2009年 7月24日 帝国ホテル前にて天神祭 宵宮祭奉納水上薪能 を楽しませていただきました。
『三番叟』『羽衣』そして最後は『猩々乱』でした。
私は今までに『猩々』は聴いたことがあったのですが、『猩々乱』ははじめてです。
『猩々乱』が始まる前に能楽師の山本氏にご説明をしていただいたので、わかりやすく、また、楽しむことができました。
『猩々乱』は一般に知られている能楽のような摺り足ではなく、酒に酔った足取りで舞われる珍しい曲だそうです。
見ていると確かに足取りは『弴』な雰囲気で、興味深かったです。
私は能でも歌舞伎でも摺り足を見るのが好きですが、『猩々乱』のような足使いもいいなと思いました。
本当に酔ったイメージが沸き立ってくるようです。
お顔は笑っておられました。
薪の炎の光が面にうつり輝く度に、笑った表情は微妙に目尻を下げたり 口元を下げたように感じます。
能って深いなぁと初心者の私でさえ心が高鳴ります。
私の場合は能楽は知らないことが山ほどあって、鑑賞する度に多くの発見に巡り会うことができます。
この美しく心に響く能楽が、もっと多くの方に愛されるようになればいいなと思いました。
楽しい時間を過ごさせて下さいましてありがとうございました。
最後になりましたが、関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。
秩父夜祭では宮地屋台が猩々の刺繍を縫いこんでますよ。
屋台は祭りの引き回しだけでなく、秩父神社で「屋台歌舞伎」もします。
交代制ですがね。^±^
いつもコメントをありがとうございます☆
秩父夜祭
宮地屋台が「猩々」の模様(刺繍)が入ってるんですね☆
ショウジョウバカマがほんのり桜色って、素敵
「醇」な、味わいですね!
こういったお祭はわいわい仲間内でお酒をいただきながら楽しむのも一つかもしれませんね(^^)
尤も、そういった経験が無いので、なんだか寂しいです(*^-^*)
わたしの場合は、祇園祭^^
これが来ると、本格的に夏の到来です。
お祭って、良いですね!☆