数日前の帰宅途中でしたが、駅から歩いていると金木犀の香りがしました。これでようやく私の中では、秋のスイッチが入りました。そして、ここから師走までの慌ただしさは毎年のことです。特に今年はその感が強くなりそうです。それでも忙しいときこそ、音楽を聴く時間は確保したいところです。
さて、コーヒーの事を前々回の記事で書きました。コーヒーはやはり挽きたてが一番です。家では便利さから、専らペーパードリップですが、私なりに注意している点は
・沸騰後しばらく置く(95度)
・カップは事前に温める
・しっかりと蒸らす
・「の」の字を描いてお湯を注ぐ
こんなところですかね。9月の最後の日曜日、philewebつながりでキタサンさんの主催するプライベートジャズ喫茶に行って来ました。同じくphilewebのいたちょうさんも同行です。拙宅とは比較にならないおいしいコーヒー(とお酒)をいただきつつ、ジャズとJ-POPSを楽しませていただきました。キタサンさんには5月に拙宅に来ていただいてますので、夏を挟んでの4か月ぶりの再会でした。
メインシステムでお使いのSP、モニターオーディオのPL100です。専用のスタンドとウェルフロートで足元を支えています。定評のあるB&Wの805のライバル機の位置づけでしょうか。同社のSPをじっくり聴く機会は初めてです。
アンプはオーディオデザインのセパレート式です。以前はラックスマンのより高額のセパレートを使っていたようです。送り出しはマランツの中堅機SACD/CDプレーヤーSA-11S2です。ただしトランスポートとして使われていて、ソフトンの真空管DACでアナログ信号に変換されています。
壁にはルームチューニング材がかなりの数、配置されていました。反射、吸収、拡散といった機能の違い、大きさの違い、そして配置によってまさにチューニングをされていました。ちなみに中央の集合写真は1958年のNYの一コマで、ジャズに詳しい方ならご存知ですね。以前はジャズ喫茶にも通われていたようですし、生でCurtis FullerやBenny Golsonの演奏も聴かれたと伺いました(羨ましい)。ただしジャズ喫茶の音と、ご自身の求める音の違いにも気付かれたようです。ジャズには熱さ、押し出し感など求めがちですが、結局はご本人がどんな音で鳴らしたいのか、ここがブレなければいいのではないでしょうか。
まず音の全体的な印象ですが、非常に丁寧な音を作られていると思いました。ご本人は軽い音と言われていますが、私の印象は異なります。PL100のリボンツィーターが効いてるのか、高音の美しさが特に印象が残りました。一方で音に芯があるので、シンバルやトランペットの出だしがとても気持ち良いのです。確かに低音は控えめで殆ど意識も向かいませんでしたが、それがキタサンさんが求める音なのでしょう。部屋は短辺配置でしたが音場の広がりも感じました。いたちょうさんと横に並んでの鑑賞でしたが、センターポジションであればもっと広さを感じたはずです。これはルームチューニングの成果だと思います。
今回の訪問の楽しみの一つが、セカンドシステムで使われているALR/JordanのClassic1でした。これは拙宅のセカンドでも使っているSPです。以前は机の上に載せている様子を日記で拝見しましたが、今ではちゃんとSPスタンドを充てられています。ただし、こちらの部屋、元々ピアノの練習用の部屋だったようで、かなりデッドです。会話がほとんど響きません。いろいろとご苦労があったようですが、チューニング材やSPの配置、さらにはジャンルの使い分け(主にPOPS)で対処されています。丁寧な音というキーワードはメインシステムに通じます。定番?の八神純子「思い出のスクリーン」をリクエストいたしました。
後半は、プライベート居酒屋「キタサン」さんに移行です。写真はクラシック音楽を聴かせ熟成させたという、黒糖焼酎「れんと」です。アルコールが入ると、オーディオとは言えジャズがBGMになってしまいすが、これはこれで贅沢な時間です。
オーディオを突き詰めていくと部屋の大切さ、影響力を感じることになりますが、部屋は簡単には変えられません。与えられた部屋でベストを尽くすしかないのが、多くのオーディオファンの置かれた状況ではないでしょうか。マイホーム購入後かなり年数が経ってオーディオ熱にかかった私も、キタサンさんのチャレンジには共感します。晩夏の楽しい日曜日を、ありがとうございました。
この日はTony Bennettをはじめ、3枚ほどCDを持ち込んでだのですが、帰路、池袋駅に着いたところで置き忘れたことに気付きました。しばらくはそちらで、お聴きください。替わりというわけではありませんが、この日、一番気に入ったBlue Mitchellの『Blue Soul』、さっそく渋谷のタワーレコードで購入しました。
