ミネルヴァさんとのサウンド交流の翌日の12日、伊吹山に登ってきました。伊吹山は日本百名山に入っている独立峰で滋賀県に位置しますが、名古屋からも遠望できます。私がこの山の存在を知ったのは、新幹線が博多に開通した40年前になります。車窓からの姿を前に、父親から伊吹山の名前を教えてもらったことを、憶えています。その後、日本中の山に登っていますが、横浜に住んでいると関西の山に登る機会は限られます。ミネルヴァさん宅訪問が決まってから、天候次第で伊吹山登山を考えていました。幸い、晴れ間が広がり、登山日和となりました。
大津駅を早朝出発し、米原の先、近江長岡を目指しました。近江長岡駅からの伊吹山です。ここまで来るともう関ケ原が目前です。
アップダウンの少ない、登り一本調子の登山道でした。丹沢の大倉尾根を思い出しました。仕事用のノートPC類も背負ったので、いいトレーニングになりました(汗)。冬季は雪国と化すこの地域ですが、さすがに下界に雪はありません。頂上付近にわずかに残雪が見えます。
高度を上げると眼下に琵琶湖が見え始めました。山からの琵琶湖の眺めは、伊吹山ならでは楽しみの一つです。山頂まで終始琵琶湖を見下ろしながらの歩程となりました。
樹林がほとんどないのもこの山の特徴で、見晴らしがよかったです。眼下の平坦部を新幹線や東海道本線、名神高速道路が通っています。
頂上付近です。わずかに残る残雪の上を歩きます。
頂上に出て初めて見える展望もありました。北陸方面の山々です。能郷白山(福井)や本家加賀の白山も見ていました。もっと天候がよければ北アルプスや御岳山、乗鞍岳も見えたはずです。
伊吹山のピークです。オーディオ訪問に絡めた百名山登山、実は最初の試みでした。いいペースで登ったため、午後の時間に余裕が生まれました。前日断念した立木音楽堂を目指すことにしました。ガストロノームで購入したあんパンを頬張り、下山を急ぎます。
登山口発、近江長岡駅行きのバスまで2時間ほど余裕があったため、テクテクと歩くことにします。どこかで見たことのあるシーンです。NHK-BSの自転車旅の番組で、火野正平さんがこの付近を訪れる回がありました。結構な坂を登らないとここまでは来れません、大変だったでしょう。
大津でも遅めの桜を見ましたが、さらに奥まった伊吹山の麓の桜は、散り始め、といった感じでした。この時期の山は、ビデオテープを巻き戻したような光景に出合えるので、気に入っています。
レンギョウも、そんな巻き戻しの一例です。
近江長岡駅には午後2時前には戻れました。東海道本線で石山駅で下車、バスで立木音楽堂方面へ向かいます。弘法大師ゆかりの立木観音の辺りは、ちょっとした渓谷です。琵琶湖直後ではゆったり流れていた瀬田川ですが、ガラリと表情を変えます。
立木観音からは結構な距離を歩きました。鹿跳橋あたりまではバスが頻繁に通っているのですが、そこから先は急に減ります。行かれる方はマイカーがお勧めです。閉店前の1時間でしたでのお客さんは誰もおらず、特等席を確保です。薄日に輝く瀬田川を見ながらしばし休憩です。
山の疲れを癒すなら甘いケーキは向いていますね。美味しいコーヒーと一緒にいただきました。
加えて音楽も。タイミングよくシャコンヌが流れてきました。SONY製のスピーカーがさりげなく置かれていました。オーディオ機器を詮索するのは、ここでは止めておきましょう。
石山駅から瀬田の唐橋が近いことが分かり、寄ってみました。たまたま最近読んだ本で、この橋は信長が作らせたと知りました。色は黄土色でしたが、個人的にはえんじ色がいいと思うのですが・・・。唐橋を往復した後、石山駅から新快速に乗り兵庫へと戻りました。
オーディオ訪問、滋賀豚、音楽堂、三井寺、琵琶湖、伊吹山、瀬田川と滋賀滞在を楽しんだ2日間となりました。遠くないうちに比叡山越えをやってみたいです。
大津駅を早朝出発し、米原の先、近江長岡を目指しました。近江長岡駅からの伊吹山です。ここまで来るともう関ケ原が目前です。
