03月13日 | 野菜とハーブ
インターネットのお友達に、のらぼうな、という関東方面の郷土野菜の種を頂いて蒔きました。
冬を越して美味しくなる野菜で、今日収穫に至りました。

収穫した菜

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収穫後の株

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茹でた「のらぼうな」

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からし和え

茹でたのらぼう菜をつまみぐいしてみると菜の花のような味がしたので、まず、からし和えにしました。

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炒めもの

夕食のメインは焼肉
肉を焼いた後のフライパンで、軽く炒めて塩コショウしてみました。

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