～癒しの里四国の道を歩こう～
昨年、初参加。宿毛・愛南コースを歩きました。
今年は、「柏坂へんろ道１０キロコース」に挑戦。
愛南町柏の「DE・あい・21」がスタート地点です。
一緒に申し込んでいた坂もっちゃんが、
体調がしばらく悪かったので・・・今日はキャンセル。
だんなと息子とで参加。
河島翔馬さん
出発前のエールを送ってくれました。
つわな奥展望台で、青空コンサートをされますから、
彼は、車で行っちゃうそうです。
地元出身の俳人
夏井いつきさん
ゴール地点で、「句会ライブ」が行われます。
毎年、このへんろ道を歩いて参加だとのこと。
10：00 みんな、張り切ってスタート！
早速、お接待を受けました。
子どもたちが、「飴どうぞ」「頑張ってください」と。
そして、コスモスの花のお接待も。
柏坂登り口。さあ、山越えです。
「柳水」ではお茶のお接待、
「接待松跡」
みかんのお接待
こんな風に
地元の子供たちが
各所で
応援してくれます。
風は冷たいけれど、体は熱く、立ち止まって風をうけると
とても心地よい。出発前に河島さんが言われてたとおりです。
山の木々や、足元に落ちてるどんぐりや椎の実や栗や
そして大きなミミズやらを発見したり、
野口雨情のうたや、お遍路さんの言葉やら書かれている
札を読んだりしつつ足を進めました。
さて。今日のこのコース。受付時に渡されたもの、
去年同様、手ぬぐいと首からかける木の札。
そして、俳句を書くための用紙と鉛筆。
そうです。ゴール地点の津島町「風園」で
「夏井いつきさんの句会ライブ」が行われるんです。
参加者は、俳句を作って投句しないといけない、とか。
なので、私も一句考えながらのトレッキングでした。
つわな奥展望台に到着。
由良半島がきれいに見えます。
ここでお弁当。
そして、河島翔馬さんから歌声のお接待。
こんな、風景の中での青空コンサート。
お父さんの供養のために６年前には、ギターを担いで
四国八十八か所お遍路しながらそこで歌をうたったんだそうです。
その時に出会った和尚さんとの縁で、今もチャリティーコンサートで
まわってるそうです。
お父さんの歌も２曲歌ってくれました。
サインももらいましたよ。
「お父さんのコンサートに行きましたよ、宇和島に来られた時」
「え！そうなんですか！こっちの方、、西宇和の方に親戚の家があるんですよ」
などどお話もし。
それから、河島さんに、正当な「やっほー」のやり方、
というものを伝授してもらいました。
見晴らしの良い山頂などで叫びたくなる「やっほー！！」
これにも、「やっほー認定士」さんなるものが徳島におられるんだとか。
正式な「やっほー」習いましたよ！
今日は、遠慮気味に「やっほー」しましたが、
次回の南予アルプス登山の折には、みんなにも伝授して
気持ちよく「やっほーーーー！！」と叫ぶぞ！！
と、ひと時の休憩後は、下ります。
山柿
小さな実が
かわいい。
この木の道を下りたら、
酒まんじゅうのお接待。
ありがた～い。
こんな感じで、行く先々で、暖かい声掛けや道案内やおいしいモノが。
ついにゴール。
完歩チェックをし、
14：40頃。
ここではぜんざいをいただきました。
そして、「夏井いつき句会ライブ」
参加者が投句したものを、夏井さんたちが選句。
楽しく俳句が詠まれます。
ここで紹介されてわかったのですが・・
地元の人だけでなく、各地からの参加者があるようでした。
長野から社員旅行での参加団体とか、
広島、高知、岡山など県外からも。
そして、投句された中の、１０句には賞品が！！
で、な～～んと、ワタクシも、選ばれちゃいまして・・・
前まで呼ばれて、夏井さんとお話まで・・・。
ひゃ～～～。ぐしゃぐしゃの髪で、ぼろぼろなのに・・。
恥ずかしかった・・・・・
ちなみに
≪ ゆっくりと あるきなさいと 秋の風 ≫
「やさしい句ですね～」と夏井さんに言っていただきましたよ。
上位３句の方は、キム・チャンヒさんが、その句をイメージして
即興俳画を描いて、それを賞としてもらえるんです！
３位の句を作ったのは、なんと小学生。
しかも、、これで３回目の入選なんだって！！
すごい、すごすぎる！！
チャンピオンは、宇和島の方でした。
5・7・5 になってなかったのだけど、とてもいい句だとか。
来年のポスターにこの句が載ります。
≪ 野菊に母 大空に父の 温もり ≫
毎年このトレッキングに参加されてるそうで、
いつも亡くなったお母さんと介護をされているお父さんのことを
思って句を詠んでるそうです。
キム・チャンヒさんの即興の絵。
河島翔馬さんの、お父さんの供養としてギターを背負ってのお遍路。
今日の青空コンサートとも重なっての、ギターの絵だったようです。
盛大な拍手で会は〆られました。
「嵐坂ポケットパーク」からバスで柏の「de・あい・21」まで送られ、
帰路につきました。
楽しい一日でした。
そして、俳句にちょっと、興味を抱いた私でした。
来年は・・・・・・・・・・・と、欲も抱いたりなんかして・・