アップダウンの少ない、登り一本調子の登山道でした。丹沢の大倉尾根を思い出しました。仕事用のノートPC類も背負ったので、いいトレーニングになりました(汗)。冬季は雪国と化すこの地域ですが、さすがに下界に雪はありません。頂上付近にわずかに残雪が見えます。
高度を上げると眼下に琵琶湖が見え始めました。山からの琵琶湖の眺めは、伊吹山ならでは楽しみの一つです。山頂まで終始琵琶湖を見下ろしながらの歩程となりました。
樹林がほとんどないのもこの山の特徴で、見晴らしがよかったです。眼下の平坦部を新幹線や東海道本線、名神高速道路が通っています。
頂上付近です。わずかに残る残雪の上を歩きます。
頂上に出て初めて見える展望もありました。北陸方面の山々です。能郷白山(福井)や本家加賀の白山も見ていました。もっと天候がよければ北アルプスや御岳山、乗鞍岳も見えたはずです。
伊吹山のピークです。オーディオ訪問に絡めた百名山登山、実は最初の試みでした。いいペースで登ったため、午後の時間に余裕が生まれました。前日断念した立木音楽堂を目指すことにしました。ガストロノームで購入したあんパンを頬張り、下山を急ぎます。
登山口発、近江長岡駅行きのバスまで2時間ほど余裕があったため、テクテクと歩くことにします。どこかで見たことのあるシーンです。NHK-BSの自転車旅の番組で、火野正平さんがこの付近を訪れる回がありました。結構な坂を登らないとここまでは来れません、大変だったでしょう。
大津でも遅めの桜を見ましたが、さらに奥まった伊吹山の麓の桜は、散り始め、といった感じでした。この時期の山は、ビデオテープを巻き戻したような光景に出合えるので、気に入っています。
レンギョウも、そんな巻き戻しの一例です。
近江長岡駅には午後2時前には戻れました。東海道本線で石山駅で下車、バスで立木音楽堂方面へ向かいます。弘法大師ゆかりの立木観音の辺りは、ちょっとした渓谷です。琵琶湖直後ではゆったり流れていた瀬田川ですが、ガラリと表情を変えます。
立木観音からは結構な距離を歩きました。鹿跳橋あたりまではバスが頻繁に通っているのですが、そこから先は急に減ります。行かれる方はマイカーがお勧めです。閉店前の1時間でしたでのお客さんは誰もおらず、特等席を確保です。薄日に輝く瀬田川を見ながらしばし休憩です。
山の疲れを癒すなら甘いケーキは向いていますね。美味しいコーヒーと一緒にいただきました。
加えて音楽も。タイミングよくシャコンヌが流れてきました。SONY製のスピーカーがさりげなく置かれていました。オーディオ機器を詮索するのは、ここでは止めておきましょう。
石山駅から瀬田の唐橋が近いことが分かり、寄ってみました。たまたま最近読んだ本で、この橋は信長が作らせたと知りました。色は黄土色でしたが、個人的にはえんじ色がいいと思うのですが・・・。唐橋を往復した後、石山駅から新快速に乗り兵庫へと戻りました。
オーディオ訪問、滋賀豚、音楽堂、三井寺、琵琶湖、伊吹山、瀬田川と滋賀滞在を楽しんだ2日間となりました。遠くないうちに比叡山越えをやってみたいです。
そうですか、白山などの北側の眺望が見られるのですね。お天気が良い日に通ったら、関ヶ原インターから、車で登ってみます。
伊吹山は車でかなりの高さまで登れるのでいいですね。名古屋や大垣からの印象が強く、中京の山のイメージがありますが、北陸や関西方面の見晴らしが見事です。新幹線はいつも夜移動ですし、冬は大雪もあって、なかなか姿を見れない山ですね。
ちょうど日本海側からの雪雲の通り道なんでしょうね。最近は、それほどでもないようです。
昨夜から四国入りして、徳島の百名山、剣山の頂上です。なんか、ツイッター気分です。
伊吹山に、そのような記録があったのですね。関ヶ原を通る新幹線が雪景色になるのも納得です。部分的には、北陸新幹線とも言えますね。