さて、コーヒーの事を前々回の記事で書きました。コーヒーはやはり挽きたてが一番です。家では便利さから、専らペーパードリップですが、私なりに注意している点は
・沸騰後しばらく置く(95度)
・カップは事前に温める
・しっかりと蒸らす
・「の」の字を描いてお湯を注ぐ
こんなところですかね。9月の最後の日曜日、philewebつながりでキタサンさんの主催するプライベートジャズ喫茶に行って来ました。同じくphilewebのいたちょうさんも同行です。拙宅とは比較にならないおいしいコーヒー(とお酒)をいただきつつ、ジャズとJ-POPSを楽しませていただきました。キタサンさんには5月に拙宅に来ていただいてますので、夏を挟んでの4か月ぶりの再会でした。
メインシステムでお使いのSP、モニターオーディオのPL100です。専用のスタンドとウェルフロートで足元を支えています。定評のあるB&Wの805のライバル機の位置づけでしょうか。同社のSPをじっくり聴く機会は初めてです。
アンプはオーディオデザインのセパレート式です。以前はラックスマンのより高額のセパレートを使っていたようです。送り出しはマランツの中堅機SACD/CDプレーヤーSA-11S2です。ただしトランスポートとして使われていて、ソフトンの真空管DACでアナログ信号に変換されています。
壁にはルームチューニング材がかなりの数、配置されていました。反射、吸収、拡散といった機能の違い、大きさの違い、そして配置によってまさにチューニングをされていました。ちなみに中央の集合写真は1958年のNYの一コマで、ジャズに詳しい方ならご存知ですね。以前はジャズ喫茶にも通われていたようですし、生でCurtis FullerやBenny Golsonの演奏も聴かれたと伺いました(羨ましい)。ただしジャズ喫茶の音と、ご自身の求める音の違いにも気付かれたようです。ジャズには熱さ、押し出し感など求めがちですが、結局はご本人がどんな音で鳴らしたいのか、ここがブレなければいいのではないでしょうか。
まず音の全体的な印象ですが、非常に丁寧な音を作られていると思いました。ご本人は軽い音と言われていますが、私の印象は異なります。PL100のリボンツィーターが効いてるのか、高音の美しさが特に印象が残りました。一方で音に芯があるので、シンバルやトランペットの出だしがとても気持ち良いのです。確かに低音は控えめで殆ど意識も向かいませんでしたが、それがキタサンさんが求める音なのでしょう。部屋は短辺配置でしたが音場の広がりも感じました。いたちょうさんと横に並んでの鑑賞でしたが、センターポジションであればもっと広さを感じたはずです。これはルームチューニングの成果だと思います。
今回の訪問の楽しみの一つが、セカンドシステムで使われているALR/JordanのClassic1でした。これは拙宅のセカンドでも使っているSPです。以前は机の上に載せている様子を日記で拝見しましたが、今ではちゃんとSPスタンドを充てられています。ただし、こちらの部屋、元々ピアノの練習用の部屋だったようで、かなりデッドです。会話がほとんど響きません。いろいろとご苦労があったようですが、チューニング材やSPの配置、さらにはジャンルの使い分け(主にPOPS)で対処されています。丁寧な音というキーワードはメインシステムに通じます。定番?の八神純子「思い出のスクリーン」をリクエストいたしました。
後半は、プライベート居酒屋「キタサン」さんに移行です。写真はクラシック音楽を聴かせ熟成させたという、黒糖焼酎「れんと」です。アルコールが入ると、オーディオとは言えジャズがBGMになってしまいすが、これはこれで贅沢な時間です。
オーディオを突き詰めていくと部屋の大切さ、影響力を感じることになりますが、部屋は簡単には変えられません。与えられた部屋でベストを尽くすしかないのが、多くのオーディオファンの置かれた状況ではないでしょうか。マイホーム購入後かなり年数が経ってオーディオ熱にかかった私も、キタサンさんのチャレンジには共感します。晩夏の楽しい日曜日を、ありがとうございました。
この日はTony Bennettをはじめ、3枚ほどCDを持ち込んでだのですが、帰路、池袋駅に着いたところで置き忘れたことに気付きました。しばらくはそちらで、お聴きください。替わりというわけではありませんが、この日、一番気に入ったBlue Mitchellの『Blue Soul』、さっそく渋谷のタワーレコードで購入しました。
横浜のVafanさんの影響でアナログ復活?するかも(笑)
とりあえず自分の出来る範囲で少しずつという感じでしょうか。
ただ これでなんちゃってジャズ喫茶から多少はマシになるかもです(笑)
もう一週間前になりますね。あらためてお礼いた
します。
少しずつだからこそ、長く楽しめるのではないかと
思います。洗浄も楽しくなります。
アナログ聴き逃した面々が再訪ですね。