(英語で)出発しよう!

2015-04-24 10:05:08 | get-give動詞でこれだけ話せる

Eat well, Live well.という味の素のコマーシャルが流れています。
「上手に食べる、上手に生活する」といった意味でしょう。
これを見たら、日本の英語教育の悪影響を受けた人は、「動詞の大文字、それも原形で始まるのは命令形なり」と判断するでしょう。このコマーシャルを作った人は、「上手に食べ、上手に生活しなさい」という意味を伝えようとしたかどうかわかりません。
しかし日本人以外はそうはとらえないと思います。そのまま「上手に食べる、上手に生活する」と言葉のイメージが浮かべます。
  Eat well, Live well.
だから、以下のようなことばとしての展開表現となるのです。
  I eat well, live well.
  I ate well, lived well.
  I will eat well, live well.
  I can eat well, live well.
  I want to eat well, live well.
  I have to eat well, live well.
  I am eating well, living well.
  I have eaten well, lived well.
日本人は英文読解のための手法を学んだが、話すための手法、つまり英語を話すためのトレーニングがまったく欠けていたのです。どうですか。このブログを読まれてきて日本語訳は必要ですか?



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[今日の学習]

get の動詞フレーズ

getの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのgetの動詞フレーズだけで,合計259の文例が所収されています。

一部サンプルを公開しています。ぜひご覧ください。
ただし、教材の一部を切り取っているので画面が広がります。

   【getの動詞フレーズのパターン】「日常会話必須基本16動詞編HTML版」より

【解説】

[VC感覚] get+ing形動詞フレーズ/ed形動詞フレーズ

getの基本的な意味が、「ある状態を得る、~に到達する」という意味なので、「ing形動詞フレーズやed形動詞フレーズが表す状態になる、到達する」といった表現となる。

  ing形動詞フレーズを導く場合は、「~しながらの状態になる」
  ed形動詞フレーズを導く場合は、「~された状態になる」

これらは、be動詞を使って、進行形や受身形となるが、getを使うとより動的な意味となる。

  Those two women are talking.   
  あの二人の女性は話をしている
  Those two women get talking.   
  あの二人の女性は話をし始める

  This clock was broken.     
  この時計は壊れていた
  This clock got broken.     
  この時計は壊れた

日常会話でgetほどよく使われる動詞はないでしょう。
なぜならbe動詞で表現するより動的に、つまり「大げさに」表現できるからです。
今回の文例にはほとんど登場していませんが、getがed形動詞フレーズをとる表現はとても多いです。

(6) 彼の話はいよいよおもしろくなった
(7) 私たちは互いに知り合いになった
(8) 町のこの辺りに、あなたはすぐに明るくなるでしょう
(9) 彼はすぐに新方式に慣れた
(10) 私は通信販売詐欺でいっぱい食わされた
など、この教材には、31文例を所収しています。

いずれにしてもことばというものは連携して覚えなければ記憶は消えていきます。

【瞬間英作トレーニング】

(1) 出発しよう!
     get moving

(2) どしどしやれ, ぼやぼやするな!
     get cracking

(3) さあ,出かけよう!
     get going


【解答】
(1) Let's get moving.

(2) Get cracking!

(3) Come on, let's get going!

      サクサク瞬間英作トレーニング16動詞編
      PDF版より抜粋

      日常会話必須基本16動詞編
      HTML版サンプル

      日常会話必須基本16動詞編
      HTML版動詞フレーズ感覚別表現サンプル
      「日常会話必須基本16動詞編HTML版」に含まれています。

以下は、「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)からの抜粋記事です。

[3] getをV←C感覚で使う 基本形

●V←C感覚について


  get+形容詞
  She got angry about my table manners.
  彼女は私のテーブルマナーに腹を立てた

■getをV←C感覚で使う 応用形

●動詞からの造語を使ったワンランク上の表現


V←C感覚というのは、動詞(V)と補語(C)が結びついた動詞フレーズだ。getが補語を導く場合の意味は、「人や物がある状態を得る」と状態への到達を表し、基本的にはget angryなどのように形容詞が伴うが、この状態を動詞からの造語を使って表現することがある。
この場合には、ある意味で静止的な意味を持つ形容詞を使った表現よりも、より動的な表現となる。
つまりbe動詞のフレーズを使うと単なる「存在」を表すのに反して、getを使うと「到達」を表すので「やっとのことで」とか「どうにかして」といった意味合いとなります。
日本の英語教育では英語が話せないのは、例えば「be going to+動詞の原形」とは習うが、「be getting to~」とか、「be coming to~」は習わない。おかしな教育ですね。
注目してほしいのは、getは3つの動詞フレーズを導くことだ。文法で言うと、(1)は不定詞、(2)は現在分詞、(3)は過去分詞です。
今回は、(2)のget+ing形動詞フレーズ (進行的な状態への到達を表す)表現です。つまりbe動詞を使ったもの)進行形)よりも、動的な意味となります。

 (1) V←C感覚 get+to+原形動詞フレーズ (行為への到達を表す) 
   
   You will soon get to like it.
   あなたはじきそれが好きになるでしょう

 (2) V←C感覚 get+ing形動詞フレーズ (進行的な状態への到達を表す)

   We got running.
   私たちは、走り始めた、走り出した

 (3) V←C感覚 get+ed形動詞フレーズ (受身的な状態への到達を表す)

   This clock got broken.
   この時計は壊れた

文を生産する場合は、ワンフレーズから始め、それをきちんとした、あるいは場面に応じた表現に組み立てていく作業が欠かせない。ことばの表現は小から始め、大へと進むもので、決してその逆ではない

【英語発想を身につけなさい】
  Running. 走っている
   ↓
  Get running. 走り出す、走り始める
   ↓
  We got running.
  私たちは走り出した、走り始めた

【Sample Sentences No.5-1】
 (1) Well, we have to get going. Thank you for everything.
   では、そろそろ参ります。色々とお世話になりました(挨拶)
 (2) Things haven't got going yet.
   事態はまだ熟していない[軌道に乗っていない]
省略

 自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
get runninggetting runninggot running
① 現在形動詞フレーズ② 過去形動詞フレーズ
get(s) runninggot running
③ 原形動詞フレーズ ④ ing形動詞フレーズ ⑤ ed形動詞フレーズ
一般動詞5段活用 VC感覚(動詞+補語)走り始める  

※実際のプログラムを省略しています。ご了承ください。
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
  We get running.
  走り出す、走り始める
  ※現在形動詞フレーズは肯定形だけで使われる。
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
  We got running.
  (その時)走り出した、走り始めた
  ※過去形動詞フレーズは肯定形だけで使われる。
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
  We will get running.
  走り出すでしょう、走り始めるでしょう
  She seems to get running. 推測
  走り出すようです、走り始めるようです
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
  We are getting running. 状態
  走り出そうとしている、走り始ようとしている
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為)
  We have just got running.
  ちょうど走り出そうとした、走り始ようとした

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【getの動詞フレーズ】

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日常会話必須基本16動詞 英語脳構築に最適 イギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)は、たった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱しました。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16です。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は一定の範囲の基礎語の組み合わせで多様な意味を表し、かつ英語にはそのようなことばを好んで使う傾向があるとしました。